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龍宮殿本館2026年最新ガイド|料金改定・営業時間・文化財建築と絶景温泉を徹底解説

長谷川 陸 長谷川 陸 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
目次

2026年11月現在、神奈川県箱根町の芦ノ湖畔に佇む「龍宮殿本館」は、富士山と芦ノ湖を一望できる絶景の日帰り温泉施設として営業している。最大の魅力は、温泉から眺める雄大な自然だけではない。1938年に静岡県の浜名湖畔で誕生した高級ホテルを移築した建物そのものが、国登録有形文化財に指定されているという、全国的にも珍しい歴史を持つ施設だ。

2026年4月1日には入浴料金が改定され、一般大人の料金は平日2,300円、土休日2,600円となった。営業時間や食事処の営業内容も確認しておきたい。加えて、かつて宿泊施設としての営業を終えた本館が、なぜ日帰り温泉として復活したのか。その背景には、歴史的建築の保存と観光施設としての再生という二つのテーマがある。

【この記事の重要ポイントまとめ】

- 2026年最新料金: 4月1日から一般大人は平日2,300円、土休日2,600円に改定。
- 歴史的価値: 1938年に浜名湖ホテルとして誕生し、1956年に箱根へ移築。2017年に国登録有形文化財となった。
- 絶景と温泉: 蛸川温泉の単純温泉に浸かりながら、芦ノ湖と天候に恵まれれば富士山も望める。
- 営業時間: 平日9時~20時、土休日8時~20時。最終受付は19時。
- アクセス: 箱根町元箱根139。無料駐車場があり、公共交通機関でもアクセスできる。

【2026年最新】龍宮殿本館の日帰り温泉料金・営業時間・定休日

龍宮殿本館

龍宮殿本館を訪れる際、最初に確認したいのが入浴料金と営業時間だ。

運営元の西武プリンスホテルズ&リゾーツは、2026年3月1日に料金改定を発表。2026年4月1日から新料金が適用されている。

2026年4月改定後の入浴料金

一般利用者とSEIBU PRINCE CLUB会員では料金が異なる。

一般利用者の料金

- 大人(中学生以上):平日2,300円/土休日2,600円
- 小学生:平日1,300円/土休日1,600円
- 幼児(3歳以上):平日700円/土休日1,000円

SEIBU PRINCE CLUB会員の料金

- 大人(中学生以上):平日1,900円/土休日2,200円
- 小学生:平日1,100円/土休日1,400円
- 幼児(3歳以上):平日500円/土休日800円

改定前と比較すると、各年齢区分・曜日区分ともに100円の値上げとなった。

大人の場合、平日は2,200円から2,300円、土休日は2,500円から2,600円への変更だ。会員料金も同様に100円引き上げられている。

なお、12歳以上の利用者については入湯税50円が料金に含まれている。

タオルなどの追加料金

入浴料金にタオルセットは含まれないため、手ぶらで訪れる場合は追加費用を考慮したい。

- バスタオル・フェイスタオルセット:600円
- 浴衣レンタル:500円
- 浴衣付き入浴セット:940円
- 湯たび:110円

また、3歳未満の子どもは入浴できない。小学生までの子どもには保護者の同伴が必要で、7歳以上または身長120cm以上の男女は混浴できないという利用条件も設けられている。

営業時間と定休日

2026年11月時点の基本営業時間は次のとおり。

- 平日:9:00~20:00
- 土曜・休日:8:00~20:00
- 最終受付:19:00

別館の宿泊者は、本館の温泉を6:00から利用できる特別な営業時間が設定されている。

定休日については、箱根町観光協会の施設案内で無休とされている。ただし、設備点検や臨時休業などが発生する可能性はあるため、訪問当日は公式のお知らせも確認しておきたい。

