箱根観光で外せない絶景スポットとして知られる大涌谷。2026年現在、観光の中心となっているのが、箱根ロープウェイ大涌谷駅前に誕生した新しい展望エリア「ちきゅうの谷」です。2025年4月25日にオープンしたこのエリアには、風を全身で感じられる「風の輪テラス」、噴気地帯を足元から見下ろす「息吹のデッキ」、ロープウェイの空中散歩を間近で楽しめる「大空のほとり」という3つの個性的な展望スポットが設けられています。
大涌谷展望台の魅力は、単に富士山や箱根の山並みを眺めるだけではありません。約3,000年前の箱根火山の活動によって形成された荒々しい地形、現在も立ち上る噴気、独特の硫黄の香りなど、地球が活動を続けている様子を間近に感じられることです。今回は2026年11月5日時点の公式情報をもとに、見どころ、アクセス方法、営業時間、駐車場料金、火山ガスへの注意点、自然研究路の入場方法まで詳しく解説します。
【2026年最新】大涌谷展望台とは?新名所「ちきゅうの谷」の誕生と魅力

大涌谷展望台を訪れるなら、まず押さえておきたいのが「ちきゅうの谷」の存在です。
大涌谷は、約3,000年前に箱根火山の最高峰・神山で発生した水蒸気爆発によって形成された爆裂火口です。現在も噴気が立ち上り、荒々しい岩肌や硫黄の結晶など、火山活動の痕跡を目の前で観察できます。
この独特の自然環境を観光体験として楽しめるよう、大涌谷駅と駅前広場がリニューアルされ、2025年4月25日に新展望エリア「ちきゅうの谷」がオープンしました。
小田急箱根の公式発表によると、施設全体のテーマは「黒・ジオ・風」。大涌谷の黒い岩肌や地質、谷間を吹き抜ける風を体感できる空間として整備されています。
従来の大涌谷観光は、噴煙を眺めたり、黒たまごを購入したりする楽しみが中心でした。新しい展望エリアでは、風を感じる、ガラス越しに地表を眺める、ロープウェイを間近で見るといった複数の体験が加わっています。
つまり、ちきゅうの谷は単なる展望台ではなく、大涌谷の自然を五感で楽しむための観光エリアです。
ちきゅうの谷を構成する主な施設展望スポットは3か所ですが、周辺には休憩スペースやショップも整備されています。
- 風の輪テラス:360度の開放的な眺望を楽しむ場所
- 息吹のデッキ:ガラス張りの床から噴気地帯を見下ろす場所
- 大空のほとり:ロープウェイや箱根外輪山を眺めながら休憩できる場所
- 岩の巣ベンチ:大涌谷の岩肌をイメージした休憩スペース
- 谷のマルシェ:軽食やドリンク、お土産を楽しめるショップ
加えて、2026年7月17日には大涌谷駅2階のレストランが「OWAKUDANI KITCHEN」としてリニューアルオープン。大涌谷カレーや鉄鍋料理など、景色だけでなく食事も楽しめる観光スポットへと進化しています。
出典:小田急箱根のニュースリリース、箱根ナビの2026年観光特集。
【必見】大涌谷展望台の見どころ3選!風の輪テラス・息吹のデッキ・大空のほとり
ちきゅうの谷の魅力は、3つの展望スポットがそれぞれ異なる景色と体験を提供していることです。同じ大涌谷を眺めていても、立つ場所によって感じ方が変わります。
1.風の輪テラス|360度の絶景と大涌谷の風を体感風の輪テラスは、大涌谷駅を出て最初に目に入る象徴的な展望スポットです。
特徴は、円形に広がる開放的な構造。周囲の視界を大きく遮らず、360度の方向から箱根の自然を眺められる設計になっています。
ここで注目したいのは、景色だけでなく風そのものです。大涌谷は谷の地形に沿って風が吹き上がりやすく、テラスでは上下左右から風を感じられます。
箱根ナビの現地紹介記事でも、谷に沿って吹き上がる風の強さや冷たさ、硫黄の独特な香りが紹介されています。
