島香裕(しまか ゆう)は、1949年5月6日生まれ、長野県出身の日本の俳優・声優です。ぷろだくしょんA組に所属し、テレビアニメ、海外映画の吹き替え、実写映画など幅広い分野で活動しました。2019年7月28日に70歳で逝去しています。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のレーザーウェーブ役、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のミハイル・カミンスキー役、ディズニー作品のグーフィー役など、世代を超えて親しまれるキャラクターを数多く担当しました。また、洋画吹き替えでは『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』のフレッド・G・ダンカン役や、『ママのフィアンセ/結婚に異議あり!』のレオナード・レッド・クロウ役でも知られています。
【島香裕とは?】1949年生まれ・長野県出身の俳優・声優プロフィール

島香裕は、低く落ち着いた声を生かし、アニメーションから海外映画の吹き替えまで幅広く活躍した男性俳優・声優です。
出演作品では、存在感のある男性キャラクターや、力強さを感じさせる人物を演じることが多く、作品の世界観を支える役者として多くの仕事を残しました。
島香裕の基本プロフィール| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 島香裕 |
| 読み方 | しまか ゆう |
| 生年月日 | 1949年5月6日 |
| 出身地 | 長野県 |
| 職業 | 俳優・声優 |
| 最終所属事務所 | ぷろだくしょんA組 |
| 逝去日 | 2019年7月28日 |
| 享年 | 70歳 |
| 声種 | バリトンからバス |
| 趣味・特技 | 歌唱 |
生年月日は1949年5月6日で、2019年7月28日に亡くなったため、享年は70歳です。出身地は長野県で、声優としての最終所属事務所はぷろだくしょんA組でした。
アニメイトタイムズの人物プロフィールでも、生年月日、出身地、最終所属事務所、代表作が紹介されています。
声優だけではなく俳優としても活動島香裕の経歴で注目したいのは、声優業だけに活動を限定していなかったことです。
実写映画への出演歴もあり、特に知られているのが、黒澤明監督の1980年公開映画『影武者』です。同作では原甚五郎役を務めました。
映画データベースのKINENOTEにも出演者として名前が掲載されており、島香裕が実際に映像作品の俳優としても活動していたことが確認できます。
声だけで人物を表現する声優と、身体を使って役を演じる俳優。その両方の経験が、長年にわたる出演歴を形づくっていました。
【島香裕の経歴】ぷろだくしょんA組での活動と後進の育成
島香裕の活動を理解するうえで、所属事務所と教育活動にも目を向ける必要があります。
最終的な所属先はぷろだくしょんA組です。過去の所属歴としては、劇団新人会映画放送部、九プロダクション、ぷろだくしょんバオバブ、アーツビジョンなどが人物プロフィール資料に記録されています。
所属先を変えながら、アニメ、映画、海外ドラマなど異なるジャンルの仕事に携わってきたことが、出演歴の幅広さにつながっています。
東京声優プロデュースで講師を担当島香裕は、出演者として活動するだけでなく、後進の育成にも携わっていました。
晩年には東京声優プロデュース(TSP)で講師を務め、自身の私塾「声優教室グーフトゥループ」でも指導にあたっていたとされています。
声優の仕事は、作品ごとに異なるキャラクターの感情や個性を声で伝える専門職です。長年にわたって多様な役を担当してきた島香裕が、若い世代に技術や経験を伝える立場にあったことは、その活動を振り返るうえで見逃せません。
2019年8月5日に掲載された訃報でも、島香裕の声優活動と後進の指導について触れられています。
【島香裕の出演作品】アニメ・ゲーム・ディズニーの代表的な役柄
島香裕の出演歴を振り返ると、1980年代のロボットアニメから、2000年代以降の人気アニメ、ディズニー作品まで、長い期間にわたってさまざまな役を担当していたことが分かります。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のレーザーウェーブ島香裕の代表的な出演作として挙げられるのが、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』です。
