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【2026年最新】中村獅童の歌舞伎出演予定は?11月・12月・2027年の公演情報

小野田 千尋 小野田 千尋 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

2026年11月4日現在、中村獅童の公式サイトで発表されている主な舞台出演情報は、次の3公演だ。

1. 11月「吉例顔見世大歌舞伎」|歌舞伎座

現在上演中

2026年11月1日~25日

11月公演の中心となる演目は、通し狂言『仮名手本忠臣蔵』。歌舞伎の三大名作の一つとして知られる作品で、中村獅童は異なる二つの役を演じる。

公演プログラム 演目・場面 獅童の役
Aプロ・昼の部 大序・三段目 桃井若狭之助
Bプロ・夜の部 五・六段目 斧定九郎

同じ作品の中でも、桃井若狭之助と斧定九郎では人物像や見せ場が異なる。異なる役柄を通して獅童の演技を楽しめる公演だ。

公演時間は昼の部が午前11時、夜の部が午後4時30分。休演日は11月9日と17日となっている。

歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」と本人の公式サイトでも出演が告知されている。

2. 12月「十二月大歌舞伎」|歌舞伎座

出演発表済み

2026年12月2日~25日

12月も引き続き歌舞伎座の舞台に立つ。

公式の演目・配役情報によると、獅童は第一部の『刺青奇偶(いれずみちょうはん)』で半太郎を演じる。

『刺青奇偶』は、博奕好きの男・半太郎と、女房おたけではなく、病に苦しむお仲との情愛を描いた長谷川伸の作品だ。夫婦の情や人間の弱さを描く新歌舞伎の名作として知られている。

この公演は三部制で、各部の開演時間は次のとおり。

- 第一部:午前11時
- 第二部:午後2時30分
- 第三部:午後6時

休演日は12月9日、17日。チケットの発売予定日は11月14日午前10時と案内されている。

3. 2027年4月「陽春特別歌舞伎」|御園座

出演発表済み

2027年に入ってからも舞台出演が予定されている。

中村獅童の公式サイトが2026年10月7日に発表した情報によると、名古屋の御園座で開催される「陽春特別歌舞伎」への出演が決定した。

- 公演期間:2027年4月15日~25日
- 会場:御園座
- 出演:中村獅童

ただし、公式の出演告知段階では具体的な演目や役名までは掲載されていない。配役については今後の公演情報が判断材料となる。

このように、2026年11月から2027年4月まで、歌舞伎座と御園座での出演が続く。舞台を軸に活動する姿勢は、現在も変わっていない。

【プロフィールと歌舞伎の家系】二代目中村獅童とはどんな人物?

歌舞伎中村獅童


二代目 中村獅童

SHIDO NAKAMURA
1972年9月14日生まれ。東京都出身。本名は小川幹弘。歌舞伎俳優であり、映画・テレビ・舞台でも活動する俳優。
2026年11月現在54歳

所属事務所のエイベックス・マネジメント・エージェンシーが掲載するプロフィールによると、獅童は歌舞伎の名門に生まれた人物だ。

中村獅童の基本プロフィール
項目 内容
芸名 二代目中村獅童
本名 小川幹弘
生年月日 1972年9月14日
出身 東京都
祖父 三世中村時蔵
父 三喜雄(初代中村獅童)
叔父 萬屋錦之介、中村嘉葎雄
初舞台 1981年、8歳
主な活動 歌舞伎、映画、テレビ、声優

