今回取り上げる3つのレシピ特集は、同じグラタンを扱いながら、人気を判断する指標が異なります。クックパッドは実際に調理した人のレポート、Locariはお気に入り登録、キッコーマンは食材や調理法の幅広さに強みがあります。
それぞれの内容を整理すると、人気のグラタンには大きく3つの傾向があります。
- マカロニ系:鶏肉やえびを組み合わせた、クリーミーで食べ応えのある定番タイプ。
- 野菜系:じゃがいも、かぼちゃ、ほうれん草など、素材の甘みや食感を楽しむタイプ。
- 時短・アレンジ系:フライパンひとつ、電子レンジ、豆乳や市販のソースなどを活用するタイプ。
特に注目したいのは、マカロニを別ゆでしないワンパン方式です。ホワイトソースを別に作る工程を省けるため、調理器具も洗い物も減らせます。人気レシピの中に、手間を抑えながらおいしく作れる工夫が取り入れられている点は見逃せません。
【殿堂入り】つくれぽ1000超えのクックパッド人気グラタンレシピ

グラタンの人気レシピを探すとき、まず候補に挙がるのがクックパッドの殿堂入りメニューです。
クックパッドの「つくれぽ」は、掲載レシピを実際に作った利用者が、料理の写真や感想を作者に届ける機能です。単なる閲覧数とは異なり、調理した人の反応が蓄積される点に特徴があります。
1. お鍋一つで簡単マカロニグラタンクックパッドで特に注目したいのが、mielleさんの「お鍋一つで簡単マカロニグラタン」です。
公式掲載ページでは殿堂入りとして紹介され、1万レポの実績が表示されています。加えて、グラタン、スパゲティグラタン、マカロニグラタン、簡単グラタンの各人気検索で1位を獲得した実績も掲載されています。
このレシピの魅力は、マカロニを別ゆでせず、ホワイトソースと同じ鍋で仕上げること。鶏肉またはえび、玉ねぎ、牛乳、バター、小麦粉など、家庭で用意しやすい材料が中心です。
2. 簡単!激ウマ!マカロニグラタンもうひとつの定番が、ナウちゃんさんの「簡単!激ウマ!マカロニグラタン」です。
クックパッドの掲載レシピでは、殿堂入りとして紹介され、2,300件のつくれぽ実績が表示されています。
鶏もも肉、玉ねぎ、牛乳、バター、小麦粉、早ゆでマカロニを使う構成で、マカロニを牛乳と一緒に煮るのが特徴です。別鍋でマカロニをゆでる必要がなく、ソースと具材を一体で仕上げられます。
チーズを2種類使うことで、表面の香ばしさとチーズのコクを楽しめるのもポイントです。
3. えびマカロニグラタン鶏肉とは違ったうまみを楽しみたいなら、えびを使ったマカロニグラタンも候補です。
クックパッドで殿堂入りとして紹介されている「えびマカロニグラタン」は、えび、玉ねぎ、牛乳、バター、マカロニ、チーズを組み合わせたレシピです。
えびのうまみがホワイトソースに加わるため、シンプルな材料でも満足感のある仕上がりを目指せます。フライパンで調理できる点も、家庭で作りやすい理由です。
この3品に共通するのは、特別な材料を大量に使うのではなく、牛乳・バター・小麦粉・チーズという基本材料を生かしていること。人気の背景には、家庭で繰り返し作りやすい実用性があります。
【徹底比較】Locariの絶品グラタン32選とキッコーマンの定番34選は何が違う?