同作ではデストロン軍団のレーザーウェーブ役を担当しました。ロボット生命体同士の戦いを描く作品で、個性的なキャラクターが数多く登場するなか、島香裕も印象的な役柄を担っています。
『トランスフォーマー』シリーズは、1980年代のロボットアニメを代表する作品の一つです。シリーズ作品を通じてキャラクターの声に親しんだ視聴者にとって、島香裕の出演歴を知るきっかけになる作品といえます。
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のミハイル・カミンスキーガンダムシリーズでは、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のミハイル・カミンスキー役を担当しました。
ミハイル・カミンスキーは、ジオン公国軍の特殊部隊サイクロプス隊に所属する人物です。作品のなかでも重要な存在であり、ガンダムシリーズのファンにとって印象に残るキャラクターの一人です。
島香裕はアニメだけでなく、関連ゲームでも同役を担当した記録があります。テレビアニメの出演にとどまらず、ゲーム作品にも活動の幅を広げていたことが分かります。
『機甲戦記ドラグナー』や『コードギアス』にも出演ロボットアニメでは、『機甲戦記ドラグナー』のベン・ルーニーやゴルを担当しています。
また、2000年代以降の作品では『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズの仙波崚河役、『宇宙戦艦ヤマト2199』のヴァルケ・シュルツ役などが代表的です。
年代の異なる作品を並べると、島香裕が特定の時代やジャンルだけにとどまらず、長期にわたってアニメーション作品を支えてきたことが見えてきます。
ディズニー作品のグーフィー役島香裕の出演歴を語るうえで、ディズニーキャラクターのグーフィーも重要です。
グーフィーは、ミッキーマウスやドナルドダックと並んで知られるディズニーの人気キャラクターです。島香裕は日本語版のグーフィーを担当し、ディズニー作品やゲーム『キングダム ハーツ』シリーズにも参加しました。
また、『トムとジェリー』シリーズではスパイク役、『バグズ・ライフ』ではハイムリック役を担当しています。
力強い男性キャラクターだけでなく、コミカルなキャラクターまで演じていたことは、島香裕の声優としての表現領域の広さを示しています。
【島香裕の吹き替え出演歴】チャックとラリー・ママのフィアンセの役は?
島香裕の出演作品を調べる人が注目するのが、海外映画の日本語吹き替えです。
洋画吹き替えでは、海外俳優が演じる人物に日本語の声を当てる仕事を数多く担当しました。作品によって異なる俳優やキャラクターを演じ分けており、アニメとはまた違った表現を楽しめます。
『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』フレッド・G・ダンカン役『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』は、2007年製作のアメリカ映画です。アダム・サンドラーとケビン・ジェームズが主演するコメディ作品で、消防署の同僚である2人が偽装結婚をめぐって騒動を巻き起こす物語です。
島香裕が担当したのは、フレッド・G・ダンカン役です。この人物を演じた海外俳優はヴィング・レイムスです。
出演記録では、島香裕はヴィング・レイムスの吹き替え担当作品として、同作のほか『ミッション:インポッシブル』や『ミッション:インポッシブル2』などにも名前が挙がっています。
このように、海外俳優の出演作を複数担当することも、吹き替え声優の重要な仕事の一つです。
『ママのフィアンセ/結婚に異議あり!』レオナード・レッド・クロウ役もう一つ注目したいのが、1995年製作のアメリカ映画『ママのフィアンセ/結婚に異議あり!』です。
本作は、母親の再婚をめぐって少年と新しい結婚相手が騒動を繰り広げるファミリーコメディです。チェビー・チェイス、ファラ・フォーセット、ジョナサン・テイラー・トーマスらが出演しています。
島香裕が担当した役は、レオナード・レッド・クロウです。吹き替え出演記録では、チーフ・レオナルド・ジョージが演じた同キャラクターの日本語版キャストとして島香裕の名前が記載されています。
この作品は、島香裕の出演歴を調べる際に見落としたくない吹き替え作品の一つです。