祖父は三世中村時蔵、叔父は萬屋錦之介

中村獅童の歌舞伎の家系を理解するうえで欠かせないのが、祖父の三世中村時蔵だ。

三世中村時蔵は、昭和を代表する名女方として知られた歌舞伎俳優である。

父の三喜雄は、その三世中村時蔵の三男にあたる。父自身も初代中村獅童を名乗った元歌舞伎俳優だった。

また、映画俳優として活躍した萬屋錦之介と中村嘉葎雄は獅童の叔父にあたる。

従兄には中村歌六、中村萬壽、中村又五郎、中村錦之助らがいる。

つまり、獅童は歌舞伎と映画の両方に深い関係を持つ家系に生まれた人物なのだ。

二代目中村獅童を襲名した経緯

獅童という名前は、父の三喜雄が初代中村獅童として名乗っていた芸名を受け継いだものだ。

ただし、歌舞伎の家系に生まれたからといって、最初から順調な役者人生が約束されていたわけではない。

父は獅童が歌舞伎の道に進む時期には、すでに歌舞伎俳優としての活動を離れていた。

本人が過去のインタビューで語った経緯によれば、獅童は祖母に連れられて歌舞伎を観るうちに舞台への憧れを抱き、自ら歌舞伎を志した。

母親も息子の希望を支え、幼い獅童の舞台活動を手助けしたという。

この背景を踏まえると、獅童の襲名は単なる名門の名前の継承ではなく、自分の意思で選んだ歌舞伎の道への出発点でもあった。

【経歴と転換点】8歳の初舞台から映画『ピンポン』の大ブレイクまで

中村獅童の経歴で大きな意味を持つのが、1981年の初舞台と2002年の映画『ピンポン』である。

歌舞伎役者として出発した後、映像作品で一気に知名度を高め、再び歌舞伎の舞台でも存在感を示してきた。

1981年、8歳で歌舞伎座に初舞台

獅童が正式に初舞台を踏んだのは、1981年1月の歌舞伎座公演『妹背山婦女庭訓』だ。

演じたのは、おひろ役。8歳で二代目中村獅童を襲名した。

同年12月には国立劇場の『菅原伝授手習鑑』にも出演し、1983年には歌舞伎座『春日局』で竹千代を演じ、松竹社長賞を受賞している。

しかし、子役として順調に歩んだ後、青年期には役が付きにくくなり、歌舞伎から距離を置く時期も経験した。

本人のインタビューでは、父が歌舞伎を離れていたことから、周囲に比べて舞台での立場が複雑だったと振り返っている。

2002年の『ピンポン』で映画俳優として注目

大きな転換点となったのが、2002年公開の映画『ピンポン』だ。

中村獅童は、曽利文彦監督の同作でドラゴン役を演じた。

卓球を題材とする青春映画の中で、強烈な存在感を放つキャラクターを演じ、映画初出演ながら高い評価を受けた。

公式プロフィールによれば、この作品で以下の新人賞を受賞している。

- 第45回ブルーリボン賞
- 第40回ゴールデン・アロー賞
- 第26回日本アカデミー賞
- 日本映画批評家協会賞
- 毎日映画コンクール

合計5つの新人賞を受賞したことは、映画界での存在感を一気に高めるきっかけとなった。

歌舞伎と映像作品の両立へ

映画で知名度を得た後も、獅童は歌舞伎の舞台に立ち続けた。

2003年には浅草公会堂の新春浅草歌舞伎で主演を務め、2006年には『女殺油地獄』の河内屋与兵衛など、歌舞伎の主要な役にも挑戦している。

その後も『義経千本桜』『封印切』『四谷怪談』などの古典作品から、新作歌舞伎まで幅広く出演した。

特に注目したいのが、伝統芸能と最新技術を組み合わせた「超歌舞伎」への取り組みだ。

2016年に始まった超歌舞伎では、NTTなどとの技術的なコラボレーションを通じ、従来の歌舞伎とは異なる演出や観客参加型の舞台を展開してきた。

古典を守るだけでなく、新しい観客に歌舞伎を届ける姿勢も獅童のキャリアを特徴づけている。

中村獅童の経歴・人物関係を一覧で整理
時期・人物 出来事・関係 意味・位置づけ
三世中村時蔵 祖父 歌舞伎の名門の血筋
三喜雄 父・初代中村獅童 芸名を受け継ぐ
1981年 8歳で初舞台 二代目中村獅童襲名
2002年 映画『ピンポン』 ドラゴン役で新人賞5冠
2003年 新春浅草歌舞伎 歌舞伎で主演
2016年 超歌舞伎 最新技術との融合に挑戦
2024年 陽喜・夏幹が初舞台 親子で次世代への継承
2026年 歌舞伎座・映画・テレビ 複数分野で活動継続

この経歴から見えてくるのは、獅童が歌舞伎という伝統を基盤にしながら、映像や新作舞台を自分の表現領域として切り開いてきたことだ。

【息子・陽喜と夏幹】中村獅童の親子共演と歌舞伎の継承

中村獅童の近年の活動で注目されるのが、息子2人との親子共演だ。

長男の中村陽喜と次男の中村夏幹は、幼い頃から歌舞伎の舞台に登場し、2024年6月にはそれぞれ正式に名跡を名乗って初舞台を踏んだ。

長男・中村陽喜のプロフィールと舞台歴


初代 中村陽喜(なかむら はるき)