今回のレシピ選びで押さえておきたいのが、Locariとキッコーマンの特集です。
Locariの「みんなのお墨付き 絶品グラタンレシピ32選」は、お気に入り登録1,000件以上のレシピを集めた企画です。一方、キッコーマンのホームクッキングでは、公式の人気・定番グラタン34選を掲載しています。
両者は掲載数だけでなく、レシピを探す際の視点にも違いがあります。
お気に入り1,000件以上という基準は、読者が後から作りたいと思って保存したレシピを見つけるうえで参考になります。
つくれぽとの大きな違いは、保存と調理が別の行動であることです。お気に入り登録が多いからといって、同じ人数が実際に調理したとは限りません。
そのため、Locariの32選は人気メニューの発見に、クックパッドの殿堂入りは実際に作られたレシピの比較に活用すると、情報をうまく使い分けられます。
キッコーマンの34選は食材の幅が魅力キッコーマンのホームクッキングが掲載する34選は、野菜を楽しむグラタンと、肉・魚を使った食べ応えのあるグラタンに大きく分けられています。
例えば、じゃがいもの和風グラタン、ほうれん草の豆乳グラタン、ごぼうのグラタン、鮭とじゃがいものトマトクリームグラタン、長芋とえびの豆乳グラタンなど、食材の組み合わせが豊富です。
調理時間10分のほうれん草のグラタンやベーコン餅グラタン、15分の鮭と白ねぎのグラタンなど、短時間で作れるメニューもあります。
マカロニだけにこだわらず、冷蔵庫にある食材から献立を考えられるのが、公式特集を活用するメリットです。
【種類別】マカロニから野菜まで!絶品グラタンのおすすめレシピ
グラタンは具材によって味わいや食感が大きく変わります。食べたいものや食卓の目的に合わせて選ぶと、レシピ選びで迷いにくくなります。
マカロニグラタン|王道のクリーミーな味わいグラタンの定番といえば、やはりマカロニグラタンです。
鶏肉、玉ねぎ、マッシュルーム、マカロニをホワイトソースでまとめ、チーズをのせて焼き上げます。
鶏肉ならうまみと食べ応え、えびなら魚介の風味が楽しめます。初めて手作りする場合は、早ゆでマカロニを使うと調理時間を短縮できます。
おすすめの選び方は次のとおりです。
- 濃厚な味が好き:鶏肉とチーズのマカロニグラタン
- 魚介の風味が好き:えびマカロニグラタン
- 野菜も一緒に食べたい:ほうれん草と鶏肉のグラタン
- 手軽さを優先したい:マカロニ別ゆで不要のワンパンタイプ
野菜を主役にしたグラタンは、マカロニを使わなくても満足感を得られるメニューです。
じゃがいもはホクホクした食感、かぼちゃは自然な甘み、ほうれん草は彩りと素材の風味が魅力。ごぼうやなす、里芋などを使えば、さらにバリエーションが広がります。
キッコーマンの34選にも、かぼちゃとほうれん草の豆乳グラタン、ごぼうのグラタン、なすの肉みそグラタンなどが掲載されています。
特におすすめなのが、じゃがいもを電子レンジで柔らかくしてから焼く方法です。下ゆでの時間を省きやすく、忙しい日の献立にも取り入れられます。
豆乳グラタン|まろやかさを楽しむアレンジ牛乳の代わりに豆乳を使うと、いつものグラタンとは異なる風味を楽しめます。
ほうれん草、かぼちゃ、長芋などの野菜とも相性がよく、軽やかな口当たりに仕上げたいときに便利です。
豆乳は加熱しすぎると分離しやすくなることがあるため、強火で長時間煮立てず、弱めの火加減で混ぜながら加熱するのがポイントです。
シーフードグラタン|えびや鮭でうまみをプラスえび、鮭、帆立、牡蠣などの魚介類を使ったグラタンは、素材のうまみを生かせるメニューです。
えびはプリッとした食感、鮭はホワイトソースとの相性、牡蠣は濃厚な風味が魅力です。
冷凍シーフードミックスを利用すれば、複数の魚介を少ない下準備で取り入れられます。ただし、解凍時に出た水分を十分に切らないと、ソースが水っぽくなるので注意しましょう。
【簡単・時短】フライパンひとつで作る絶品マカロニグラタン
仕事や家事で忙しい日に、ホワイトソースを別に作り、マカロニを別鍋でゆで、さらにオーブンで焼くのは少し大変です。
そこで活用したいのが、クックパッドの殿堂入りレシピにも見られるワンパン方式です。材料を順番に鍋へ加えて煮込むことで、複数の工程をまとめられます。
基本の材料(2人分)| 材料 | 分量 |
|---|---|
| マカロニ(早ゆでタイプ) | 40g程度 |
| 鶏もも肉またはえび | 100〜120g |
| 玉ねぎ | 1/2個 |
| バター | 20g |
| 小麦粉 | 大さじ2〜3 |
| 牛乳 | 400ml |
| コンソメ | 小さじ1程度 |
| ピザ用チーズ | 約50g |
| 粉チーズ | お好みで |
この分量はクックパッドのmielleさんによる殿堂入りレシピを参考にしたものです。マカロニは早ゆで3〜4分タイプを使うと、鍋ひとつで調理しやすくなります。
作り方
1. 具材を炒める
鶏肉は食べやすい大きさ、玉ねぎは薄切りにします。鍋にバターを溶かし、鶏肉と玉ねぎを炒めます。
2. 小麦粉を加える
いったん火を弱めるか止め、小麦粉を加えて具材全体になじませます。粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
3. 牛乳とマカロニを加える