テラスの一角には山側へ突き出した撮影スポットもあり、噴気や断崖を背景にした写真を撮影できます。
特におすすめなのは、次のような楽しみ方です。
- 大涌谷の噴気と岩肌を背景に記念撮影
- 晴天時に箱根の山並みや富士山を眺める
- 谷間を吹き抜ける風を感じながら景色を楽しむ
- 展望エリア全体を見渡して撮影する
ただし、風が強い日は体感温度が大きく下がります。写真撮影に集中しすぎず、帽子や荷物が飛ばされないよう注意してください。
2.息吹のデッキ|ガラス床から噴気地帯を見下ろす迫力の展望スポット大涌谷らしい火山の迫力を味わいたい人におすすめなのが、息吹のデッキです。
谷側へ突き出すように設けられたこのデッキでは、目の前に広がる岩肌や立ち上る蒸気を間近に眺められます。
最大の特徴は、床の中央部分とフェンスにガラスが採用されていること。足元から大地を見下ろせるため、通常の展望台とは違った臨場感があります。
眼下にはゴツゴツした岩肌や噴気孔が広がり、場所によっては黄色や白色の硫黄の結晶も確認できます。
大涌谷の自然を単に遠くから眺めるのではなく、火山活動が続いている土地の表情を立体的に感じられる点が魅力です。
特に写真や動画を撮りたい人にとっては、ガラス越しに見える地形が印象的な撮影ポイントになります。
ただし、高さを感じる構造のため、高所が苦手な人は無理に床をのぞき込む必要はありません。周囲の景色を眺めるだけでも十分に楽しめます。
3.大空のほとり|ロープウェイと箱根の山並みを楽しむ休憩スポット3つ目の大空のほとりは、ほかの2か所とは少し異なる落ち着いた雰囲気が魅力です。
この場所では、箱根ロープウェイのゴンドラが谷間を移動する様子を間近で眺められます。噴気が立ち上る山肌と、その上空を進むゴンドラの組み合わせは、大涌谷ならではの景観です。
ロープウェイに乗っている人と展望エリアにいる人の距離が近く、タイミングが合えば手を振り合うような楽しみ方もできます。
また、周囲の建物や木々による遮りが少なく、箱根外輪山の稜線や遠くの景色を見渡せるのも特徴です。
デッキの外周にはカウンターやベンチが設けられているため、ドリンクやスイーツを楽しみながら休憩するのにも適しています。
加えて、自然エネルギーを活用する「谷の風車」や、火山活動を観察する「火山のカメラ」といった設備もあります。観光地の景観だけでなく、自然環境を見守る仕組みに触れられる点も見逃せません。
3つの展望スポットを比較| 展望スポット | 主な特徴 | おすすめの楽しみ方 |
|---|---|---|
| 風の輪テラス | 円形の開放的な構造と360度の眺望 | 絶景撮影・風の体感 |
| 息吹のデッキ | ガラス張りの床と噴気地帯 | 火山の迫力・写真撮影 |
| 大空のほとり | ロープウェイと箱根外輪山の眺望 | 景色を眺めながら休憩 |
| 岩の巣ベンチ | 岩肌をイメージした休憩スペース | ゆったりとした休憩 |
3か所を巡るなら、まず風の輪テラスで全体の景色を眺め、次に息吹のデッキで火山地形を観察し、最後に大空のほとりで休憩する順番がおすすめです。
公式の施設紹介と箱根ナビの現地レポートを照らし合わせても、それぞれのスポットは異なる体験を提供するように設計されています。
【富士山・芦ノ湖】大涌谷展望台から見える絶景とおすすめの時間帯
大涌谷観光で気になるのが、富士山や芦ノ湖をどこから眺められるのかという点です。
ここで知っておきたいのは、ちきゅうの谷の展望エリアと、箱根ロープウェイの車窓では見える景色が異なることです。
富士山は晴天時が狙い目大涌谷周辺からは、天候に恵まれれば富士山の雄大な姿を望めます。