そのほかの主な吹き替え作品島香裕の吹き替え出演歴は、この2作品だけではありません。
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』:ビフ・タネン役
- 『ミッション:インポッシブル』:ルーサー・スティッケル役
- 『マッドマックス2』:ヒューマンガス役
- 『ミセス・ダウト』:フランク役
- 『チャーリーとチョコレート工場』:ナレーター
- 『バグズ・ライフ』:ハイムリック役
- 『シュレック』:セロニアス役
なお、吹き替え作品はテレビ放送版、ソフト版、機内上映版などでキャストが異なる場合があります。作品名だけでなく、どのバージョンの吹き替えなのかも確認すると、出演歴をより正確に把握できます。
【島香裕の経歴年表】俳優・声優として残した主な実績
ここまで紹介したプロフィールや出演作品を、年代と活動内容に分けて整理します。
| 時期・年 | 活動・作品 | 役割・内容 |
|---|---|---|
| 1949年5月6日 | 誕生 | 長野県出身 |
| 1980年 | 映画『影武者』 | 原甚五郎役として出演 |
| 1980年代 | ロボットアニメなど | レーザーウェーブ、ベン・ルーニーなどを担当 |
| 1989年 | 『機動戦士ガンダム0080』 | ミハイル・カミンスキー役 |
| 1990年代以降 | 海外映画・海外ドラマ | 洋画吹き替えで幅広く活動 |
| 2000年代 | 『コードギアス』など | 仙波崚河役などを担当 |
| 2010年代 | 『宇宙戦艦ヤマト2199』など | ヴァルケ・シュルツ役などを担当 |
| 晩年 | 東京声優プロデュースなど | 講師として後進を指導 |
| 2019年7月28日 | 逝去 | 70歳 |
この年表から分かるのは、島香裕の活動が一つの代表作だけで説明できるものではないという点です。
1980年代のロボットアニメ、1990年代以降の海外映画吹き替え、2000年代以降の人気アニメ、そしてディズニー作品やゲームまで、複数の分野で仕事を重ねてきました。
また、俳優として『影武者』に出演していることからも、声優という肩書きだけでは捉えきれない経歴を持っていたことが分かります。
【2019年7月28日に逝去】島香裕の訃報と現在も残る出演作品
島香裕は、2019年7月28日に70歳で亡くなりました。
2019年8月5日、シネマトゥデイは所属事務所がマスコミ向けのファクスを通じて訃報を発表したと報道しました。同記事によると、亡くなったのは7月28日で、死因は心臓発作とされています。
また、葬送の儀については、故人と遺族の意向により家族のみで執り行われたと発表されました。
訃報で改めて注目された代表的な仕事訃報を伝えた報道では、ディズニー作品のグーフィー役や『キングダム ハーツ』シリーズ、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のレーザーウェーブ役などが紹介されました。
また、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のミハイル・カミンスキー役、『トムとジェリー』のスパイク役、『チャーリーとチョコレート工場』のナレーター、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のビフ役なども、島香裕を代表する仕事として挙げられています。
こうした出演作の幅広さは、特定のアニメ作品だけでなく、映画やゲームに親しんできた人々にも島香裕の声が届いていたことを示しています。
2019年以降の作品情報を見る際の注意点島香裕の出演作品一覧には、2019年の逝去後に発売・公開された作品が掲載されている場合もあります。
ゲームなどでは、生前に収録された音声が後年の作品で使用されることがあります。そのため、作品の発売年と本人が収録した時期は必ずしも一致しません。
逝去後に発売された作品に名前があるからといって、本人が逝去後に新たに収録したという意味ではない点は、出演歴を調べる際に押さえておきたいポイントです。
【プロの結論】島香裕の出演歴から分かる声優としての価値
島香裕のキャリアを振り返ると、特に注目できるのは、アニメと海外映画の吹き替えという異なる領域で継続的に活躍したことです。
