2017年にフジテレビ系で放送された刑事ドラマ『警視庁いきもの係』。渡部篤郎演じる元捜査一課の刑事・須藤友三と、橋本環奈演じる動物を愛する新米巡査・薄圭子が、動物の生態や飼育環境を手がかりに事件を解決していく異色のコメディーミステリーです。
本作は、大倉崇裕の小説シリーズを原作とし、ジュウシマツ、ペンギン、ヘビ、ヤギ、リスザル、フクロウなど、さまざまな動物が事件の重要な手がかりとして登場します。全10話の放送を通じて、個別の事件だけでなく、須藤の過去や動植物管理係が設立された理由も明らかになっていきます。
2026年現在、改めて作品を振り返ると、刑事ドラマとしての謎解きに加え、動物への愛情、世代の異なる二人の成長、個性的なレギュラー陣の掛け合いが大きな魅力です。ここでは、2017年の放送日程、全話のあらすじ、キャスト一覧と相関関係、原作小説とのつながり、最終回の結末、主題歌、評判、動画配信情報まで整理します。
【作品の基本情報】警視庁いきもの係のあらすじと放送日程

『警視庁いきもの係』は、警視庁総務部総務課に設置された架空の部署「動植物管理係」を舞台にした作品です。
この部署の仕事は、逮捕された容疑者や行方不明者などが飼っていた動物を保護し、適切に世話をすること。
ところが、動物の飼育環境や行動には、事件の真相につながる情報が隠されていることがあります。
主人公の須藤友三は、かつて捜査一課で活躍していた敏腕刑事。しかし、ある事件で銃撃を受けて負傷し、捜査の最前線から外されてしまいます。
異動先で出会ったのが、獣医学部出身の新米巡査・薄圭子です。
圭子は人間よりも動物に強い関心を持ち、動物の種類や習性、飼育環境について驚くほど豊富な知識を備えています。
須藤が人間の証言や現場の状況から事件を追う一方、圭子は動物の行動や飼い主との関係から別の可能性を見つけ出します。
最初は価値観が合わない二人ですが、それぞれの得意分野を生かすことで、普通の刑事捜査では見落とされがちな真実にたどり着いていきます。
なお、動植物管理係はドラマ上の架空の部署です。実際の警視庁に同名の部署が存在するという意味ではありません。
2017年の放送日程と全10話の基本データ本作は2017年夏のフジテレビ系日曜21時枠で放送されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 警視庁いきもの係 |
| 放送開始日 | 2017年7月9日 |
| 最終放送日 | 2017年9月10日 |
| 放送曜日 | 毎週日曜日 |
| 放送時間 | 21:00~21:54 |
| 話数 | 全10話 |
| 主演 | 渡部篤郎 |
| ヒロイン | 橋本環奈 |
| 原作 | 大倉崇裕 |
| 脚本 | 田中眞一、三浦駿斗 |
| 主題歌 | 超特急「My Buddy」 |
| 制作 | フジテレビ |
| 制作著作 | 共同テレビ |
初回は15分拡大で放送され、2017年9月10日の第10話が最終回となりました。
放送期間は約2か月。全10話を通して、動物を題材にした事件と、主人公たちを取り巻く人間関係が描かれています。
全10話の放送日一覧- 第1話:2017年7月9日
- 第2話:2017年7月16日
- 第3話:2017年7月23日
- 第4話:2017年7月30日
- 第5話:2017年8月6日
- 第6話:2017年8月13日
- 第7話:2017年8月20日
- 第8話:2017年8月27日
- 第9話:2017年9月3日
- 第10話(最終回):2017年9月10日
フジテレビの番組公式アーカイブには、各話の放送日とサブタイトルが掲載されています。
【全10話のあらすじ】動物たちが事件解決の鍵を握る物語
各エピソードでは、異なる動物が登場します。
動物の種類が変わるだけでなく、飼育環境や行動から導かれる推理も毎回異なるため、連続ドラマでありながら一話ごとに違ったミステリーを楽しめます。
