松本潤と櫻井翔の関係を理解するうえで欠かせないのが、嵐としてデビューする前のジャニーズJr.時代だ。
2人の出会いは、嵐の結成より前にさかのぼる。2025年7月の『櫻井・有吉THE夜会』では、少年隊のミュージカルのリハーサルが行われていた青山劇場の稽古場で初めて会ったことを振り返った。
当時、櫻井は松本より年上の先輩だった。松本は初対面の櫻井について、履いていたナイキのスニーカーを覚えており、おしゃれな先輩という印象を持っていたという。
TBSの公式番組動画も、2人について「出会って約30年」と紹介している。単に同じグループに所属していたというだけでなく、10代の頃から互いの成長を見てきた関係なのだ。
翔潤コンビとバンビズの違いファンの間で使われる2つの呼び名には、それぞれ異なる由来がある。
- 翔潤(しょうじゅん): 櫻井翔の「翔」と松本潤の「潤」を組み合わせた呼称。
- バンビズ: 櫻井が映画『木更津キャッツアイ』で演じたバンビという愛称と、松本が主演したドラマ『バンビ〜ノ!』に由来する呼称。
どちらも2人を組み合わせたファンの愛称だ。
特にバンビズという呼び名は、それぞれが俳優として出演した作品に由来している点が興味深い。2人が同じ作品でバンビという役を演じたわけではない。
このような呼び名が長く使われていることからも、嵐のメンバー同士の組み合わせを楽しむ文化の中で、2人が特別な存在として認識されてきたことがうかがえる。
【仲良しエピソード】櫻井翔が松本潤の人生を変えた高校進学の助言

2人の関係を語る際、特に注目されるのが高校進学にまつわるエピソードだ。
2025年7月24日放送の『櫻井・有吉THE夜会』では、2人が車で思い出の場所を巡りながら、ジュニア時代の出来事を振り返った。
松本潤は高校に進学するつもりがなかった当時の松本は、芸能活動が忙しく、高校へ進学するかどうか迷っていた。
本人の説明によると、当時は音楽編集のような作業に興味があり、学校に通う時間を別のことに使いたいと考えていたという。
そんな松本に対し、櫻井は高校へ進学した方がよいと勧めた。
番組で松本は、櫻井から言われた言葉について次のように振り返っている。
「高校行った方がいいよ」
そして、松本は櫻井の助言が進学を決める大きなきっかけになったと明かした。
櫻井自身も当時のやり取りを覚えており、松本が高校へ行かないことを考えていたため、進学を勧めた記憶があると話している。
日刊スポーツの2025年7月25日付報道でも、このエピソードが紹介された。
制服のボタンに残る2人の思い出同じ青春旅では、櫻井の高校時代の制服にまつわる話も飛び出した。
櫻井は実家で保管されていた自分の学ランを見た際、ボタンが一つなくなっていることに気づいたという。
そこで松本に、自分の制服のボタンを渡した記憶があるか尋ねた。
松本は、自分の堀越高校の制服の袖に付いていた3つのボタンのうち、1つを櫻井の慶應義塾高校のボタンに替えていたことを明かした。
櫻井は、実家で母親が学ランを見つけたときの反応を再現し、松本にボタンを渡した記憶を振り返った。
単なる昔話に見えるが、10代の頃に交換したものを長い年月が経っても覚えているという点に、2人の交流の深さが表れている。
このエピソードは日刊スポーツやスポーツニッポンでも取り上げられた。
中学の卒業式の日にも櫻井が松本の自宅へもう一つ印象的なのが、松本の中学卒業式の日の思い出だ。
2025年の番組で櫻井は、松本の卒業式の日に自宅を訪れたことを振り返った。
松本もその出来事を覚えており、帰宅した際に櫻井が家にいて「卒業式おめでとう!」と声をかけてくれた記憶があると話した。
当時の松本の部屋にドラゴンボールのポスターが貼られていたことまで櫻井が覚えていたのも、番組の見どころだった。
長く一緒に仕事をしてきた相手であっても、学生時代の自宅での出来事まで鮮明に覚えているとは限らない。
このエピソードは、2人が芸能活動だけでつながっていたわけではないことを感じさせる。
【不仲説の真相】松本潤と櫻井翔は本当に仲が悪かったのか?
