疑惑が広がるなか、注目を集めたのが乾本人への直撃取材だった。2020年1月22日、NEWSポストセブンはスペインに滞在していた乾に取材を実施。その映像と内容が公開され、翌23日発売の『女性セブン』でも取り上げられた。
「仲の良い友達の一人」という説明NEWSポストセブンの直撃取材で、木下との関係について質問された乾は、次の趣旨の説明をした。
「木下さんとは友人関係で、仲の良い友達の一人なので」
加えて、これ以上の説明については事務所とチームを通してほしいという趣旨の発言もしている。
また、女性セブンの直撃取材について報じた記事では、不倫関係だったのかという質問に対し、乾が「不倫? んー、ないですね」と答えたと伝えられている。
この2つの説明は、疑惑を考えるうえで重要だ。乾は木下との交流そのものを全面否定したわけではなく、友人関係であると説明したうえで、不倫については否定したと報じられている。
一方、質問への回答が短かったことや、事務所・チームを通すよう求めたことについては、当時さまざまな受け止め方が生まれた。しかし、回答の仕方が曖昧に感じられることと、不倫が事実であることは同じではない。
木下優樹菜本人は不倫疑惑を認めたのかもう一つ注目したいのが、木下本人の説明だ。
2020年1月の一連の報道では、乾への直撃取材が大きく取り上げられた一方、木下が乾との不倫関係を認めたという確かな発表は確認できない。
そのため、乾の「友人関係」という説明と、木下の投稿からネット上で読み取られたメッセージを同列に扱うことはできない。前者は本人への取材で報じられた回答、後者は投稿の文字列に対する第三者の解釈だからだ。
直撃取材から分かること、分からないことこの取材から確認できるのは、乾が木下との友人関係を認め、不倫関係について否定したという報道内容だ。
反対に、2人がどの程度の頻度で連絡を取っていたのか、実際にどこで会ったのか、SNS投稿が意図的なメッセージだったのかについては、直撃取材だけで確定できない。
したがって、乾のコメントを「不倫を認めた発言」と解釈するのも、「すべての交流を否定した発言」と解釈するのも正確ではない。本人が公に示した説明は、あくまで友人関係というものだった。
【藤本敏史と木下優樹菜の離婚】乾との疑惑は離婚原因だったのか

乾と木下の関係が検索される理由の一つに、木下と藤本敏史の離婚がある。離婚と不倫疑惑が近い時期に話題になったため、両者を関連付ける見方が生まれた。
2019年12月31日に正式発表された離婚藤本敏史と木下優樹菜は、2019年12月31日に離婚を正式発表した。2人は2010年に結婚し、2人の娘をもうけていた。
離婚発表時、藤本は夫婦としてのすれ違いや生活のずれが重なり、話し合いを重ねた結果だと説明している。
「夫婦としてのすれ違いや生活のずれが重なり、話し合いを重ねた結果このような結論に至りました」
木下も、離婚後は自身が親権を持ち、子どもたちにとって父親と母親であることに変わりはないとして、協力して子育てを続ける意向を示した。
この離婚理由はテレビ朝日やORICON NEWSなどでも報じられており、双方の発表内容と一致している。
離婚と乾貴士の不倫疑惑は時系列を分けて考えるここで押さえておきたいのは、離婚の正式発表が2019年12月31日、不倫疑惑の大きな報道が2020年1月中旬以降だったという順序だ。
木下のInstagram投稿自体は2019年7月のものだが、それが乾との不倫疑惑として広く取り上げられたのは離婚発表後だった。
つまり、離婚の事実と、乾との不倫疑惑が報道された事実は別々に存在している。離婚したから不倫があった、あるいは不倫が原因で離婚したと結び付けるには、別の裏付けが必要になる。
2020年7月の芸能界引退との関係木下は2020年7月1日に芸能活動の再開を発表したものの、同月6日に芸能界引退を発表した。
所属事務所の発表では、今後の活動について協議した結果、信頼関係の維持が著しく困難と判断したこと、また本人からの申し出があったことが理由として説明されている。
この引退発表も、不倫疑惑が事実だったことを示すものではない。木下の引退をめぐる事務所の説明と、乾との関係についての疑惑は、別の出来事として整理する必要がある。
【2026年最新】乾貴士と木下優樹菜は現在どうしている?