第1話:十姉妹と秘密の鳥カゴ須藤友三は、負傷によって捜査一課から総務課動植物管理係へ異動となります。
そこで出会ったのが薄圭子です。
初仕事では、容疑者が飼っていた多数の小鳥の保護を担当することになります。室内に並ぶ大きな鳥カゴや十姉妹の飼育状況には、事件を解くための重要な手がかりが隠されていました。
また、圭子が配水管に挟まった猫を救出する場面も登場。後に総務課の飼い猫となるナオミとの出会いも描かれます。
第2話:ペンギンと不審な死亡事件大手食品グループの会長・藤原が、自宅のペンギン飼育室で溺死しているのが発見されます。
警察は事故と判断しますが、圭子はペンギンの世話をしていた人物について疑問を抱きます。
作業服の大きさやペンギン特有の臭いなど、飼育環境を細かく観察することで、事件の見え方が変わっていきます。
動物の世話をしている人物と、事件の真相が必ずしも一致しないことを示すエピソードです。
第3話:ヘビへの愛情が示す真実山脇という男性が海に投身自殺したとされ、残されたヘビの保護を依頼されます。
圭子は飼育部屋の環境やヘビの状態から、山脇が動物を大切に育てていたことに気づきます。
加えて、死亡したと推定される日と、近隣住民が山脇を目撃した日の食い違いも判明。
自殺とされた出来事の裏に、別の可能性が浮かび上がります。
第4話:ヤギが食べた真相小学校で教頭が殺害され、学習塾の元経営者が容疑者として浮上します。
事件の背景には、学校で行われていたヤギとのふれあい教室がありました。
ヤギの保護を担当した圭子は、動物の状態だけでなく、ヤギを大切にしていた少年の言葉にも耳を傾けます。
動物と人間の関係が、事件の真相を考えるうえで重要な役割を果たします。
第5話:リスザルと起こるはずのない殺人須藤は自分の記憶が曖昧になっていることに気づき、刑事として働き続けることに不安を感じ始めます。
そんな中、圭子が殺人事件の第一発見者となります。
被害者の恋人が容疑者として疑われる一方、現場にいたリスザルが大暴れする事態に。
圭子はリスザルの行動やケージの状態から、事件に隠された違和感を見つけ出します。
第6話:ヨウムが記憶する事件の手がかり殺人現場に、誰も近づけないほど大きな声で鳴く動物がいるという連絡が入ります。
現場で保護されたのは、知能が高いことで知られるヨウムでした。
飼い主を失ったヨウムは、事件を目撃した影響もあって餌を食べなくなっています。
圭子はヨウムの性質や遊び道具の状態に注目し、事件の真相へと近づいていきます。
第7話:ピラニア殺人と動物オタクの恋高齢男性の川田が自宅で殺害され、彼が飼育していたピラニアが事件の重要な手がかりになります。
容疑者として浮上したのは、川田とピラニアをめぐってトラブルを抱えていた友人です。
しかし、圭子は水槽の設備やピラニアの状態に違和感を覚えます。
加えて、ペットショップのオーナー・草野と圭子が動物談義で意気投合する展開も描かれます。
第8話:フクロウが導く真相とコンビ解散の危機須藤は鬼頭から、圭子が動植物管理係を辞めるかもしれないと告げられます。
一方、新たな事件では、会計士が自宅で殺害され、隣人が容疑者として疑われていました。
隣人が飼っていたフクロウの鳴き声や羽ばたきが、近隣トラブルの原因になっていたのです。
圭子はフクロウの行動や室内の状況から、捜査の手がかりを探します。
事件の捜査と並行して、須藤と圭子の関係にも変化が生じる重要な回です。
第9話:温泉旅館のハリネズミとスズメバチ騒動慰安旅行で温泉旅館を訪れた一行は、強盗被害に遭った女将の娘と、彼女が飼育していたヨツユビハリネズミに関わることになります。
圭子はハリネズミの体にある小さな傷に気づき、飼育状況を調べ始めます。
加えて、スズメバチによる騒動も発生。
第10話につながる事件の伏線が登場し、物語は最終局面へと進みます。
第10話:蜂に魅かれた容疑者と最終決戦最終回では、スズメバチによる事件の背後に、詐欺集団「ギヤマンの鐘」が関係していることが明らかになります。