松本潤と櫻井翔を検索すると、不仲説という言葉が関連して表示されることがある。
この噂が広がった背景には、2人の性格や仕事に対する姿勢の違い、そして週刊誌による関係性についての報道があった。
しかし、本人たちがテレビ番組で語った内容を見ると、噂と実際の発言には大きな隔たりがある。
2016年、櫻井翔が不仲説を否定2016年6月16日放送の『櫻井・有吉THE夜会』では、松本と櫻井の不仲説が話題になった。
ゲストの片桐仁が、ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』で共演していた松本と、今後も仲良くしたいと櫻井に相談したことがきっかけだった。
有吉弘行が2人の不仲説を持ち出すと、櫻井はすぐに反応した。
「悪くない!」
櫻井は、不仲説を作りたがる有吉に対しても苦笑しながら反論した。
日刊スポーツの2016年6月17日付記事でも、このやり取りが詳しく報じられている。
2017年には松本潤もテレビで否定2017年4月29日放送の日本テレビ系『嵐にしやがれ』でも、再び不仲説が話題になった。
松本は自分から櫻井との不仲説に触れ、次のように話した。
「全然、仲悪くないんですよ」
この発言に対し、櫻井も困惑した様子を見せた。
有田哲平が週刊誌報道を持ち出して冗談を言うと、櫻井は報道を信じすぎているとツッコミを入れていた。
松本がわざわざ自分から話題にしたことも印象的だった。
単に否定するだけでなく、なぜそのような噂が出ているのか分からないという反応を見せていたのである。
不仲説が生まれた背景は何だったのか2017年には、一部週刊誌の記事をきっかけに、2人の仕事に対する姿勢やグループ内での役割の違いが取り上げられた。
櫻井は報道やキャスター業などで知的なイメージを築き、松本は俳優業に加えて嵐のコンサート演出にも携わっていた。
こうした違いが、対立という形で解釈された面もある。
しかし、仕事の役割が違うことと、個人的に不仲であることは別問題だ。
公表された本人たちの発言では、不仲説は繰り返し否定されている。少なくとも、噂を裏付けるような具体的な対立関係が本人たちから明かされたわけではない。
不仲説を事実として扱うより、異なる個性を持った2人が、それぞれの距離感を保ちながら活動してきたと見る方が、公開されている情報に合致する。
【共演歴・関係性一覧】翔潤コンビを理解するための年表
松本潤と櫻井翔は、嵐のメンバーとして数多くの番組や作品に出演してきた。
2人だけの共演機会は必ずしも多くなかったが、5人で出演した作品や番組、そして個別の交流を振り返ると、その歩みが見えてくる。
特に注目したいのは、グループとしての活動と、2人だけで語られた思い出を分けて考えることだ。
2人の主な出来事と公表情報
『ピカンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』(2002年)
嵐の5人が主演した映画。櫻井はチュウ、松本はボンを演じた。続編の『ピカンチ』や『ピカンチ』にも5人が出演している。
『黄色い涙』(2007年)
1960年代の東京を舞台にした青春群像劇。櫻井と松本を含む嵐の5人が、それぞれ異なる人物を演じた。
『最後の約束』(2010年)
フジテレビ系の新春スペシャルドラマ。巨大ビル占拠事件を背景に、5人の若者が事件に巻き込まれていく物語。嵐の5人全員が出演した。
これらの作品は、2人だけの共演ではなく、嵐というグループで積み重ねてきた仕事の記録でもある。
そして2025年の『櫻井・有吉THE夜会』は、グループでの共演とは違う、2人だけの会話や記憶が表に出た貴重な機会だった。
【2026年現在】松本潤と櫻井翔の仕事・活動はどう変わった?