料金と営業時間の根拠は、運営会社の2026年3月の料金改定告知および現在の公式料金案内による。

【絶景の魅力】芦ノ湖と富士山を望む蛸川温泉の泉質・効能

龍宮殿本館が箱根の日帰り温泉の中でも独自の存在感を放つ理由は、浴場から眺める景色にある。

芦ノ湖の水面と箱根外輪山、さらに天候が良ければ富士山まで視界に入る。建物の歴史的な雰囲気と自然の景観が重なり、一般的なスーパー銭湯とは異なる時間を過ごせる。

男性浴場と女性浴場、それぞれの特徴

浴場は男女別に設けられており、それぞれ異なる雰囲気を持つ。

男性浴場は、森の自然を感じさせる落ち着いた空間。内湯や露天風呂、半露天風呂のほか、フィンランドサウナと水風呂が用意されている。

女性浴場は芦ノ湖側に設けられた露天風呂が特徴だ。内湯からも景色を楽しめ、スチームサウナやパウダールーム、女性専用の湯休み処も備わっている。

特に湖畔方向に広がる景色は、龍宮殿本館ならではの魅力だ。

蛸川温泉の泉質と効能

龍宮殿本館で楽しめる温泉は、蛸川温泉の単純温泉。

公式案内では、次のような効能が掲げられている。

- 神経痛
- 筋肉痛
- 関節痛
- 疲労回復
- 冷え性

単純温泉は、温泉成分の濃度などが一定の基準に該当する泉質で、一般的に刺激が比較的穏やかな温泉として知られている。

ただし、温泉は医療機関で行う治療の代わりではない。体調や体質に合わせて無理のない入浴を心がけたい。

富士山の眺望は天候次第

口コミでも特に評価されているのが、浴場からの眺望だ。

一方で、富士山は天候に左右される。晴れていても雲が山頂付近にかかることがあり、霧が発生すると芦ノ湖の景色そのものが見えにくくなる。

そのため、富士山を目的に訪れるなら、天候の良い日を選ぶことが満足度を高めるポイントになる。

温泉そのものだけでなく、景色を含めた体験に価値を見いだせるかどうかが、龍宮殿本館を楽しむ鍵といえる。

【1938年から続く物語】浜名湖ホテルから龍宮殿本館への移築と建築美

龍宮殿本館の歴史を語るうえで欠かせないのが、静岡県の浜名湖から神奈川県の芦ノ湖へ建物が移されたという経緯だ。

現在の所在地だけを見ると、箱根に昔から建っていた旅館のように感じられる。しかし、その出発点は1938年の浜名湖にある。

1938年、浜名湖ホテルとして誕生

1938年、浜名湖の景勝地である弁天島に「浜名湖ホテル」が開業した。

京都・宇治の平等院鳳凰堂をモチーフにした壮麗な外観を持ち、当時としては先進的な設備を備えた高級ホテルだった。

特徴的なのは、純和風の外観でありながら、客室は全室ベッド付きの洋室だったことだ。

加えて、フランス料理を提供し、最新設備を備えた厨房を設置。弁天島駅からホテルまで馬車で送迎するサービスも行われていた。

当時の日本の観光文化において、和の伝統美と西洋式のホテルサービスを組み合わせた先進的な施設だったことがうかがえる。

しかし、浜名湖ホテルは開業から約1年半で休業を余儀なくされた。

戦後、建物を解体して箱根へ移築

戦後、浜名湖畔に残された建物は、芦ノ湖畔への移築が決定する。

運営会社の歴史紹介によると、解体作業には約5か月を要した。解体された部材は貨車で熱海まで運ばれ、そこから険しい山道を越えて芦ノ湖畔へと輸送された。

再建には宮大工をはじめ全国各地から職人が集まり、復元作業には1年以上の歳月が費やされたという。

建物を単に移動したのではなく、伝統的な建築技術によって一度解体し、別の土地に組み直した大規模な移築事業だった。

平等院鳳凰堂をモチーフにした建築の特徴

龍宮殿本館の外観には、平等院鳳凰堂を思わせる左右に広がる翼廊と優美な屋根の曲線が取り入れられている。

文化庁の国指定文化財等データベースによると、建築の概要は次のとおり。

- 建築形式:木造2階建て、一部3階建て
- 屋根:銅板葺き
- 建築面積:約1,348平方メートル
- 建築年代:1938年
- 移築年代:1956年
- 改修年代:2016年