須藤と圭子は、鬼頭から事件の背景を聞き、かつて養蜂場を営んでいた庄野という人物にたどり着きます。
庄野には、5年前の事件と養蜂場を襲った台風によって蜂を失った過去がありました。
過去の出来事が現在の事件に結びつき、須藤たちは動物への愛情と事件の本質に向き合うことになります。
最終回は、それまでの各話で描かれてきた動物への保護活動と、須藤の異動に隠された理由が結びつく重要なエピソードです。
【キャスト一覧と相関図】渡部篤郎・橋本環奈を中心とする人物関係
本作の大きな魅力は、年齢も性格も異なるキャストが、それぞれ個性的な人物を演じていることです。
須藤と圭子を中心に、捜査一課の刑事、動植物管理係の職員、警察博物館の関係者が事件に関わっていきます。
主要キャストと役柄| 登場人物 | 俳優 | 人物・役割 |
|---|---|---|
| 須藤友三 | 渡部篤郎 | 元捜査一課の鬼刑事。動植物管理係に異動 |
| 薄圭子 | 橋本環奈 | 獣医学部出身の動物好きな新米巡査 |
| 石松和夫 | 三浦翔平 | 須藤の元相棒で捜査一課の刑事 |
| 日塔始 | 長谷川朝晴 | 須藤の元同僚で捜査一課の係長 |
| 三笠弥生 | 石川恋 | 警察博物館の受付嬢 |
| 桜井薫 | 清原翔 | 捜査一課の巡査 |
| 四十万拓郎 | 横山だいすけ | 所轄署の純粋な警察官 |
| 二出川昭吉 | でんでん | 定年退職した元刑事 |
| 鬼頭勉 | 寺島進 | 捜査一課管理官。須藤の元上司 |
| 田丸弘子 | 浅野温子 | 動植物管理係の事務担当 |
| ナオミ | ティティ | 圭子に助けられたスコティッシュフォールド |
物語の中心となるのが、渡部篤郎演じる須藤と橋本環奈演じる圭子です。
須藤は経験豊富な刑事ですが、動物の知識には詳しくありません。
一方の圭子は動物に関する専門知識を持っていますが、人間の感情や警察組織の人間関係には疎いところがあります。
そのため、二人の会話はしばしば噛み合いません。
しかし、須藤の捜査経験と圭子の動物に関する知識が組み合わさることで、事件の解決につながります。
単純な上下関係ではなく、お互いの不得意な部分を補い合う相棒関係が作品の軸になっています。
主要人物の相関関係須藤友三を取り巻く人物
- 石松和夫:かつて須藤とコンビを組んでいた後輩。異動後も須藤を気にかける。
- 日塔始:須藤の元同僚。須藤を軽んじる一方、捜査では関わりを持つ。
- 鬼頭勉:須藤を動植物管理係へ異動させた元上司。
- 田丸弘子:須藤の過去を知り、異動後も気遣う事務担当。
薄圭子を取り巻く人物
- 三笠弥生:圭子の理解者で、プライベートでも交流がある。
- 二出川昭吉:圭子に捜査の知識を伝える元刑事。
- 四十万拓郎:事件現場で須藤と圭子をサポートする警察官。
- ナオミ:圭子が助けた後、総務課で飼われることになった猫。
登場人物の関係は、単純に警察内部の上下関係だけではありません。
特に注目したいのは鬼頭の存在です。
須藤を窓際部署へ異動させた人物でありながら、動植物管理係の設立にも関わっています。
須藤が当初は左遷と受け止めていた異動に、別の意味があったことが物語の後半で明らかになります。
公式の人物紹介や相関図と合わせて見ると、最終回までの人間関係を理解しやすくなります。
【原作小説との関係】大倉崇裕の4作品とドラマ版の違い
『警視庁いきもの係』の原作は、作家・大倉崇裕によるミステリー小説シリーズです。
大倉は動物に関する知識を取り入れたミステリーを得意とし、本シリーズでも動物の習性や飼育環境が事件の謎を解く重要な要素になっています。
フジテレビの公式番組情報では、主に次の4作品が原作として紹介されています。
ドラマの原作となった小説1. 『小鳥を愛した容疑者』
シリーズの出発点となる作品です。
ジュウシマツなどの小鳥を題材に、動植物管理係の須藤と圭子が事件を解決していきます。
2. 『ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係』