- 2017年12月18日生まれ
- 2022年1月、歌舞伎座で初お目見得
- 2024年6月、初代中村陽喜を襲名

陽喜は2022年1月の歌舞伎座『祝春元禄花見踊』で小川陽喜の名で初お目見得した。

その後、超歌舞伎などに出演し、2024年6月の歌舞伎座「六月大歌舞伎」で初代中村陽喜を名乗って正式に初舞台を踏んだ。

演じたのは『魚屋宗五郎』の酒屋丁稚・与吉役だ。

次男・中村夏幹のプロフィールと舞台歴


初代 中村夏幹(なかむら なつき)

- 2020年6月27日生まれ
- 2023年12月、歌舞伎座で初お目見得
- 2024年6月、初代中村夏幹を襲名

夏幹は2023年12月の歌舞伎座「十二月大歌舞伎」において、超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』に小川夏幹の名で出演した。

2024年6月には兄と同じく初代中村夏幹を名乗り、『魚屋宗五郎』で酒屋丁稚・長吉を演じた。

2024年6月、親子3人が同じ舞台へ

2024年6月の歌舞伎座「六月大歌舞伎」は、獅童一家にとって大きな節目となった。

獅童が『魚屋宗五郎』の主人公・宗五郎を初役で演じ、陽喜と夏幹が酒屋の丁稚役で出演したからだ。

父親が主役を務める舞台で、息子2人が同じ作品に参加する。歌舞伎の世界における親から子への芸の継承を象徴する出来事となった。

さらに2024年12月には、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」の『あらしのよるに』でも親子共演が実現した。

獅童がオオカミのがぶを演じ、息子たちも舞台に出演したことが報道されている。

親子共演が持つ歌舞伎界での意味

歌舞伎は、親から子へ芸や名跡を受け継ぐ伝統を持つ世界だ。

しかし、名跡を受け継ぐことと、舞台で実力を身につけることは別の問題である。

獅童自身も、幼い頃に父が歌舞伎を離れていたことで、舞台の後ろ盾が十分ではない状況を経験した。

その経験を持つ獅童が、自分の息子たちの初舞台を支えている点には、世代を超えた意味がある。

親子共演は話題性だけではない。子どもたちが実際の舞台で経験を重ね、観客の前で芸を磨いていく機会でもある。

今後、陽喜と夏幹がどのような役者に成長するのかも、中村獅童の活動を追ううえで注目したい部分だ。

【映画・テレビでも活躍】2026年の出演作品とシネマ歌舞伎

2026年の獅童は歌舞伎の舞台だけでなく、映画やテレビでも存在感を示している。

歌舞伎俳優としての活動と映像作品への出演は、互いに独立したものではない。舞台で培った表現力や存在感が、映像作品でも生かされている。

テレビドラマ『真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA』

2026年10月23日からテレビ朝日系で始まった金曜ナイトドラマプレミアム『真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA』に出演。

獅童が演じるのは、徳川家に仕える忍頭・服部半蔵だ。

同作は岩本照主演の本格忍者時代劇で、歴史上の人物や忍者たちを描く作品となっている。

初回放送は10月23日、毎週金曜日午後11時15分から放送される番組として案内されている。

時代劇というジャンルは、歌舞伎で時代物を演じてきた獅童の経験とも接点がある。

2026年に公開・配信された映画

2026年の映画出演も複数ある。

作品名 公開・配信日 獅童の役
『This is I』 2月10日 刑事・鶴久
『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』 3月27日 ヒロミ
『口に関するアンケート』 7月3日 刑事・草壁

『This is I』はNetflix映画で、2026年2月10日から世界独占配信された。獅童は、医師の医療行為に目を光らせる刑事・鶴久を演じた。

『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』は田口トモロヲ監督、宮藤官九郎脚本の青春映画。1970年代後半の音楽シーンを背景とする作品で、獅童はヒロミ役で出演している。

そして『口に関するアンケート』では、行方不明事件を追う刑事・草壁を演じた。清水崇監督によるホラー作品で、2026年7月3日に全国公開された。

この3作品を見ると、獅童が刑事役から音楽を背景とする人物まで、異なるジャンルの作品に出演していることが分かる。

シネマ歌舞伎『歌舞伎絶対続魂』にも出演

2026年から2027年にかけて注目される作品が、シネマ歌舞伎『三谷かぶき 歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)幕を閉めるな』だ。