中央の2階建て部分と、左右に配置された3階建ての望楼風建物が特徴的な構成をつくっている。

また、内部には伝統的な建築様式を模した吹き抜けの階段ホールが設けられている。

文化庁は、外国人向けホテル建築の希少な例として、この建物の歴史的・建築的価値を評価している。

国登録有形文化財としての価値

龍宮殿本館は、2017年6月28日に国登録有形文化財(建造物)に登録された。

ここで注意したいのは、国宝や重要文化財ではなく、登録有形文化財であるという点だ。

登録有形文化財制度は、地域の歴史や文化を伝える建造物を保存し、活用していくための制度である。

龍宮殿本館の場合、昭和初期のホテル建築でありながら、移築後も外観や構造の特徴を継承していることに大きな意味がある。

現在、訪問者が温泉を楽しめるのはもちろん、建築そのものに触れられることも、この施設の重要な価値となっている。

【閉館から営業再開へ】2011年の転機と2017年の日帰り温泉化

龍宮殿本館について検索すると、「閉館した」「営業を再開した」という情報が見つかる。

この二つの情報は矛盾しているわけではない。かつての宿泊旅館としての営業を終えた後、施設の用途を変えて再出発したためだ。

東日本大震災を契機に宿泊営業を終了

2011年3月11日の東日本大震災は、龍宮殿本館の運営にも大きな転機をもたらした。

西武プリンスホテルズ&リゾーツの公式沿革では、震災を契機に安全確保を優先し、本館を閉館したと説明している。

一方、2017年の東洋経済オンラインの取材記事では、2012年から営業を休止していたと紹介されている。

当時の取材によれば、築年数の経過による老朽化に加え、耐震工事や補修が必要だったことも背景にあった。

また、宿泊旅館として再開する場合、高齢の宿泊者に配慮したエレベーターの設置など、バリアフリー対応も課題だったという。

つまり、震災後の安全確保だけでなく、歴史的建築の維持と宿泊施設としての機能を両立させる難しさが、閉館の背景にあった。

2017年、日帰り温泉施設として再生

その後、本館は建物の耐震補強や改修を進め、2017年7月22日に「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」としてリニューアルオープンした。

宿泊施設としての営業を再開するのではなく、日帰り温泉という新しい運営形態を採用した点が重要だ。

この転換によって、宿泊設備を全面的に復活させることなく、歴史的建築を観光資源として活用できるようになった。

同年6月28日には国登録有形文化財にも登録され、文化財としての価値と観光施設としての役割を両立する道を歩み始めた。

龍宮殿本館の歴史と関係する施設・制度
時期 関連する建物・制度 出来事と意味
1938年 浜名湖ホテル 弁天島に高級ホテルとして誕生
1956年 龍宮殿本館 文化庁の登録情報に移築年として記録
1957年 旅館・龍宮殿 箱根で旅館として開業
1964年 皇室との関係 当時の皇太子・皇太子妃が宿泊
2003年 日英首脳会談 国際的な迎賓の舞台となる
2011~2012年 本館の宿泊営業 震災後の安全確保や改修の必要性から営業休止
2016年 建物改修 耐震・建物改修を実施
2017年6月 国登録有形文化財 建造物として正式に登録
2017年7月22日 日帰り温泉施設 絶景日帰り温泉として営業再開
2026年4月 入浴料金 新料金体系へ改定

なお、1956年と1957年の違いにも注目したい。

文化庁の文化財登録情報は1956年を移築年としている一方、運営会社の沿革では1957年を「龍宮殿」としての開業年としている。移築の記録と、旅館として営業を始めた時期を分けて捉えると理解しやすい。