ペンギンをはじめ、ヤギ、サル、ヨウムなど、さまざまな動物が登場する作品です。
ドラマの第2話から第6話にかけて登場する題材と深く関係しています。
3. 『クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係』
ピラニアやハリネズミなど、一般的な家庭で飼う動物とは少し異なる生き物も扱っています。
動物の生態を知ることで、事件の見え方が変わるというシリーズの特徴がよく表れています。
4. 『蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係』
最終回の重要な題材となる蜂を扱った作品です。
ドラマでは、蜂に関わる事件が物語の終盤を飾ります。
原作とドラマ版は何が違う?大きな違いは、作品の構成と映像表現にあります。
原作小説は短編ミステリーを中心に構成されており、それぞれの事件で動物の特徴や飼育環境が謎解きの鍵になります。
一方、テレビドラマは全10話の連続作品として制作されているため、各話の事件だけでなく、須藤と圭子の関係や鬼頭の思惑など、シリーズ全体をつなぐ人物関係も描かれています。
また、原作では読者が想像する動物の姿や行動を、ドラマでは実際の動物の映像や俳優の演技によって表現しています。
そのため、同じ事件を扱っていても、受ける印象は異なります。
原作を読んでからドラマを見ると、動物に関する知識の描写や人物の表現を比較する楽しみがあります。
反対に、ドラマを先に見てから小説を読むと、映像では描き切れない細かな心理描写や推理の組み立てを味わえます。
なお、原作シリーズにはドラマ化された4作品以外にも、『アロワナを愛した容疑者』や『ゾウに魅かれた容疑者』などの関連作品があります。
テレビドラマが全10話で完結していることと、小説シリーズ全体の刊行が終了していることは別の話です。
【動物の生態と推理】警視庁いきもの係ならではの3つの見どころ
この作品が一般的な刑事ドラマと異なるのは、事件現場に残された動物の存在が、単なる背景ではなく推理の中心になっていることです。
1. 動物の行動から飼い主の生活を読み取る動物は、人間のように言葉で事情を説明することができません。
しかし、普段の行動や食事の状態、飼育環境などには、飼い主の生活や人間関係を推測する手がかりがあります。
例えば、ペットがどのような環境で暮らしていたのか、誰が世話をしていたのかという情報は、事件の背景を理解するうえで重要です。
本作では、圭子がこうした情報を丁寧に観察することで、事件の新しい可能性を見つけていきます。
2. 動物の専門知識が推理の説得力を生むヨウムの知能、フクロウの行動、ペンギンの飼育環境など、エピソードごとに異なる動物の特徴が紹介されます。
これにより、視聴者は事件を追いながら動物についても知ることができます。
ただし、ドラマはフィクションです。実際の動物の行動や生態をすべて科学的に再現した教材ではありません。
動物の知識を楽しむ入口として見ると、より作品の魅力が伝わります。
3. 人間中心の捜査から離れた視点刑事ドラマでは、犯人の動機や証言、証拠品が中心になります。
しかし本作では、動物という第三者的な存在を通じて、事件を別の角度から考えます。
人間同士の証言が食い違っていても、動物の飼育状況や行動には別の事実が残っている可能性があります。
この視点の切り替えこそ、本作のミステリーとしての独自性です。
【主題歌と評判】超特急「My Buddy」とエンディングダンス
本作を語るうえで外せないのが、超特急の「My Buddy」です。
主題歌「My Buddy」の魅力主題歌を担当したのは、ダンス&ボーカルグループの超特急。
楽曲名は「My Buddy」で、ドラマの雰囲気に合った明るく親しみやすい楽曲です。
事件を扱う刑事ドラマでありながら、作品全体にはコミカルで温かい雰囲気があります。