箱根ナビの公式案内でも、大涌谷やロープウェイの車内から富士山を眺められることが紹介されています。
ただし、大涌谷は標高約1,040メートルの山岳地帯で、霧が発生しやすい場所です。晴れているように見えても、山頂付近に雲がかかって富士山が見えない場合があります。
特に夏は日中になると気温の上昇によって雲がかかりやすいため、箱根ナビのFAQでは午前中の観賞が推奨されています。冬は比較的長い時間見られる日もあり、夕焼けに染まる紅富士も魅力です。
芦ノ湖は桃源台方面へ向かうロープウェイから芦ノ湖の眺望を楽しみたいなら、大涌谷駅から桃源台駅方面へ向かうロープウェイにも注目してください。
箱根ナビによると、桃源台方面へ進む途中には富士山や芦ノ湖を望める景観ポイントがあります。特に夕方は湖面が光を反射し、美しい景色が広がります。
つまり、芦ノ湖の眺望は大涌谷駅前の展望デッキだけで完結するものではありません。大涌谷観光の前後にロープウェイの移動時間を組み込むことで、箱根の自然をさらに楽しめます。
絶景を楽しむためのポイント- 富士山を狙うなら、夏は午前中を優先する
- 冬は防寒対策をして、空気が澄んだ日の眺望を楽しむ
- 芦ノ湖を眺めたいなら桃源台方面のゴンドラに乗る
- 霧や強風による視界不良・運休の可能性を考慮する
展望スポットを訪れる日には、箱根ナビの運行情報や天候も確認しておきましょう。
【アクセス・営業時間・駐車場料金】大涌谷展望台への行き方を解説
大涌谷展望台へのアクセスは、箱根ロープウェイを利用する方法が代表的です。大涌谷駅の目の前にちきゅうの谷があるため、駅に到着すればすぐに観光を始められます。
箱根ロープウェイでアクセスする方法公共交通機関を利用する場合、箱根湯本駅から次のルートで向かうのが分かりやすい方法です。
1. 箱根湯本駅から箱根登山電車に乗車する。
2. 強羅駅で箱根登山ケーブルカーに乗り換える。
3. 早雲山駅で箱根ロープウェイに乗り換える。
4. 大涌谷駅で下車する。
5. 駅前の「ちきゅうの谷」へ向かう。
箱根湯本駅から強羅駅までは箱根登山電車で約40分、強羅駅から早雲山駅まではケーブルカーで約10分です。ロープウェイは早雲山駅から大涌谷駅まで約10分が目安です。
箱根ロープウェイは早雲山駅から大涌谷を経由して桃源台駅までを結び、通常は約1分間隔で運行しています。各区間の所要時間は約10分です。
小田原方面から箱根を周遊する場合は、箱根登山電車・ケーブルカー・ロープウェイを組み合わせた「大涌谷きっぷ」も選択肢になります。箱根フリーパスなどの周遊券と比較して、移動範囲や旅行日数に合ったものを選ぶと便利です。
2026年最新の営業時間2026年4月1日から、箱根ロープウェイの営業時間が変更されています。
小田急箱根が2026年3月25日に発表した変更内容では、2月から11月までの営業時間が全駅共通で9時から17時までとなりました。
| 項目 | 2026年の営業時間 |
|---|---|
| 箱根ロープウェイ(2〜11月) | 9:00〜17:00 |
| 箱根ロープウェイ(12〜1月) | 9:00〜16:15 |
| 大涌谷駐車場(2〜11月) | 9:00〜16:20 |
| 大涌谷駐車場(12〜1月) | 9:00〜16:00 |
| 駐車場の出庫期限 | 16:40 |
2026年11月5日時点では、ロープウェイの営業時間は9時から17時までです。
ただし、17時以降の大涌谷園地での観光はできず、ロープウェイの乗り換えのみとなります。また、駐車場は16時20分までの営業で、出庫期限は16時40分です。
展望エリアの観光時間と交通機関の運行時間を混同しないことが大切です。特に車で訪れる場合は、ロープウェイより駐車場の終了時間が早い点に注意してください。