この歴史を知ってから訪れると、館内の建築や外観を見る楽しみも変わってくる。

【口コミ・評判を検証】龍宮殿本館は料金に見合う温泉なのか

龍宮殿本館の口コミ・評判では、芦ノ湖の眺望、歴史ある建物、落ち着いた雰囲気が評価されている。

一方で、一般大人2,300~2,600円という入浴料金については、一般的な日帰り温泉と比べて高めだと感じる人もいる。

口コミで評価される3つのポイント

1. 芦ノ湖と富士山の景色

最も大きな評価要点は、浴場から眺める自然の景色だ。

ニフティ温泉などの口コミでは、内湯・露天風呂から芦ノ湖を望めることや、晴れた日の富士山の美しさを評価する投稿が見られる。

2. 歴史的な建物と落ち着いた空間

1938年に誕生した建築を現在も利用できることは、ほかの日帰り温泉にはない特徴だ。

館内の雰囲気や建物の重厚感を評価する利用者もおり、温泉だけではなく文化財建築を楽しむ目的で訪れる人にも魅力がある。

3. 静かに過ごせる環境

口コミには、落ち着いた雰囲気やゆっくり休める空間を評価する声もある。

箱根観光の途中に立ち寄り、温泉と景色を楽しみながら休憩する使い方にも向いている。

気になる口コミと注意点

一方で、注意したいポイントもある。

最初に、天候によって眺望が変わることだ。霧や曇りで芦ノ湖や富士山が見えにくかったという口コミも確認できる。

また、入浴料金に対して浴槽の種類や施設規模が物足りないと感じる人もいる。

ニフティ温泉の施設掲載ページでは、閲覧時点で総合評価4.3、39件の口コミが表示されていた。ただし、口コミ件数や評価点は随時変動する。

これらの情報から見えてくるのは、龍宮殿本館が設備の多さや低価格を競う温泉施設ではないということだ。

龍宮殿本館が向いている人・向いていない人

おすすめできる人

- 芦ノ湖と富士山を眺めながら温泉に入りたい人
- 国登録有形文化財の建築に興味がある人
- 箱根観光の途中で上質な休憩時間を過ごしたい人
- 温泉だけでなく、景色や歴史も含めて楽しみたい人

期待とのギャップが生まれやすい人

- できるだけ安い入浴施設を探している人
- 多数の浴槽や大型レジャースパを求めている人
- 天候に関係なく富士山を確実に見たい人
- 長時間の娯楽設備や多彩なアミューズメントを重視する人

料金だけで判断するよりも、景色・建築・温泉をまとめて体験する施設として考えると、価値を判断しやすい。

【アクセス・駐車場・ランチ】訪問前に知っておきたい実用情報

龍宮殿本館は芦ノ湖の東岸、箱根町元箱根に位置する。

住所は神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139。箱根の観光エリアからアクセスできるが、公共交通機関の利用時はバスの運行時刻も確認しておきたい。

車でのアクセスと駐車場

車で訪れる場合は、東名高速道路の厚木ICから小田原厚木道路経由、または御殿場ICから乙女峠方面を経由するルートが利用できる。

箱根町観光協会の施設情報では、駐車場は34台・無料と案内されている。

休日や観光シーズンは周辺道路の混雑も考えられるため、時間に余裕を持って出発したい。

電車・バスでのアクセス

公共交通機関を利用する場合は、小田原駅または箱根湯本駅から伊豆箱根バスの箱根園方面行きを利用する方法がある。

箱根ナビの案内では、箱根湯本駅・小田原駅から箱根園行きのバスで約1時間、「龍宮殿前」下車後、徒歩約1分とされている。

また、元箱根から龍宮殿本館を結ぶ無料循環バスも利用できる。

小田原駅からの無料送迎バスについては、日帰り温泉利用者も利用日の2日前から予約できる。ただし、宿泊者向けに運行しているバスのため、満席の場合は利用できない。

送迎バスを利用する予定なら、事前に施設へ問い合わせておくと安心だ。

お食事処「富士」で楽しむランチ

龍宮殿本館には、入浴前後に利用できるお食事処「富士」がある。

2026年7月1日から営業時間が変更され、現在の案内は次のとおり。

- 営業時間:11:30~15:00
- ラストオーダー:14:30

主なメニューには、次のようなものがある。

- 彩り御膳:3,500円(1日15食限定)
- 湯豆腐御膳:3,490円
- 天重御膳:3,490円
- みしまコロッケカレー:2,000円
- 濃厚カルボナーラ:1,600円
- そば・うどん:1,200円
- お子さまセット:1,750円

彩り御膳は、天ぷらや小鉢、しらす丼などを少しずつ楽しめる内容だ。

湯豆腐御膳や天重御膳も用意されており、温泉と昼食を組み合わせた利用ができる。

なお、通常メニューには別途10%のサービス料が加算される。料金を確認する際は、表示価格だけでなくサービス料も考慮したい。

温泉とランチがセットになったWeb限定プラン

入浴と食事をまとめて楽しみたい場合は、Web限定プランも選択肢になる。

公式案内では、タオルセットとランチが付いたプランが用意されている。

- 平日:5,740円
- 土休日:6,040円

湯豆腐御膳または天重御膳を選べる内容で、当日利用より300円お得と案内されている。

また、彩り御膳付きのセットプランもある。

予約条件や販売状況は変更される可能性があるため、利用前に最新の公式プランを確認したい。

日帰り温泉の本館と宿泊施設の別館は何が違う?

