LINEストーリーとは、かつてLINE VOOMに搭載されていた、写真・動画・テキストなどを24時間限定で公開できる機能です。投稿した内容を友だちやフォロワーに共有したり、閲覧者や「いいね」を確認したりできることから、日常の出来事を気軽に発信する手段として利用されていました。
ただし、2026年11月現在、LINEストーリーはすでに利用できません。LINE公式ヘルプセンターによると、親サービスであるLINE VOOMは2026年9月30日午前11時ごろにサービスを終了し、ストーリー、フォロー・フォロワー機能も提供を終了しました。つまり、従来の投稿方法や閲覧方法を現在も使えるかのように説明する情報には注意が必要です。
【まず結論】LINEストーリーとは?24時間限定で投稿できた機能の仕組み

LINEストーリーは、LINEアプリ内の動画・写真共有サービス「LINE VOOM」に用意されていた短時間公開型の投稿機能です。
一般的なLINEのトークとは異なり、相手に個別のメッセージを送るのではなく、写真や動画などを一定時間だけ公開し、閲覧したユーザーから反応を受け取れる仕組みでした。
最大の特徴は、投稿から24時間が経過すると通常の公開画面から表示されなくなることです。投稿した内容は、従来のマイストーリーに保存される仕組みもあり、投稿者本人は過去のストーリーを確認できました。
LINEストーリーで利用できた主な機能LINE公式ヘルプセンターの「ストーリーの基本的な使い方」では、次のような投稿形式が案内されていました。
- 写真:スマートフォンで撮影した写真や端末内の画像を投稿。1回につき1枚。
- 動画:撮影した動画や端末内の動画を投稿。最大15秒。
- テキスト:背景色や文字スタイルを選び、文章を掲載。
- スタンプ:投稿内容にスタンプなどを追加して編集。
- プロフィール関連:プロフィール写真、背景写真、BGMを変更する際にストーリーへ投稿することも可能。
写真や動画を単純に送信するだけでなく、文字や装飾を加えて日常の出来事を共有できる点が特徴でした。
LINEストーリーとLINE VOOMの関係LINEストーリーは独立した別のSNSではありません。LINE VOOMの中に組み込まれていた機能です。
LINE VOOMは、LINEの友だちとのコミュニケーションだけでなく、動画や写真、テキストなどを投稿・閲覧できるコンテンツプラットフォームでした。その中で、短期間だけ公開する投稿形式がストーリーとして提供されていました。
そのため、LINE VOOMのサービスが終了したことで、ストーリーも同時に利用できなくなったのです。
【2026年の重要変更】LINE VOOM終了の経緯と関連機能の現在
2026年のLINEストーリーを理解するうえで、最も重要なのがLINE VOOMのサービス終了です。
LINE公式ヘルプセンターが2026年11月2日に更新した終了案内では、サービス提供体制の見直しと体験価値の再編を理由に、LINE VOOMの提供を終了したと説明されています。
終了によって影響を受けたのは動画投稿だけではありません。ストーリー、バースデーカード、フォロー・フォロワー機能も利用できなくなりました。
LINEストーリー・LINE VOOMの重要な変更時期| 時期 | 機能・出来事 | 内容と現在の状況 |
|---|---|---|
| 2021年11月25日 | LINE VOOM登場 | 従来のLINEタイムラインを動画中心のプラットフォームへ刷新。 |
| 2026年7月15日 | データバックアップ開始 | 終了に向けた投稿データのバックアップ申請が開始。 |
| 2026年9月16日 | サービス終了の告知 | LINE公式から9月30日のサービス終了が案内された。 |
| 2026年9月30日11時ごろ | LINE VOOM終了 | 投稿・閲覧・ストーリー・フォロー機能などが利用不可に。 |
| 2026年10月1日 | LINEアプリのリニューアル | 下部メニューからVOOMが削除され、ショッピングが追加。 |
| 2026年11月2日 | 終了案内の更新 | バックアップ・ダウンロード期間の終了と利用不可の機能を再案内。 |
LINE公式のサービス終了告知では、LINE VOOMの終了時刻を2026年9月30日午前11時ごろとしています。サービス終了後は、他人の投稿を見ることだけでなく、自分の投稿データをLINE VOOM上で閲覧・復元することもできなくなりました。
LINEアプリのリニューアルで何が変わった?2026年10月1日更新のLINE公式ヘルプセンター「LINEのリニューアルについて」では、日本向けアプリの変更点として、下部メニューからVOOMが削除され、ショッピングが追加されたことが説明されています。
この変更により、以前のようにLINEアプリ下部のVOOMタブを開き、フォロー中のストーリーを閲覧する操作はできなくなりました。
なお、LINE公式アカウントから発信された一部コンテンツについては、サービス終了後もLINEアプリのホーム画面で確認できます。ただし、これはストーリー機能が継続しているという意味ではありません。