悪天候や定期点検などによって営業時間や運行状況が変わる場合もあります。
大涌谷展望台の駐車場料金車で訪れる場合は、県営の大涌谷駐車場を利用できます。
料金は平日と休日で異なり、普通車の場合、平日のほうが割安です。
| 車種・区分 | 料金 |
|---|---|
| 普通車・平日 | 最初の2時間500円 |
| 普通車・平日延長 | 30分ごとに200円 |
| 普通車・平日最大 | 1,300円 |
| 普通車・休日 | 最初の30分500円、2時間まで合計1,000円 |
| 普通車・休日延長 | 30分ごとに400円 |
| 普通車・休日最大 | 2,600円 |
| 大型車 | 1回2,000円 |
| 二輪車 | 1回200円 |
平日は月曜日から金曜日までですが、祝日、12月29日〜1月3日、8月13日〜16日は休日料金の扱いです。
駐車場の収容台数は普通車147台、大型車14台、二輪車10台です。駐車場の予約は受け付けていません。
また、各種障害者手帳などを提示すると普通車の駐車料金が無料になる減免制度もあります。利用する場合は、入庫後に駐車場管理事務所またはインフォメーションセンターで手続きをしてください。
出典:神奈川県立自然公園施設の大涌谷駐車場利用案内。
2026年11月の最新情報|ロープウェイの有料優先改札予約2026年11月4日には、小田急箱根から箱根ロープウェイの有料優先改札予約に関する発表がありました。
実施日は2026年11月21日・22日の2日間。紅葉シーズンの混雑緩和を目的とした実証実験です。
対象となるのは、早雲山駅から大涌谷駅への乗車と、大涌谷駅から姥子・桃源台方面への乗車です。大涌谷駅から早雲山方面への乗車は対象外となっています。
利用料金は小学生以上一律500円で、通常の乗車券が別途必要です。予約受付は11月13日18時から開始予定です。
11月下旬に訪問する予定がある人は、通常の乗車券だけでなく、優先改札予約の対象区間や受付状況も確認しておくとよいでしょう。
【火山ガスに注意】大涌谷観光で知っておきたい安全対策と自然研究路の入場方法
大涌谷は美しい景色を楽しめる観光地である一方、現在も火山活動が続く場所です。安全に観光するためには、火山ガスに関する注意事項を理解しておく必要があります。
大涌谷の火山ガスはなぜ注意が必要?大涌谷周辺では、人体に有害な二酸化硫黄(SO₂)や硫化水素(H₂S)などの火山性ガスが発生しています。
神奈川県の大涌谷駐車場・インフォメーションセンターが公開する注意事項では、火山ガスの臭いが強いときや、目・鼻・喉に刺激を感じるときは、その場から退去するよう呼びかけています。
大涌谷では火山性ガスの24時間観測が実施されており、濃度が上昇した場合には放送などで注意喚起が行われます。
火山ガスに関する主な注意情報| 情報区分 | 二酸化硫黄(SO₂) | 硫化水素(H₂S) | 主な対応 |
|---|---|---|---|
| 注意喚起 | 0.2ppm以上 | 5ppm以上 | 放送による注意喚起 |
| 注意情報 | 5ppm以上 | 10ppm以上 | 屋内退避・自然研究路の入場中止 |
| 警戒情報 | 10ppm以上 | 50ppm以上 | 大涌谷から退避 |
上記は箱根町観光協会などが案内する規制基準です。火山ガスの濃度や現地の状況によって、観光できる範囲が変わります。
また、箱根ロープウェイの運休判断に使用される計測値と、園地内の規制基準は同じものではありません。火山ガス濃度と噴火警戒レベルにも直接の対応関係はないため、現地の案内を確認が必要です。