2026年11月現在、2人はそれぞれ異なる分野で活動している。過去の不倫疑惑に関する新たな確定情報と、現在の仕事や生活の動向を混同しないことが大切だ。
乾貴士はジュビロ磐田でプレー1988年6月2日生まれ・MF
背番号23。2026年6月にヴィッセル神戸から完全移籍で加入。
乾は2018年のロシアワールドカップで日本代表として活躍した選手で、スペインのエイバルやベティス、ドイツのフランクフルトなどでもプレーしてきた。
2026年6月23日、ジュビロ磐田は乾の完全移籍加入を発表。2026/27シーズンから磐田の一員となった。
Jリーグ公式選手プロフィールではMF23として掲載されており、11月3日のJ2藤枝戦にも先発出場している。現在の乾を語るうえでは、過去の芸能ニュースよりも、現役選手としての活動が中心となっている。
木下優樹菜は元タレント・YouTuberとして活動1987年12月4日生まれ
芸能界引退後もInstagramなどで日常や近況を発信。
木下は2020年7月に芸能界引退を発表したが、その後もSNSを通じて近況を発信している。
2026年5月にはInstagramで家族とのピクニックや手作り弁当について投稿したことがスポニチで報じられた。また、同年9月にもInstagramを更新しており、メイク動画やプライベートの写真を公開している。
現在の肩書きは元タレントで、YouTuberとしても活動していると紹介されている。かつてのテレビ中心の活動から、SNSなどを通じた個人発信へと活動の形が変化している。
2026年になって不倫疑惑に新展開はあった?2026年11月5日時点で、乾と木下が当時の関係について新たに交際を認めたという確かな発表や、不倫関係を裏付ける公式な説明は確認できない。
現在の所属クラブやSNSでの活動は、それぞれの近況を示す情報であり、2018〜2020年の疑惑を裏付ける材料ではない。
過去の騒動が検索され続けていることと、新しい事実が明らかになったことは区別する必要がある。
【報道と憶測を徹底検証】乾貴士と木下優樹菜の関係の真相
ここまでの経緯を踏まえると、この騒動には大きく分けて「実際に確認できる出来事」と「SNS上で解釈された情報」が存在する。
疑惑と確認できる事実の違い| 話題 | 確認できる内容 | 判断 |
|---|---|---|
| 乾が木下を好きと発言 | 2018年のテレビ番組で本人が発言 | 事実 |
| 乾の縦読み投稿 | 「ゆきなだいすき」と読める投稿が報じられた | 投稿と解釈を区別 |
| 木下の縦読み投稿 | 「たかしあいしてる」と読める投稿が報じられた | 投稿と解釈を区別 |
| 2人の友人関係 | 乾が友人関係と説明 | 本人の説明 |
| 2人の不倫関係 | SNS投稿を中心に疑惑が広がった | 確定していない |
| グアム旅行説 | ネット上で話題になり取材でも質問された | 不倫の証明にはならない |
| 離婚の原因 | 藤本と木下は夫婦のすれ違いと説明 | 公式発表上の理由 |
| 2026年の新証拠 | 不倫を確定させる新たな公表情報は確認できない | 未確定のまま |
今回の騒動が長く記憶されている理由の一つは、縦読みという手法が持つ特徴にある。
通常の文章は横方向に読まれるため、行頭の文字を縦につなげることで別のメッセージが生まれると、読者には隠された意図があるように感じられる。
今回の場合、乾の「ゆきなだいすき」と木下の「たかしあいしてる」が対になるように見えた。さらに乾がテレビで木下の名前を挙げていたという事実があったため、2つの投稿が偶然ではないと考える人が増えた。
しかし、文章の行頭から特定の文字列が読み取れることは、投稿者がそのメッセージを意図したことや、相手との恋愛関係を直接証明するものではない。