【投稿・閲覧・公開範囲】LINEストーリーの以前の使い方を解説
現在は利用できませんが、以前の操作方法を知っておくと、古い解説記事やアプリ画面の情報を正しく理解できます。
LINEストーリーの投稿方法サービス終了前は、主に次の手順で投稿画面を開くことができました。
- LINEアプリのホーム画面を開く。
- サービス一覧からVOOMを選択する。
- 「フォロー中」を開く。
- 左上にあるストーリー追加アイコンをタップする。
- テキスト・写真・動画のいずれかを選択する。
- 必要に応じて文字やスタンプなどを編集する。
- 公開範囲を選択して投稿する。
また、ホーム画面から自分のプロフィールを開き、ストーリーを選択する方法も案内されていました。
ただし、2026年11月現在は投稿画面そのものが利用できません。上記はあくまで終了前の操作手順です。
LINEストーリーの見方・閲覧方法以前はLINE VOOMのフォロー中画面やプロフィールなどからストーリーを閲覧できました。
投稿者のストーリーをタップすると、写真や動画、テキストを画面上で確認でき、下部の操作から「いいね」やメッセージを送ることもできました。
現在はLINE VOOMへのアクセス自体が終了しているため、過去の投稿をLINEアプリから開くことはできません。
フォロー中とフォロワーの違いLINE VOOMでは、フォロー中とフォロワーという2つの関係が存在していました。
- フォロー中:自分がフォローしているユーザー。
- フォロワー:自分をフォローしているユーザー。
重要なのは、LINEの友だち追加とVOOMのフォローは別の仕組みだったことです。LINE VOOMでは、友だち以外のユーザーもフォローできました。
また、フォローしたからといって、LINEのトークで自由にメッセージを送れる関係になるわけではありませんでした。
公開範囲はどのように設定されていた?ストーリーは、投稿時に設定する公開範囲によって閲覧できるユーザーが異なりました。
公開範囲を限定する場合は公開リストを作成し、フォロー中やフォロワーの中から閲覧させたいユーザーを選択する仕組みでした。
つまり、フォロー中とフォロワーの全員に必ず公開されるわけではなく、投稿者が公開リストを作成して対象者を指定できたのです。
LINE VOOMの一般投稿では、全体公開や自分のみといった設定も用意されていました。投稿の公開範囲とLINEの友だち関係は、必ずしも一致しない点に注意が必要でした。
【足跡・閲覧者・いいね】誰が見たか確認できた?通知の仕組みも解説
LINEストーリーについて検索されることが多い疑問が、「相手のストーリーを見たら足跡が残るのか」という点です。
以前のLINEストーリーには、投稿者が閲覧したユーザーを確認できる機能がありました。一般的に足跡と呼ばれるものですが、公式ヘルプセンターでは「閲覧・いいねリスト」として案内されていました。
LINEストーリーの閲覧者を確認する方法サービス終了前は、自分が投稿したストーリーの再生画面下部にある「閲覧・いいね」をタップすると、閲覧者や「いいね」をしたユーザーの一覧を確認できました。
ただし、閲覧履歴には24時間経過前と経過後で違いがありました。
- 投稿から24時間以内:閲覧者の一覧を確認できる。
- 投稿から24時間経過後:閲覧したユーザーの人数のみ確認できる。
- いいね:24時間経過後も、いいねをしたユーザーを確認できる仕様だった。
ここで押さえたいのは、ストーリーを見た人の情報と、いいねをした人の情報は同じ扱いではなかったということです。
現在はサービス終了により、閲覧者一覧や閲覧人数をLINE VOOMから確認することはできません。
ストーリーを見たら相手に通知される?以前のLINEストーリーでは、投稿者が閲覧者を確認できる仕様だったため、閲覧したことを完全に相手に知られずに済むとは限りませんでした。
ただし、閲覧者一覧への表示と、スマートフォンに届くプッシュ通知は別の仕組みです。
単にストーリーを閲覧することと、いいねを送ることも区別する必要があります。いいねは投稿者に対する明確なリアクションであり、閲覧履歴とは別に扱われていました。
いいねをすると誰に知られる?LINE公式ヘルプセンターによると、ストーリーにいいねをしたことを確認できるのは、いいねをした本人と投稿者のみでした。
いいねボタンを長押しすると、複数の感情を表現するスタンプや絵文字を選択することもできました。
また、ストーリーにいいねされた際の通知は、以前のLINE VOOM設定画面から変更できました。
旧設定の操作経路は次のとおりです。
- ホーム画面からVOOMを開く。
- 画面下部のMYを選択する。
- 設定アイコンをタップする。
- LINE VOOM通知を開く。
- すべての通知からストーリーのいいねを選択する。
- 通知対象をオンまたはオフにする。
現在はLINE VOOMが終了しているため、この通知設定も利用できません。
【24時間後・マイストーリー・削除】過去の投稿やデータは確認できる?