ここは初めて訪れる人が間違えやすいポイントだ。

龍宮殿本館は、現在、日帰り温泉施設として運営されている。一方、宿泊営業を担うのは隣接する「芦ノ湖畔 蛸川温泉 龍宮殿」の宿泊棟、いわゆる別館側だ。

それぞれの違いを整理すると、次のようになる。

龍宮殿本館

- 日帰り入浴を中心とした施設
- 国登録有形文化財の歴史的建築
- 芦ノ湖と富士山を望む浴場
- お食事処「富士」や休憩施設を利用可能
- 有料のデイユースプランも用意

龍宮殿別館・宿泊棟

- 宿泊予約が可能な旅館施設
- 客室でゆっくり滞在できる
- 季節の懐石料理などを楽しめる
- 宿泊者は本館の温泉を無料で利用可能

特に宿泊者は、別館2階の連絡通路を通って本館の温泉を利用できる。

宿泊予約を考えている場合は、本館の日帰り入浴プランではなく、龍宮殿の宿泊プランを選ぶ必要がある。

【よくある質問】龍宮殿本館に関するFAQ

Q1:龍宮殿本館は2026年現在も営業していますか?

A1:営業している。2017年に日帰り温泉施設として再開し、2026年11月現在も営業が案内されている。通常営業時間は平日9時~20時、土休日8時~20時で、最終受付は19時。

Q2:2026年4月から入浴料金はいくらになりましたか?

A2:一般大人は平日2,300円、土休日2,600円。小学生は1,300円・1,600円、3歳以上の幼児は700円・1,000円となっている。SEIBU PRINCE CLUB会員には別料金が設定されている。

Q3:龍宮殿本館は宿泊できますか?

A3:本館は現在、日帰り温泉施設として運営されており、通常の宿泊施設ではない。宿泊する場合は、隣接する龍宮殿の宿泊棟を利用する。宿泊者は本館の温泉を無料で利用できる。

Q4:富士山は温泉から必ず見えますか?

A4:必ず見えるわけではない。晴天時には芦ノ湖と富士山を同時に望めるが、雲や霧、天候によって眺望は変わる。

Q5:駐車場は無料ですか?

A5:箱根町観光協会の案内では、34台分の無料駐車場が用意されている。

Q6:日帰り入浴とランチをセットで利用できますか?

A6:利用できる。Web限定の温泉・タオルセット・ランチ付きプランがあり、湯豆腐御膳や天重御膳を選択できる。平日5,740円、土休日6,040円で案内されている。

龍宮殿本館は、単に芦ノ湖の近くにある日帰り温泉ではない。

1938年に浜名湖ホテルとして誕生し、戦後に解体・移築され、箱根で旅館として新しい歴史を歩んだ建築だ。東日本大震災を契機に宿泊営業を終えた後も、耐震改修や用途転換を経て、2017年に日帰り温泉として再生した。

2017年6月には国登録有形文化財となり、現在は歴史的建築と観光施設の両方の価値を持っている。

2026年4月の料金改定後は、一般大人の入浴料金が平日2,300円、土休日2,600円。営業時間は平日9時から、土休日は8時からで、無料駐車場も利用できる。

訪問を検討する際に重視したいのは、料金の安さよりも、何を目的に温泉へ行くのかという点だ。

芦ノ湖と富士山を眺める景色、平等院鳳凰堂をモチーフにした建築、昭和初期から続く歴史に魅力を感じる人にとって、龍宮殿本館は十分に訪れる価値のある施設だろう。

反対に、多数の浴槽や大型スパの設備、低価格を重視する人は、ほかの日帰り温泉との比較もおすすめしたい。

温泉・景色・建築という三つの魅力を一度に味わえること。それこそが、龍宮殿本館が2026年も箱根で独自の存在感を保っている理由である。

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長谷川 陸

放送中アニメと原作漫画を担当。制作委員会の公式発表、出版社の単行本情報、声優事務所プロフィールを一次情報として扱い、話数や期の情報は公式サイトで確認します。

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