2026年11月5日時点で確認できる上重聡さんの活動は、テレビ番組へのゲスト出演、スポーツ・ゴルフ関連の番組出演、YouTubeでの対談など複数の分野にまたがっています。
なかでも注目したいのが、TOKYO MX「5時に夢中!」への出演です。2026年5月8日と10月16日にゲスト出演しており、後者では金曜MCの青井実さんや垣花正さんらと共演しました。
10月16日の放送では、同じ2003年に局アナになり、2024年にフリーへ転身した青井さんとの仕事の違いを話題にしています。青井さんがフジテレビ「Live News イット!」のMCを務める一方、自身については仕事がないことを自虐的に表現し、スタジオを笑わせました。
ただし、この発言をそのまま現在の失業状態と受け取るのは正確ではありません。番組内の笑いを交えた発言であり、実際にはほかの番組や動画コンテンツにも出演しています。
加えて、2026年11月8日放送予定の「ゴルフパラダイス THE GAME CHANGER」では、番組表の出演者欄に上重さんの名前が掲載されています。野球だけでなく、本人の特技でもあるゴルフを生かした仕事も確認できます。
里崎智也との「FUETA」出演も話題に2026年3月23日には、株式会社ボルテックスが運営するYouTubeチャンネル「FUETA(ふえた)」に出演しました。共演者は、元プロ野球選手で日本代表経験もある里崎智也さんです。
動画のテーマは、キャリアの節目における判断と資産形成。前編は「里崎智也と学ぶ『スポーツの世界大会で狙い目の銘柄』とは」、後編は「元プロ野球選手の里崎智也がポートフォリオを大公開」という内容です。
上重さんは、野球経験を共有する聞き手として里崎さんに質問を投げかけています。現役選手とアナウンサーという異なる立場から、仕事や将来、お金との向き合い方を掘り下げる構成です。
この出演は、従来のテレビアナウンサーという枠だけでなく、スポーツ経験を生かした対談や企業の動画コンテンツにも活動領域を広げていることを示しています。
【フリー転身の理由】上重聡が日本テレビを退社したのはなぜ?

上重聡さんが日本テレビを退社したのは、2024年3月31日です。2003年の入社から21年間勤務した局を離れ、翌4月1日からフリーアナウンサーとして新しいキャリアを始めました。
退社発表が報じられたのは2024年1月22日。日本テレビを通じて公開された本人のコメントには、長年勤務した会社への感謝と、独立後の挑戦に向けた決意が記されていました。
「厳しい道ではあるが、人生後悔しないように、チャレンジしたい」
これは、野球選手がメジャーリーグに挑戦する際の言葉を、自分自身にも問いかけたものです。上重さんは安定した環境を離れ、もう一度自分に負荷をかけて新しい仕事に挑戦したいという考えを明らかにしています。
30代前半から考えていたフリー転身退社後の2024年11月、上重さんは日刊SPA!のインタビューで、フリー転身を決めた経緯をさらに詳しく語っています。
本人によると、フリーになりたいという希望は30代前半から持っていたものの、なかなか決断できずにいたそうです。大きな転機になったのは、2023年オフに報じられた山本由伸投手と今永昇太投手のメジャーリーグ挑戦でした。
日本で実績を積んだ選手が、さらに厳しい環境へ飛び込んでいく姿を見て、自分自身のキャリアを重ね合わせたといいます。
上重さんは局アナとフリーアナウンサーの関係を、プロ野球とメジャーリーグに例えました。局アナとして一定の経験を積んだ今だからこそ、外の世界で自分の実力を試したいという思いが強くなったのです。
また、独立について誰かに相談して決めたわけではなく、自分自身で判断したことも明かしています。
日本テレビを辞めたのは円満退社だった?退社理由をめぐっては、会社との関係や退社の経緯に関心を持つ人もいます。
この点については、2024年4月5日の「5時に夢中!」出演時に、本人がはっきり説明しています。退社後初のテレビ出演となった同番組で、上重さんは日本テレビについて「円満退社でございますんで」と話し、追い出されたわけではないという趣旨のやり取りにも否定的な回答をしました。