特に注意が必要な人神奈川県の注意事項では、次の人は生命に関わる可能性があるため、車外での観光ができないと案内されています。
- アレルギー性ぜん息の人
- 気管支疾患のある人
- 呼吸器・肺の疾患がある人
- 心臓疾患のある人
- 心臓ペースメーカーを装着している人
- 体調不良の人
また、妊娠中の人、新生児や乳幼児、アレルギー体質の人、高齢者についても、十分な注意が必要とされています。
体調に不安がある場合は、無理に展望エリアへ出ない判断も大切です。
大涌谷自然研究路の入場方法は?一般の観光とは別の予約制大涌谷の噴気地帯をさらに近くで見たい人に知られているのが、大涌谷自然研究路です。
この散策路は全長約700メートルで、火山活動による立ち入り規制が続いていた区域を、安全対策のもとで見学できるようにしたものです。
2022年3月28日に引率入場方式で再開され、一般の観光客が自由に歩ける散策路ではありません。事前予約が必要です。
自然研究路の利用条件| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 散策路の長さ | 約700m |
| 所要時間 | 約40分 |
| 入場方式 | 監視員2名による引率 |
| 予約方法 | オンライン事前予約 |
| 実施回数 | 1日4回 |
| 開始時間 | 10:00・11:30・13:00・14:30 |
| 定員 | 各回30名 |
| 安全対策協力金 | 1人800円 |
| 参加条件 | 小学生以上・非常時に走って避難できること |
当日は開始時間の20分前までに、大涌谷くろたまご館1階にある大涌谷インフォメーションセンターで受付を行います。
協力金は現金では支払えず、クレジットカードや交通系電子マネーなどのキャッシュレス決済が必要です。
受付後はヘルメットを着用し、監視員の指示に従って団体で散策します。監視員は観光ガイドではなく、安全確保のための誘導員です。
また、強風、霧、雷、積雪、路面凍結、火山ガス濃度の上昇などがある場合は中止されます。公式案内では、風速10m/s程度を強風判断の目安としています。
通常のちきゅうの谷の展望エリアを楽しむだけなら、自然研究路の予約は必要ありません。両者は別の観光体験として考えておきましょう。
出典:大涌谷引率入場オンライン予約サイト、神奈川県および箱根町観光協会の安全対策案内。
【黒たまご・グルメ】大涌谷展望台と一緒に楽しみたい観光体験
大涌谷に来たら、絶景とあわせて楽しみたいのが名物の黒たまごです。
大涌谷の黒たまごはなぜ黒い?黒たまごは、大涌谷の温泉の熱と成分を利用して作られる名物のゆで卵です。
温泉池で卵をゆでると、殻に付着した鉄分が硫化水素と反応し、黒い硫化鉄が形成されます。その結果、殻が特徴的な黒色に変化します。
「1個食べると寿命が7年延びる」という言い伝えも有名です。これは大涌谷の延命地蔵尊に由来する縁起物として親しまれている伝承であり、医学的な寿命延長効果を保証するものではありません。
黒たまごは大涌谷くろたまご館で購入できます。箱根町観光協会の施設案内によると、黒たまごの販売時間は9時から16時40分までで、季節による変動や売り切れの可能性があります。
売り切れを避けたい場合は、展望エリアを巡った後ではなく、早めに購入しておくのも一つの方法です。
谷のマルシェで限定ドリンクやお土産を探すちきゅうの谷の駅前には「谷のマルシェ」があります。
箱根らしいお土産や限定グッズに加え、大涌谷の景色をイメージしたドリンクやスイーツなども楽しめます。
展望エリアを歩いた後に立ち寄れば、休憩と買い物をまとめて済ませられます。