牛乳、コンソメ、マカロニを加え、弱火で混ぜながら煮込みます。マカロニが柔らかくなり、ソースにとろみがつくまで加熱します。
4. チーズをのせて焼く
耐熱皿に移し、ピザ用チーズと粉チーズをのせます。オーブンまたはトースターで表面にこんがり焼き色をつけます。
この方法で大切なのは、煮込みの段階でソースを硬くしすぎないこと。マカロニは加熱中に水分を吸収するため、鍋の中では少し緩めに仕上げます。
焼き上がったときに、ソースがなめらかでチーズが香ばしく仕上がれば完成です。
さらに時間を短縮する3つの方法- 早ゆでマカロニを使う:通常タイプより短時間で火が通り、ワンパン調理にも適しています。
- 冷凍野菜を活用する:冷凍ほうれん草やブロッコリーを使えば、洗う・切る工程を減らせます。
- 市販のホワイトソースを使う:ソース作りを省略でき、具材を炒めて混ぜるだけで準備が進みます。
キッコーマンの特集にも、10分で作れるベーコン餅グラタンや、15分のえびのトマトクリームグラタンなどが掲載されています。時間を優先する日は、こうした短時間メニューから選ぶのもおすすめです。
【プロのコツ】ホワイトソースと焼き方でグラタンの仕上がりは変わる
グラタンの味を左右するのは、具材だけではありません。全体をまとめるホワイトソースと、表面の焼き色も大切です。
ホワイトソースをダマにしない方法基本のホワイトソースは、バター、小麦粉、牛乳を使って作ります。
ダマを防ぐには、バターを溶かした鍋で小麦粉を弱火で炒め、牛乳を少量ずつ加えながら泡立て器で混ぜることがポイントです。
最初から牛乳を大量に注ぐと、小麦粉が均一に混ざらず、粒が残る原因になります。少しずつ加えて、その都度なめらかにしていきましょう。
キリンレシピノートでも、薄力粉をふるうこと、牛乳を温めておくこと、少しずつ加えて混ぜることなどが、なめらかなベシャメルソースを作るポイントとして紹介されています。
焼き色をきれいにつけるには?表面を香ばしく焼くには、ピザ用チーズだけでなく、粉チーズやパン粉を少量組み合わせる方法もあります。
パン粉を使うと表面に軽いサクサク感が生まれ、粉チーズを加えると香ばしさが増します。
また、具材に十分火が通っている場合は、焼き工程を長くしすぎる必要はありません。チーズが溶けて焼き色がつく状態を目安に、オーブンやトースターの機種に合わせて調整します。
グラタン作りでよくある失敗と対処法| 失敗 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| ソースがダマになる | 牛乳を一度に加えた | 少しずつ加えて混ぜる |
| ソースが水っぽい | 具材の水分が多い | 野菜や魚介の水気を切る |
| ソースが硬すぎる | 煮詰めすぎた | 牛乳を少量加えて調整 |
| マカロニが硬い | 加熱時間や水分が不足 | 表示時間と水分量を確認 |
| 表面が焦げる | 焼きすぎ、火力が強すぎる | 焼き色を見ながら加熱する |
とろみの調整では、マカロニが水分を吸うことも考慮しましょう。鍋の中で完成形の硬さにしてしまうと、焼いた後にソースが重くなることがあります。
【絶品グラタンレシピ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:クックパッドでグラタンの人気1位とされるレシピは?
A1:mielleさんの「お鍋一つで簡単マカロニグラタン」が注目レシピです。クックパッドの掲載ページでは殿堂入り・1万レポと紹介され、グラタンやマカロニグラタンなどの人気検索で1位の実績も表示されています。ただし、検索カテゴリー別の順位であり、すべてのグラタンレシピを対象にした固定の総合順位とは異なります。
Q2:グラタンの時短レシピを作るなら何がおすすめ?
A2:マカロニを別ゆでしないワンパン方式がおすすめです。早ゆでマカロニ、牛乳、バター、小麦粉、鶏肉などを使い、鍋ひとつでソースと具材を仕上げられます。市販のホワイトソースや冷凍野菜を使えば、さらに手間を減らせます。
Q3:マカロニを使わないグラタンもおいしく作れる?
A3:もちろんです。じゃがいも、かぼちゃ、なす、里芋、豆腐などを使った野菜グラタンも人気です。食材を電子レンジであらかじめ加熱しておけば、焼き上げまでの時間を短縮できます。
絶品グラタンレシピを選ぶなら、クックパッドの殿堂入り、Locariのお気に入り1,000件以上の32選、キッコーマンの定番34選を、それぞれ異なる視点から活用するのがポイントです。
実際に作られた実績を重視するならクックパッド、保存されている人気メニューから探すならLocari、食材や調理法のバリエーションを広げたいならキッコーマンが参考になります。
迷ったときは、次の基準で選んでみてください。
- 初めて作る人:殿堂入りのマカロニグラタン
- 忙しい人:ワンパン・電子レンジを活用した時短グラタン
- 野菜を楽しみたい人:じゃがいも・かぼちゃ・ほうれん草のグラタン
- 濃厚な味が好きな人:鶏肉・えび・きのこのチーズグラタン
- いつもと違う味を楽しみたい人:豆乳・白だし・みそを使った和風アレンジ
グラタンは、基本のホワイトソースとチーズの組み合わせを覚えておけば、具材を変えるだけで何通りもの楽しみ方ができます。まずは作りやすい定番レシピから始め、旬の野菜や魚介を加えながら、自分の家庭に合ったお気に入りの一皿を見つけてみてください。