つまり、本人が公表した退社理由の中心は、独立して挑戦したいというキャリア上の意思です。退社を会社との対立や解雇と結びつける説明は、本人の当時の発言とは一致しません。
フリー転身直後は仕事が決まっていなかった独立後の現実は、決して順風満帆ではありませんでした。
2024年4月5日の「5時に夢中!」では、退社後の仕事について何も決まっていない状態で独立したことを認めています。同時期にフリー転身した藤井貴彦さんが「news zero」のキャスターに就任したことと比較され、自分には仕事がないと自虐的に話す場面もありました。
同年6月の「ダウンタウンDX」では、フリーになってから5月はほぼ休みだったと告白。事務所に所属せず、マネージャーも付けずに自分で仕事を管理していることも明かしています。
同番組では、当時の「シューイチ」のロケが約1カ月半に1回あり、それが主な収入源になっているとも説明しました。
一方、2024年11月の日刊SPA!の取材では、フリー生活について「楽しい気持ちのほうが強い」と話し、仕事も増えてきたと説明しています。仕事がない時期を経験しながらも、局アナ時代にはできなかった仕事を楽しんでいる様子がうかがえます。
【経歴・年表】上重聡のPL学園時代から日本テレビ時代まで
上重聡さんのキャリアを理解するうえで欠かせないのが、学生時代の野球経験です。アナウンサーとしての知名度だけでなく、PL学園のエースとして甲子園に出場し、立教大学では東京六大学野球の歴史に残る記録を達成しています。
基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 上重聡(かみしげ・さとし) |
| 生年月日 | 1980年5月2日 |
| 2026年の年齢 | 46歳 |
| 出身地 | 大阪府八尾市 |
| 出身高校 | PL学園高校 |
| 出身大学 | 立教大学コミュニティ福祉学部 |
| 日本テレビ入社 | 2003年 |
| 日本テレビ退社 | 2024年3月31日 |
| 現在の肩書 | フリーアナウンサー |
生年月日や出身校、野球の記録、日本テレビの在籍期間は、本人の公式プロフィールにも掲載されています。
PL学園では松坂大輔と甲子園で対決上重さんは大阪の野球名門校、PL学園の出身です。高校時代は投手として活躍し、甲子園には3度出場しました。
特に知られているのが、1998年夏の第80回全国高等学校野球選手権大会です。準々決勝で対戦したのは、松坂大輔さんを擁する横浜高校でした。
この試合は、両校が得点を取り合う展開となり、延長17回までもつれる大熱戦に発展。最終的には横浜高校が9対7で勝利しました。
上重さんはこの試合でPL学園の投手として登板し、後に日本を代表する投手となる松坂さんと甲子園の舞台で投げ合いました。現在も高校野球の名勝負として語られる一戦です。
上重さん自身も後年、この試合を振り返っています。松坂さんとの対戦は、単なる高校時代の思い出ではなく、野球を通じた自身のキャリアを象徴する経験になっています。
立教大学で達成した36年ぶりの完全試合PL学園卒業後は立教大学に進学し、東京六大学野球で投手として活躍しました。
特筆すべき記録は、2000年10月22日の東京大学戦です。上重さんは立教大学の投手として87球を投げ、7奪三振で完全試合を達成しました。
東京六大学野球の公式記録室によると、これは同リーグ史上2人目、1964年以来36年ぶりの完全試合でした。
完全試合とは、相手チームの打者を一人も出塁させずに試合を終える記録です。安打だけでなく、四球や死球、失策による出塁も許さない必要があるため、投手にとって非常に難しい記録です。
大学野球でこれほどの実績を残した経験は、後のスポーツ実況や野球関連の仕事にもつながっています。
【出演番組・関係者一覧】上重聡のキャリアを形づくった人物と番組
上重さんのキャリアには、野球界の著名人だけでなく、日本テレビ時代の番組やフリー転身後の共演者が深く関係しています。年代と関係性を整理すると、現在の活動につながる流れが見えてきます。