アニメでは『トランスフォーマー』のレーザーウェーブや『ガンダム0080』のミハイル・カミンスキーのように、作品の世界観を支えるキャラクターを担当しました。一方、吹き替えではヴィング・レイムスやジョン・グッドマンなど、海外俳優の出演作品にも参加しています。
加えて、グーフィーやスパイクといったコミカルなキャラクターも演じており、役柄によって声の表情を変える技術が求められる仕事を数多く経験していました。
俳優としての『影武者』への出演や、声優教室での指導活動も含めると、その仕事は単なる出演作品の数だけでは評価できません。
島香裕の経歴を調べるときは、次の3つの視点を持つと人物像がより明確になります。
- アニメの視点:ロボットアニメや人気シリーズで、どのようなキャラクターを担当したか。
- 吹き替えの視点:海外俳優の担当作品や、テレビ版・ソフト版などの違いを確認する。
- 俳優・教育者の視点:実写映画への出演や、後進の育成にも携わっていたことを知る。
この3つを組み合わせることで、島香裕を一部の有名キャラクターだけでなく、長年にわたって日本の映像作品を支えた俳優・声優として理解できます。
島香裕に関するよくある質問(FAQ)
Q1:島香裕の生年月日と出身地は?
A1:1949年5月6日生まれで、出身地は長野県です。2019年7月28日に70歳で逝去しました。
Q2:島香裕が所属していた事務所はどこですか?
A2:最終所属事務所はぷろだくしょんA組です。晩年には東京声優プロデュースで講師を務め、自身の私塾でも後進の指導を行っていました。
Q3:島香裕の代表的なアニメ出演作品は何ですか?
A3:『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』『機甲戦記ドラグナー』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『宇宙戦艦ヤマト2199』などです。
Q4:『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』では何役を担当しましたか?
A4:フレッド・G・ダンカン役です。海外俳優のヴィング・レイムスが演じた人物の日本語吹き替えを担当しました。
Q5:『ママのフィアンセ/結婚に異議あり!』では何役でしたか?
A5:レオナード・レッド・クロウ役です。チーフ・レオナルド・ジョージが演じたキャラクターの吹き替えを担当しています。
Q6:島香裕は俳優として映画にも出演していましたか?
A6:はい。黒澤明監督の1980年公開映画『影武者』に原甚五郎役で出演しています。声優だけでなく、実写映画の俳優としての出演歴もあります。
島香裕は、1949年5月6日に生まれ、長野県出身の俳優・声優として長年活動した人物です。最終所属はぷろだくしょんA組で、2019年7月28日に70歳で逝去しました。
代表的な出演作品には、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『宇宙戦艦ヤマト2199』などがあります。
洋画吹き替えでは、『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』のフレッド・G・ダンカン役、『ママのフィアンセ/結婚に異議あり!』のレオナード・レッド・クロウ役などを担当しました。
加えて、ディズニー作品のグーフィー役や『トムとジェリー』のスパイク役など、幅広い世代に親しまれるキャラクターにも声を吹き込んでいます。
俳優としての映画出演、アニメーションの声優、海外映画の吹き替え、そして後進の育成。島香裕が残した仕事を複数の角度から振り返ることで、日本の映像文化を支えてきた一人の表現者の歩みが見えてきます。
2019年の逝去から年月が経った2026年現在も、出演作品を通じてその声と演技に触れることができます。作品のクレジットに記された名前をたどることは、島香裕という俳優・声優の功績を知る手がかりとなるでしょう。
主な確認資料
- アニメイトタイムズ:生年月日、出身地、所属事務所、代表作。
- シネマトゥデイ:2019年8月5日の訃報報道。
- 映画.com:『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』の作品情報。
- ぴあ映画:『ママのフィアンセ/結婚に異議あり!』の作品情報。
- KINENOTE:『影武者』の出演者情報。
- 声優出演記録:吹き替え担当役、アニメ・ゲームの出演歴。