2026年5月31日、嵐は東京ドームで開催された「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の最終公演を終え、グループとしての活動を終了した。
2025年5月6日の公式発表では、5人で最後のコンサートツアーを開催し、そのツアーをもって嵐としての活動を終了すると説明されていた。
したがって、2026年11月現在は、嵐としての活動とメンバーそれぞれの個人活動を分けて考える必要がある。
松本潤の2026年現在:俳優業と個人事業の新しい体制
松本潤
俳優・MJC Inc.
嵐の活動終了後も、俳優としての仕事や広告関連の活動を続けている。
松本は2024年5月30日をもって、個人活動においてSTARTO ENTERTAINMENTから独立した。
その後、自身の会社MJC Inc.を設立。嵐としての活動に関する契約とは区別して、個人の仕事を展開してきた。
2026年の主な公表情報は次のとおりだ。
- 2026年2月: TBSのプロジェクト『ちるらん 新撰組鎮魂歌』に松平容保役で出演することが発表された。
- 2026年8月8日: 公式メンバーシップ「MJ's Membership」がオープン。
- 2026年10月1日: SBIホールディングスのCM出演が発表された。
- 2026年10月12日: Aquascutumのトレンチコートアンバサダーへの起用と、175周年記念コンセプトムービーへの出演が発表された。
- 2026年10月9日: 『ちるらん 新撰組鎮魂歌』のBlu-ray・DVD-BOX発売が発表された。
俳優としての活動に加え、ブランドとの取り組みや自身のファン向けサービスなど、個人の活動基盤を整えていることが分かる。
2026年11月1日にはエージェント契約満了を発表2026年11月1日、MJC Inc.は株式会社一瞬と永遠とのエージェント契約が期間満了になったことを公式サイトで発表した。
同社は2024年12月から松本の出演や取材に関する窓口を担っていた。
今回の公式発表では、これまで支えてきたスタッフへの感謝が述べられ、今後の依頼はMJC Inc.で受け付けると案内されている。
契約満了の理由については発表されていないため、トラブルや対立と結び付ける根拠はない。
個人事業の運営体制に関する変更として受け止めるのが適切だ。
櫻井翔の2026年現在:キャスター・MC・俳優として活躍
櫻井翔
タレント・キャスター・俳優
報道番組やバラエティー、映画など複数の分野で活動している。
櫻井は2026年も、キャスターや司会者としての活動を続けている。
STARTO ENTERTAINMENTの公式プロフィールに掲載されている主なレギュラー番組は以下のとおり。
- 『真剣遊戯!THEバトルSHOW』: フジテレビ系、毎週月曜日20時。
- 『news zero』: 日本テレビ系、毎週月曜日23時。
- 『櫻井・有吉THE夜会』: TBS系、毎週木曜日22時。
また、2026年7月には日本テレビ系『アメリカ横断ウルトラクイズ』のMC就任が発表された。
同年9月にはフジテレビの『櫻井翔の一覧ファクトリー』へのMC出演も発表されている。加えて、2027年公開予定の映画『ぼけ日和』への出演も決まった。
櫻井の場合、長年続けてきた報道キャスターとしての経験を生かしながら、バラエティーや映画にも活動の幅を広げている点が特徴的だ。
2人の現在は別々の道でも、嵐時代の関係は変わらない松本は俳優業と個人事業の基盤づくり、櫻井はキャスターやMCを中心とした活動を展開している。
仕事の方向性は異なるものの、2人とも嵐のメンバーとして長年培ってきた経験を個人活動につなげている。
2026年5月31日でグループ活動は終わったが、それによって過去の関係や共に歩んだ時間まで消えるわけではない。