| 時期・人物・番組 | 関係性 | 主な内容・実績 |
|---|---|---|
| 1998年・PL学園 | 高校時代 | 甲子園に出場。夏の大会で松坂大輔擁する横浜と延長17回の激闘 |
| 2000年・立教大学 | 大学時代 | 東京六大学野球で36年ぶりの完全試合 |
| 2003年・日本テレビ | 勤務先 | アナウンサーとして入社 |
| 2010年代・ズームイン!!サタデー | 番組出演 | 5代目総合司会を担当。約6年間出演 |
| 日本テレビ・スッキリ | 番組出演 | MCとして情報番組を担当 |
| 日本テレビ・シューイチ | 番組出演 | 情報番組やロケ企画などに出演 |
| 2024年・TOKYO MX | フリー転身後 | 「5時に夢中!」に退社後初のテレビゲスト出演 |
| 2026年・里崎智也 | 動画共演者 | FUETAでキャリアと資産形成について対談 |
| 2026年・青井実、垣花正 | 番組共演者 | 「5時に夢中!」で共演 |
番組の担当歴については本人の公式プロフィール、日本テレビ退社後の出演については日刊スポーツなどの報道、大学野球の記録については東京六大学野球公式記録室を参考にしています。
日本テレビ時代の看板番組は「ズムサタ」アナウンサーとしての上重さんを語るうえで外せないのが、「ズームイン!!サタデー」です。
本人の公式プロフィールでは、同番組の5代目総合司会として紹介されています。報道や情報番組の進行だけでなく、スポーツ経験を生かした企画や出演者とのやり取りでも存在感を示しました。
その後は「スッキリ」のMCや「シューイチ」などにも出演。野球実況だけにとどまらず、幅広いジャンルを担当するアナウンサーとして活動してきました。
スポーツ実況では、プロ野球中継、箱根駅伝、ボクシング、2022年の北京冬季オリンピックなどを担当。特に高木美帆選手が金メダルを獲得したスピードスケート女子1000メートルなど、スポーツの大舞台にも携わっています。
【レギュラー番組はある?】フリー転身後の仕事状況を検証
上重アナの現在を調べる読者が最も気になるのは、結局どの番組にレギュラー出演しているのかという点でしょう。
2026年11月5日現在、確認できる出演情報を整理すると、「5時に夢中!」についてはゲスト出演であり、毎週出演する固定レギュラーとして紹介するのは正確ではありません。
本人の公式プロフィールでも、「ズームイン!!サタデー」「スッキリ」「シューイチ」などは過去のテレビ出演として整理されています。過去の担当番組と、フリー転身後の出演番組は分けて考える必要があります。
現在確認できる主な活動| 番組・コンテンツ | 2026年の状況 | 出演形態・内容 |
|---|---|---|
| 5時に夢中! | 5月8日・10月16日に出演 | ゲスト出演 |
| FUETA | 3月23日動画公開 | 里崎智也との対談 |
| ゴルフパラダイス THE GAME CHANGER | 11月8日放送予定の番組表に掲載 | 出演者として名前が掲載 |
| ジャンクSPORTS | 2026年の出演履歴あり | 番組出演 |
| シューイチ | 2026年の出演履歴あり | 出演履歴を確認 |
「ジャンクSPORTS」や「シューイチ」については番組出演履歴に記録がありますが、出演履歴だけでは固定レギュラー契約の有無までは判断できません。
フリーアナウンサーとしての働き方が変わった日本テレビ時代は、局が制作する番組の担当者として安定した出演機会がありました。一方、フリー転身後は、番組出演の依頼や動画企画、イベントなどを自ら受けて仕事を組み立てる立場になっています。
2024年のインタビューでは、マネージャーを付けずに自分で仕事を管理していることを説明していました。仕事を依頼する側の意図を把握したうえで現場に向かいたいという考えも語っています。
この働き方は、自由度が高い半面、仕事の獲得やスケジュール管理、収入の安定化まで自分で担わなければならないという特徴があります。