2026年7月にリニューアルしたOWAKUDANI KITCHEN2026年7月17日には、大涌谷駅2階のレストランが「OWAKUDANI KITCHEN」としてリニューアルしました。
公式観光特集によると、大涌谷の景観を眺めながら食事を楽しめるレストランで、看板メニューの大涌谷カレーをはじめ、鉄鍋料理やスイーツなどが用意されています。
外の展望エリアは天候や風の影響を受けますが、駅舎内の飲食施設を組み合わせれば、天候が変わった場合にも観光の楽しみを残せます。
大涌谷観光に向いている人・注意したい人大涌谷展望台は、特に次のような人におすすめです。
- 火山や地形など自然の成り立ちに興味がある人
- 富士山や箱根の山並みを撮影したい人
- ロープウェイからの景色を楽しみたい人
- 黒たまごや箱根限定グルメを味わいたい人
- 家族や友人と短時間で複数の展望スポットを巡りたい人
一方、強風や硫黄の臭いが苦手な人、高所が苦手な人、呼吸器や心臓に関する持病がある人などは注意が必要です。火山ガスに関する健康上の注意事項に該当する人は、現地観光を控えることが大切です。
また、富士山が必ず見える場所ではありません。富士山の眺望を最優先する場合は、天候や雲の状況も含めて訪問日を判断することが大切です。
【よくある質問】大涌谷展望台に関するFAQ
Q1:大涌谷展望台の入場料金はいくらですか?
A1:ちきゅうの谷は箱根ロープウェイ大涌谷駅前の展望エリアです。自然研究路の引率入場とは別の施設なので、両者を混同しないようにしてください。自然研究路に参加する場合は1人800円の安全対策協力金が必要です。
Q2:大涌谷展望台の営業時間は何時から何時までですか?
A2:2026年11月時点の箱根ロープウェイは9時から17時までです。12月から1月は9時から16時15分までとなります。17時以降は大涌谷園地で観光できず、乗り換えのみとなるため注意してください。
Q3:大涌谷展望台から富士山や芦ノ湖は見えますか?
A3:晴れていれば大涌谷周辺から富士山を望めます。芦ノ湖は特に大涌谷駅から桃源台方面へ向かうロープウェイの車窓から楽しめます。霧や雲によって見えない場合もあります。
Q4:大涌谷自然研究路は予約なしでも入れますか?
A4:入れません。オンラインでの事前予約が必要で、監視員2名の引率による団体行動となります。通常のちきゅうの谷の展望エリアとは別の施設です。
Q5:大涌谷の駐車場料金はいくらですか?
A5:普通車は平日2時間まで500円、休日は最初の30分500円、2時間まで合計1,000円です。平日の最大料金は1,300円、休日は2,600円です。営業時間は季節によって異なり、予約はできません。
大涌谷展望台の最大の魅力は、2025年4月25日に誕生した「ちきゅうの谷」です。風の輪テラス、息吹のデッキ、大空のほとりという3つの展望スポットを巡ることで、大涌谷の地形や噴気、風、ロープウェイの景色をそれぞれ異なる角度から楽しめます。
2026年は、4月から箱根ロープウェイの営業時間が変更され、7月にはOWAKUDANI KITCHENもリニューアル。さらに11月21日・22日には有料優先改札予約の実証実験も予定されています。観光施設だけでなく、交通サービスも変化しています。
訪問前には、ロープウェイの運行状況、営業時間、駐車場料金、火山ガスの注意情報を確認しておきましょう。自然研究路を歩きたい場合は、通常の展望エリアとは別に事前予約が必要です。
大涌谷は、単に景色を眺めるだけの観光地ではありません。火山が生み出した地形と、現在も続く地球の活動を身近に感じられる場所です。安全対策を守りながら、ちきゅうの谷の3つの展望スポットと箱根ロープウェイの絶景を組み合わせれば、2026年の箱根旅行をより充実したものにできるでしょう。