SNSの匂わせを検証するときの3つの判断基準芸能人のInstagramやXで意味深な投稿が話題になった場合、次の3点を確認すると情報の信頼性を判断しやすい。
1.投稿の原文と投稿日が確認できるか
切り抜き画像や転載文では、改行や絵文字、投稿時期が変わっている可能性がある。元の投稿と照合することが出発点になる。
2.本人の発言と第三者の解釈が区別されているか
「好きなタイプとして名前を挙げた」という発言と「交際していた」という解釈は異なる。本人が何を認め、何を否定したのかを分けて読む必要がある。
3.複数の報道が独立した証拠に基づいているか
同じSNS投稿を複数のニュースサイトが紹介していても、それだけで独立した証拠が増えたことにはならない。元の情報源が同一であれば、記事数が増えても事実の裏付けは強くならない。
今回の乾と木下の騒動は、SNSの投稿、テレビでの発言、週刊誌の直撃取材が重なったことで大きくなった典型例だ。情報を読み解く際には、報道の数ではなく、何が実際に確認されたのかを見ることが欠かせない。
【乾貴士と木下優樹菜に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:乾貴士と木下優樹菜は本当に不倫していたのですか?
A1:不倫疑惑は2020年1月に大きく報じられましたが、2026年11月現在、2人の不倫関係を確定できる公的な発表や確かな証拠は確認されていません。乾は直撃取材で木下を「仲の良い友達の一人」と説明し、不倫についても否定したと報じられています。
Q2:「たかしあいしてる」のたかしは乾貴士のことですか?
A2:木下の2019年7月10日のInstagram投稿を縦読みすると「たかしあいしてるずーーっと」と読めるとして話題になりました。ただし、「たかし」が乾を指していると本人が認めた事実はありません。当時の報道では美容師の名前も候補として取り上げられていました。
Q3:乾貴士と木下優樹菜は2026年現在どうしていますか?
A3:乾は2026年6月にジュビロ磐田へ完全移籍し、プロサッカー選手として活動しています。木下は2020年に芸能界を引退し、現在は元タレント・YouTuberとしてSNSなどで近況を発信しています。2人が現在交際しているという確かな情報は確認されていません。
乾貴士と木下優樹菜をめぐる不倫疑惑は、2018年の乾のInstagram投稿と2019年の木下のInstagram投稿が縦読みできるとして広がった騒動だった。
2018年の『ダウンタウンなう』で乾が木下を好きな女性のタイプとして挙げていたことも、疑惑が注目される背景になった。
2020年1月にはNEWSポストセブンと女性セブンが乾への直撃取材を報道。乾は木下を友人関係と説明し、不倫関係について否定したと伝えられた。
一方、藤本敏史と木下の離婚は2019年12月31日に発表されており、双方が説明した理由は夫婦間のすれ違いや生活のずれだった。離婚と乾との疑惑を直接結び付ける確かな裏付けは示されていない。
【プロの結論】
2026年11月現在、乾貴士と木下優樹菜の関係について確実に言えるのは、SNS上の縦読み投稿が話題になり、乾本人が友人関係と説明したことまでだ。不倫が事実だったと断定できるだけの情報は公表されていない。
この騒動から読み取れるのは、SNSの断片的な情報が、著名人の過去の発言や私生活と結び付くことで、事実以上に大きなストーリーとして広がることがあるという点だ。
今後、当事者から新たな説明が出れば状況が変わる可能性はある。しかし、現段階では「縦読み投稿があった」「乾が友人関係と説明した」「不倫疑惑が報道された」という3つの事実を分けて理解することが、騒動の真相に最も近い見方となる。
主な参考報道:フジテレビ『ダウンタウンなう』番組情報、週刊女性PRIME、NEWSポストセブン、女性セブン、テレビ朝日ニュース、Jリーグ公式サイト、スポニチアネックス。