2026年の活動を見ると、テレビのゲスト出演、スポーツ・ゴルフ関連の番組、企業運営のYouTube企画など、複数の媒体に仕事の幅が広がっています。かつてのような局アナの固定番組中心の働き方とは異なる方向性です。
【プロの結論】上重聡の現在から見えるフリーアナウンサーの可能性
上重聡さんの2024年から2026年までの歩みを振り返ると、フリー転身は単なる勤務先の変更ではありません。21年間積み重ねたアナウンサー経験を、どのような市場で生かすかというキャリアの再設計でもあります。
特に注目すべきなのは、野球経験とアナウンサーとしての技術を組み合わせている点です。
PL学園時代の甲子園経験、立教大学での完全試合、日本テレビでのスポーツ実況。これらは別々の実績に見えますが、スポーツを理解し、選手の心理や競技の背景を伝えるという点で一貫しています。
里崎智也さんとのFUETA出演も、こうした経験を生かした仕事の一つです。単にスポーツニュースを読むのではなく、スポーツ界の経験者と対話し、一般視聴者に分かりやすく伝える役割を担っています。
上重聡の仕事状況を評価するときの3つの視点1. レギュラー番組の数だけで評価しない
フリーアナウンサーは、局アナと違って固定の放送枠を持たずに活動するケースもあります。ゲスト出演、スポーツイベント、動画出演などを含めて仕事の幅を見る必要があります。
2. 自虐的なテレビ発言をそのまま事実と受け取らない
2026年10月の「仕事がなくてニート」という発言は、番組内で笑いを取るための表現です。実際にはFUETAやゴルフ関連番組などの活動も確認できます。
3. 過去の実績と現在の活動を区別する
「ズームイン!!サタデー」や「スッキリ」は日本テレビ時代の代表的な仕事です。現在の出演情報と混同しないことが、上重さんのキャリアを正しく理解するポイントです。
フリー転身後の活動は、局アナ時代と比べて仕事の形が変わりました。2026年はその変化がテレビ、スポーツ、YouTubeという複数の媒体に表れている時期といえます。
【上重アナの現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:上重聡アナは2026年現在、何をしていますか?
A1:フリーアナウンサーとして活動しています。TOKYO MX「5時に夢中!」へのゲスト出演や、里崎智也さんと共演したYouTubeチャンネル「FUETA」の動画出演、ゴルフ関連番組などが確認できます。
Q2:上重聡は「5時に夢中!」のレギュラーですか?
A2:2026年5月8日と10月16日の出演はゲストとして報じられています。固定レギュラーとしての出演とは区別する必要があります。
Q3:上重聡が日本テレビを退社した理由は何ですか?
A3:本人が説明した理由は、フリーアナウンサーとして新しい環境に挑戦したかったためです。30代前半から独立願望があり、山本由伸投手や今永昇太投手のメジャー挑戦に刺激を受け、2024年3月末の退社を決断しました。
上重聡さんは2024年3月末に日本テレビを退社し、21年間の局アナ生活に区切りをつけました。フリー転身直後は仕事が決まっていない時期もありましたが、テレビ出演やスポーツ関連の仕事、動画コンテンツなどへ活動を広げています。
2026年はTOKYO MX「5時に夢中!」への複数回のゲスト出演に加え、里崎智也さんとのFUETAでの対談も実現。ゴルフ関連番組への出演予定も確認できます。
一方で、「5時に夢中!」を固定レギュラーと紹介したり、番組内の自虐発言だけを根拠に仕事がないと判断したりするのは適切ではありません。出演形態と実際の活動を分けて見ることが大切です。
PL学園のエースとして松坂大輔さんと甲子園で戦い、立教大学では完全試合を達成。その後、日本テレビでスポーツ実況や情報番組の司会を経験した上重さんには、幅広い分野で生かせるキャリアがあります。
フリー転身から約2年半。今後、スポーツ実況や情報番組への出演に加え、動画・イベントなどでどのような新しい仕事を展開していくのか、引き続き注目されます。