本作は、2025年11月に歌舞伎座で上演された三谷かぶきの舞台を映画として楽しめる作品。

中村獅童は山本小平次役を演じる。

松竹の公式発表によると、全国公開日は2027年1月15日。

加えて、2026年11月17日には丸の内ピカデリーで完成披露上映会が予定されている。

このイベントでは松本幸四郎、中村獅童、坂東彌十郎、市川染五郎が登壇し、上演時のエピソードなどを語る予定だ。

舞台を生で観る機会を逃した人にとっても、映画館で歌舞伎の舞台を楽しめる点がシネマ歌舞伎の魅力となっている。

【プロの結論】中村獅童の現在から見える歌舞伎の新しい可能性

中村獅童の2026年の活動を整理すると、3つの特徴が浮かび上がる。

第一に、古典歌舞伎を中心に据えていること。

2026年11月の『仮名手本忠臣蔵』や12月の『刺青奇偶』は、歌舞伎の伝統的な演目に取り組む姿勢を示している。新作や映像作品に活動を広げても、歌舞伎の舞台が活動の重要な柱であることは変わらない。

第二に、歌舞伎を映像や新しい舞台表現へ広げていること。

映画やドラマへの出演、超歌舞伎、シネマ歌舞伎など、獅童の活動は劇場の外にも広がっている。

歌舞伎に馴染みのない人が映画やテレビをきっかけに獅童を知り、そこから舞台に興味を持つ可能性もある。

これは、伝統芸能の観客層を広げるうえで意味のある活動だ。

第三に、息子たちと次世代の歌舞伎を考えていること。

陽喜と夏幹はすでに初舞台を経験している。父親の舞台に立つことは、単なる親子共演にとどまらず、歌舞伎の技術や舞台への向き合い方を学ぶ機会でもある。

獅童自身が父の廃業後に歌舞伎の道を切り開いた経験を持つからこそ、息子たちの歩みには特別な意味がある。

今後の評価で注目したいのは、出演作品の数だけではない。古典の大役、新作歌舞伎、映画・テレビ、そして次世代への継承をどのように両立させるかという点だ。

【中村獅童の現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:中村獅童は2026年現在何歳ですか?

A1:1972年9月14日生まれの54歳です。2026年11月4日時点で54歳となっています。

Q2:中村獅童は何歳で初舞台を踏みましたか?

A2:8歳です。1981年1月、歌舞伎座の『妹背山婦女庭訓』で初舞台を踏み、二代目中村獅童を襲名しました。

Q3:中村獅童の父親や祖父は誰ですか?

A3:祖父は三世中村時蔵、父は三喜雄(初代中村獅童)です。叔父には萬屋錦之介、中村嘉葎雄がいます。

Q4:中村獅童の息子は何人ですか?

A4:息子は2人です。長男は初代中村陽喜、次男は初代中村夏幹で、2人とも2024年6月に正式な初舞台を踏みました。

Q5:2026年11月の中村獅童の歌舞伎出演は何ですか?

A5:歌舞伎座の「吉例顔見世大歌舞伎」です。通し狂言『仮名手本忠臣蔵』で、Aプロ昼の部では桃井若狭之助、Bプロ夜の部では斧定九郎を演じます。

Q6:中村獅童は2026年12月も歌舞伎座に出演しますか?

A6:出演します。「十二月大歌舞伎」の第一部『刺青奇偶』で半太郎を演じる予定です。公演期間は12月2日から25日までです。

Q7:中村獅童の2027年の出演予定は?

A7:2027年4月15日から25日まで、名古屋の御園座で開催される「陽春特別歌舞伎」への出演が公式発表されています。また、シネマ歌舞伎『三谷かぶき 歌舞伎絶対続魂 幕を閉めるな』は2027年1月15日に全国公開予定です。

中村獅童は、8歳で二代目中村獅童を襲名して以来、歌舞伎の伝統を受け継ぎながら、自分自身の表現領域を広げてきた俳優だ。

2002年の映画『ピンポン』でのブレイクを経て、映画やテレビでも幅広く活躍。2026年11月には歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」に出演し、12月の「十二月大歌舞伎」、2027年4月の「陽春特別歌舞伎」も控えている。

加えて、息子の陽喜と夏幹も歌舞伎の舞台に立ち始め、親子で伝統芸能の未来を担う存在として注目されている。

今後の中村獅童を追うなら、確認したい情報は次の3つだ。

- 舞台情報: 歌舞伎美人と本人の公式サイトで最新の演目・配役を確認する。
- 映像作品: 映画やテレビの公式発表で公開日・放送日を確認する。
- 親子共演: 陽喜・夏幹それぞれの初舞台後の出演歴や配役に注目する。

伝統を守るだけでなく、新しい表現にも挑戦し、次の世代へ歌舞伎をつないでいく。2026年の中村獅童の活動は、その歩みを具体的に示している。

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小野田 千尋

スポーツと舞台・イベントの話題を担当。主催者・連盟の公式発表とチケット公式ページを確認し、日時と会場は発表元の表記をそのまま使います。

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