今後、2人が再び共演するかどうかは、個別の出演発表や新しい企画に注目する必要がある。
【プロの結論】松本潤と櫻井翔の絆を理解する3つの視点
2人の関係を読み解くとき、押さえておきたい要点は3つある。
1. 仲良しと常に一緒にいることは同じではない
嵐の中でも、櫻井と松本はそれぞれ異なる得意分野を持っていた。櫻井は報道や司会、松本は俳優業やコンサート演出で存在感を発揮してきた。
2人だけで行動する機会が少なく見えたとしても、それだけで関係性を判断することはできない。
2. 高校進学の助言は長期的な信頼を示すエピソード
2025年の青春旅で語られた高校進学の話は、単なる昔話ではない。
櫻井が松本の進路を気にかけ、松本がその言葉を人生の重要な転機として覚えていたという事実がある。
このような経験の積み重ねこそ、2人の関係を理解するうえで重要だ。
3. 不仲説よりも本人たちの発言と行動を見る
不仲説は過去に繰り返し話題になったが、本人たちは2016年、2017年にそれぞれ否定している。
さらに2025年には、約30年の思い出を2人で語り合う番組企画が実現した。
こうした公に確認できる発言や出来事を優先して考えれば、2人の関係を必要以上に対立的に捉える理由は見当たらない。
【松本潤と櫻井翔の関係】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:松本潤と櫻井翔は本当に仲が悪いのですか?
A1:本人たちは不仲説を否定している。櫻井は2016年の『櫻井・有吉THE夜会』で「悪くない!」と発言し、松本も2017年の『嵐にしやがれ』で仲が悪くないと説明した。公表情報から不仲と断定する根拠はない。
Q2:松本潤と櫻井翔の翔潤コンビとは何ですか?
A2:櫻井翔の「翔」と松本潤の「潤」を組み合わせたファンの呼称。2人の名前に由来するコンビ名として親しまれている。
Q3:バンビズという名前の由来は何ですか?
A3:櫻井が『木更津キャッツアイ』で演じたバンビという愛称と、松本が主演したドラマ『バンビ〜ノ!』に由来する呼び名だ。
Q4:櫻井翔が松本潤に高校進学を勧めたのは本当ですか?
A4:本当だ。2025年7月24日放送の『櫻井・有吉THE夜会』で松本本人が、櫻井の「高校行った方がいいよ」という助言が進学を決める大きなきっかけになったと語った。
Q5:2025年の櫻井・有吉THE夜会の2人旅はいつ放送されましたか?
A5:2025年7月24日。番組では2人きりの青春旅が企画され、ジュニア時代の思い出や高校進学、嵐の活動休止期間中の交流などが語られた。
Q6:嵐は2026年に解散したのですか?
A6:嵐は2026年5月31日の東京ドーム公演をもってグループとしての活動を終了した。個人活動については、メンバーそれぞれが継続している。
松本潤と櫻井翔は、ジャニーズJr.時代から約30年にわたって交流してきた関係だ。
高校進学を後押しした櫻井の言葉、制服のボタンにまつわる思い出、中学の卒業式の日の訪問など、2人の間には長い時間を共有してきたからこそのエピソードがある。
一方、過去に広がった不仲説については、2016年と2017年に本人たちが否定している。仕事に対する姿勢や表現方法が異なることを、対立と結び付ける必要はない。
そして2026年5月31日、嵐はグループ活動に一区切りをつけた。
現在、松本はMJC Inc.を拠点に俳優業や個人活動を進め、櫻井はキャスターやMC、俳優として活躍を続けている。
翔潤コンビの魅力は、いつも隣にいることではなく、異なる道を歩みながらも、互いの人生の節目に影響を与えてきたことにある。
嵐としての活動は終わっても、2人が共有してきた青春や思い出は変わらない。今後の個人活動と、いつか実現するかもしれない新たな共演にも注目したい。