その世界観を音楽面から支えているのが「My Buddy」です。
出演者によるエンディングダンスもう一つの見どころは、エンディングで披露される出演者たちのダンスです。
普段は刑事として真剣に事件を追っている登場人物たちが、エンディングでは明るく踊るというギャップが印象に残ります。
特に、普段は渋い刑事役を演じる渡部篤郎のダンスは、作品のコミカルな魅力を象徴する演出の一つです。
評判・口コミから見る作品の評価Filmarksの作品ページでは、2026年10月時点で総合評価3.5前後、約1,260件のレビューが掲載されています。
視聴者の感想には、次のような傾向が見られます。
好意的な評価
- 橋本環奈の動物好きなキャラクターがかわいらしい。
- 渡部篤郎と橋本環奈の掛け合いが楽しい。
- 毎回違う動物が登場するので飽きにくい。
- エンディングダンスが印象的。
- 重すぎない刑事ドラマとして見やすい。
好みが分かれるポイント
- 本格的な刑事ドラマを期待すると、コメディー要素が強く感じられる。
- 動物の知識を使った推理に、フィクションならではの展開がある。
- 事件の展開よりも、登場人物の掛け合いや動物の描写が中心に感じられる回もある。
評価を考えるうえで大切なのは、作品のジャンルです。
本作はシリアスな警察組織の内幕を描く重厚なサスペンスではなく、動物と人間の関係を楽しみながら謎を解くコメディーミステリーです。
その方向性を理解して視聴すると、魅力を感じやすくなります。
【最終回の結末】鬼頭の真意と須藤が選んだ新しい道
※ここからは最終回のネタバレを含みます。
最終回では、これまでの事件に関係していたスズメバチの騒動と、鬼頭が隠していた過去がつながります。
鬼頭が須藤を異動させた本当の理由物語の終盤で、鬼頭が重傷を負ったという情報は、敵を欺くための偽装だったことが判明します。
事件の背後には、表向きは宗教法人でありながら、実態は詐欺集団である「ギヤマンの鐘」が存在していました。
その集団と関係していたのが、元養蜂家の庄野です。
5年前、庄野は別の事件の容疑者として取り調べを受けました。その間に台風が養蜂場を襲い、飼育していた蜂を失うという悲劇に遭います。
当時、庄野を取り調べたのが鬼頭でした。
過去の出来事が現在の事件につながり、鬼頭が動植物管理係を設立した背景にも関係していたことが明らかになります。
ギヤマンの鐘をめぐる事件の決着須藤と圭子は、庄野とギヤマンの鐘をめぐる事件を追います。
一連のスズメバチ騒動は、単なる偶然ではなく、過去の出来事に根差した計画でした。
最終回では、圭子の動物に関する知識と須藤の刑事としての経験が再び力を発揮します。
事件は解決へ向かい、ギヤマンの鐘も解散することになります。
この結末は、動物の保護を目的とする動植物管理係が、単なる窓際部署ではなかったことを示しています。
須藤は捜査一課に戻ったのか?事件解決後、須藤には捜査一課へ復帰する道が示されます。
しかし、須藤はその復帰を選ばず、引き続き動植物管理係で働くことを決めます。
当初は左遷されたと感じていた部署が、今では自分にとって大切な居場所になっていたのです。
この選択は、物語を通して変化した須藤の価値観を象徴しています。
圭子にも変化が訪れる最初の圭子は、人間よりも動物に興味を持っていました。
しかし、須藤と一緒に事件を解決する経験を重ねることで、人間という存在にも興味を持ち始めます。
動物だけを見ていた圭子が、人間の感情や行動にも関心を広げたことは、彼女の成長を感じさせる結末です。
また、総務課の飼い猫ナオミにも飼い主が迎えに来ます。
動物を保護する仕事の本来の目的は、いつまでも自分たちのもとに置いておくことではなく、適切な飼い主のもとへ戻すことです。
この点にも、作品全体を貫く動物への愛情が表れています。
最終的には、須藤も圭子も動植物管理係に残り、新たな動物の保護依頼を受けるところで物語は幕を閉じます。
【動画配信・視聴方法】2026年に警視庁いきもの係を見るには?