LINEストーリーの特徴は24時間限定公開でしたが、投稿が24時間で完全に消滅するわけではありませんでした。
終了前の仕様では、24時間経過したストーリーはマイストーリーに保存され、投稿者本人が過去の内容を確認できる仕組みになっていました。
マイストーリーとは?マイストーリーとは、自分が過去に投稿したストーリーを確認するための保存領域です。
以前は、次の手順でアクセスできました。
- LINEのホーム画面を開く。
- 自分のプロフィールをタップする。
- LINE VOOM投稿を開く。
- 上部のメニューからマイストーリーを選択する。
マイストーリーに保存された内容は、投稿者本人のみが確認でき、他のユーザーには表示されない仕様でした。
したがって、24時間経過後も自分の投稿を見返せることと、他人がその投稿を引き続き閲覧できることは別の問題でした。
LINEストーリーの削除方法サービス終了前は、公開中のストーリーと24時間経過後のストーリーで削除手順が異なっていました。
投稿から24時間以内の場合
- 削除したいストーリーを開く。
- 画面右上のメニューをタップする。
- 削除を選択する。
投稿から24時間経過した場合
- 自分のプロフィールを開く。
- LINE VOOM投稿を選択する。
- メニューからマイストーリーを開く。
- 削除したいストーリーを選択する。
- 右上のメニューから削除を選択する。
なお、投稿済みのストーリーは内容を直接修正できず、公開中であれば削除して再投稿する必要がありました。
現在はストーリー機能そのものが終了しているため、これらの操作は実行できません。
過去のLINE VOOM投稿はバックアップできる?LINE公式はサービス終了に先立ち、過去の投稿データを保存するためのバックアップ期間を設けていました。
公式案内によると、バックアップ申請期間は2026年7月15日から9月30日まででした。バックアップ完了後のデータダウンロード可能期間は30日間とされていました。
バックアップ完了の通知はLINEの「Service Messages」から届き、PCでバックアップファイルをダウンロードする方式でした。
しかし、2026年11月5日現在、バックアップの申請期間は終了しており、ダウンロード可能期間も経過しています。
すでにファイルをダウンロードして端末やPCに保存している場合は、その保存済みデータを確認できます。一方、保存していなかったデータをLINE VOOM上から新たに取得したり、サービス内で復元したりすることはできません。
なお、LINE公式アカウントから投稿されたデータは、通常のバックアップ・ダウンロードの対象外とされていました。
【タイムラインとの違い】LINEストーリーの誤解と2026年の注意点
LINEストーリーを理解する際に混同しやすいのが、LINEタイムライン、LINE VOOM、マイストーリーの違いです。
これらは関連する機能ですが、それぞれ役割が異なっていました。
LINEストーリーとタイムライン・VOOMの違いLINEタイムラインは、以前のLINEアプリで友だちの投稿などを確認できる機能でした。
LINE株式会社は2021年11月25日、タイムラインを動画中心のプラットフォームへ刷新し、LINE VOOMとして展開することを発表しました。
そのLINE VOOMの中に、24時間限定のストーリー投稿が用意されていたという関係です。
- LINEタイムライン:以前のLINEアプリに存在した投稿閲覧機能。
- LINE VOOM:タイムラインを刷新して登場した動画中心のコンテンツプラットフォーム。
- LINEストーリー:VOOM内で写真・動画・テキストを24時間公開する機能。
- マイストーリー:24時間経過後の自分のストーリーを確認できた保存領域。
2026年11月現在はLINE VOOMが終了しているため、これらの旧機能を以前と同じ形で利用することはできません。
よくある3つの誤解誤解1:LINEストーリーは現在も24時間投稿できる
これは過去の仕様です。2026年9月30日のLINE VOOM終了に伴い、ストーリー機能も提供を終了しています。
誤解2:LINEの友だちなら全員ストーリーを見られる
以前から必ずしもそうではありませんでした。公開範囲や公開リストによって、閲覧できるユーザーは異なっていました。
誤解3:新しいLINE VOOMに登録すれば利用できる
LINE公式ヘルプセンターは、サービス終了後に新しいLINE VOOMが提供されることはないと注意喚起しています。
加えて、LINE VOOMを装った偽サイトに電話番号やパスワードを入力させるフィッシング手口についても警告しています。「新しいLINE VOOM」などを名乗るサイトでLINEアカウント情報を入力するのは避けてください。
【プロの結論】LINEストーリーについて情報を見極める3つの基準2026年のLINEストーリーを調べる際は、次の3点を判断基準にすると、古い情報や誤った案内に惑わされにくくなります。
1. 記事の更新日を確認する
2026年9月以前に公開された記事では、投稿方法や足跡の確認方法が現在も使えるように説明されている場合があります。公開日だけでなく、サービス終了後に内容が更新されているかを確認することが大切です。
2. LINE公式の終了案内を優先する
個人ブログやSNSの情報よりも、LINE公式ヘルプセンターのサービス終了告知を優先してください。機能が利用できるかどうかは、公式の提供状況が最も確実な判断材料になります。
3. 過去の機能と現在の機能を区別する
24時間公開、閲覧者確認、マイストーリー、フォロー・フォロワーなどは、以前のLINE VOOMで利用できた機能です。現在のLINEアプリで同じ操作ができると考えないことが重要です。
LINEストーリーは、短時間の情報共有や閲覧者の反応を確認できる便利な機能でした。しかし、親サービスの終了によって、現在はその仕組み自体が使えなくなっています。
LINEストーリーに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、LINEストーリーはまだ投稿できますか?
A1:できません。LINE VOOMが2026年9月30日にサービスを終了したため、ストーリーの新規投稿も終了しました。
Q2:LINEストーリーを見ると足跡は残りますか?
A2:以前は、投稿者が閲覧者を確認できる仕様でした。ただし、現在はストーリー機能が終了しているため、新たな閲覧履歴は発生しません。
Q3:LINEストーリーは24時間経過すると完全に消えますか?
A3:以前は、通常の公開画面から表示されなくなった後も、マイストーリーに保存され、投稿者本人が確認できました。ただし、現在はLINE VOOM自体が終了しており、マイストーリーも利用できません。
Q4:LINEストーリーの閲覧者を24時間後に確認できますか?
A4:以前の仕様では、24時間経過後は閲覧者の名前ではなく閲覧人数のみ確認できました。現在はサービス終了により確認できません。
Q5:LINEストーリーの過去の投稿を復元できますか?
A5:LINE VOOM上での閲覧・復元はできません。2026年7月15日から9月30日までにバックアップを申請し、完了後30日以内にダウンロードしたデータが手元に残っていれば、その保存済みファイルを確認できます。
Q6:LINEストーリーのフォロー中とフォロワーは何が違いましたか?
A6:フォロー中は自分がフォローしている相手、フォロワーは自分をフォローしている相手を指していました。LINEの友だち追加とは別の仕組みでしたが、現在はVOOMのフォロー・フォロワー機能も終了しています。
LINEストーリーとは、LINE VOOMで写真・動画・テキストを24時間限定で公開できた機能です。投稿者は閲覧者やいいねを確認でき、24時間経過後はマイストーリーから過去の投稿を確認することもできました。
しかし、2026年9月30日のLINE VOOM終了に伴い、ストーリー、フォロー・フォロワー、バースデーカードも利用できなくなりました。投稿・閲覧だけでなく、LINE VOOM上の過去データの閲覧や復元も終了しています。
特に注意したいのは、インターネット上に残っている古い投稿方法や足跡の解説です。以前の仕様としては正しくても、現在のLINEアプリで実行できるとは限りません。
LINEストーリーについて調べる際は、24時間公開という過去の特徴と、2026年11月現在のサービス終了という事実を分けて理解することが大切です。今後もLINEの機能を利用する際は、公式ヘルプセンターの最新情報を基準に判断しましょう。
主な根拠資料: LINE公式ヘルプセンターの2026年11月2日更新「LINE VOOMサービス終了のお知らせ」、2026年10月1日更新「LINEのリニューアルについて」、終了前の「ストーリーの基本的な使い方」「LINE VOOMの基本的な使い方」、LINE公式のフィッシング対策案内。