2026年に『警視庁いきもの係』を見たい場合は、動画配信サービスの見放題対象になっているかを確認するのが便利です。
FODでの配信状況Filmarksの2026年8月時点の配信情報では、FODで本作が見放題作品として掲載されています。
掲載されていた料金情報は以下のとおりです。
- 配信サービス:FOD
- 配信形式:見放題
- 掲載月額料金:1,320円(税込)
- 無料トライアル:なし
ただし、これは2026年8月時点の掲載情報です。2026年11月現在の配信継続や料金を保証するものではありません。
登録前には、FODの作品ページで最新の配信状況と料金を確認してください。
視聴する前に知っておきたいこと本作は全10話の連続ドラマですが、各話の事件は比較的独立しています。
そのため、途中から見ても事件単位で楽しめる構成です。
ただし、須藤と圭子の関係や鬼頭の思惑など、物語全体に関わる要素を理解するには第1話から順番に見るのがおすすめです。
特に第8話から第10話は、人物関係や最終事件の伏線がつながっていくため、続けて視聴すると結末の印象が変わります。
【よくある質問】警視庁いきもの係に関するFAQ
Q1:警視庁いきもの係は全何話ですか?
A1:全10話です。2017年7月9日に放送が始まり、同年9月10日に最終回を迎えました。
Q2:警視庁いきもの係の主演とヒロインは誰ですか?
A2:主演は渡部篤郎で、須藤友三を演じています。ヒロインの薄圭子を演じるのは橋本環奈です。
Q3:警視庁いきもの係の原作は誰が書いたのですか?
A3:大倉崇裕によるミステリー小説シリーズが原作です。『小鳥を愛した容疑者』『ペンギンを愛した容疑者』『クジャクを愛した容疑者』『蜂に魅かれた容疑者』などがドラマの原作として紹介されています。
Q4:警視庁いきもの係の最終回で須藤は捜査一課に戻りますか?
A4:捜査一課への復帰を命じられますが、須藤はその道を選ばず、動植物管理係に残ることを決めます。
Q5:警視庁いきもの係の主題歌は何ですか?
A5:超特急の「My Buddy」です。エンディングでは出演者によるダンスも披露されました。
Q6:警視庁いきもの係は実在する部署ですか?
A6:いいえ。ドラマに登場する警視庁総務部総務課・動植物管理係は架空の部署です。容疑者や行方不明者のペットを保護するという設定が、作品の中心になっています。
Q7:2026年現在、どこで視聴できますか?
A7:2026年8月時点の配信情報ではFODで見放題配信が掲載されていました。現在の配信状況は変更される可能性があるため、契約前にサービス内で確認してください。
『警視庁いきもの係』は、2017年7月9日から9月10日まで放送された全10話の刑事コメディーミステリーです。
渡部篤郎演じる須藤友三と、橋本環奈演じる薄圭子という正反対の二人が、動物の生態を手がかりに事件を解決していく姿が描かれています。
作品を理解するうえで押さえておきたい要点は次の4つです。
- ストーリー: 動物の飼育環境や行動が事件解決の手がかりになる。
- キャスト: 渡部篤郎と橋本環奈を中心に、三浦翔平、浅野温子、寺島進らが出演。
- 原作: 大倉崇裕の小説シリーズを映像化した作品。
- 最終回: ギヤマンの鐘をめぐる事件が解決し、須藤は動植物管理係に残る道を選ぶ。
本格的な刑事サスペンスを求める人には、コミカルな演出が少し軽く感じられる可能性があります。一方、動物が好きな人、個性的なキャラクターの掛け合いを楽しみたい人、明るい雰囲気のミステリーを探している人にはおすすめできる作品です。
特に、動物の知識と人間の観察力を組み合わせて事件を解決するという設定は、今見ても独自性があります。
単なる動物ドラマでも、従来型の刑事ドラマでもない。その両方を組み合わせたところに、『警視庁いきもの係』が持つ魅力があります。
編集上の補足: 作品の基本設定・キャスト・放送日・原作情報はフジテレビの公式番組資料、最終回の人物関係は最終話のあらすじ、配信情報は2026年8月時点の配信調査を基礎にしています。配信状況と料金は変動するため、視聴時には最新情報の確認が必要です。