山形県鶴岡市にある「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(ショウナイホテル スイデンテラス)」は、広大な庄内平野の水田風景に溶け込むように建てられたデザインホテルです。世界的建築家・坂茂氏が設計を手掛け、田園ビューの客室、天然温泉、フィンランド式サウナ、約2,000冊の蔵書を備えたライブラリー、庄内の食材を生かした朝食など、一般的な宿泊施設とは異なる滞在体験を提供しています。
2018年の開業から8周年を迎えた2026年には、新しいレストランのオープンや運営体制の変更など、新たな動きも見られます。一方、実際の口コミには、朝食や建築を評価する声だけでなく、客室の眺望、温泉の広さ、駐車場からの移動、宿泊料金に対する満足度についての意見もあります。宿泊料金の目安から客室選び、温泉の特徴、最新の口コミまで、予約前に押さえたい情報を整理します。
【基本情報】スイデンテラスとは?坂茂設計の田んぼに浮かぶホテル

スイデンテラスは、山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣に位置するホテルです。庄内地方の豊かな自然や食文化を宿泊体験につなげる施設として、2018年9月19日にグランドオープンしました。
設計を担当したのは、世界的に知られる建築家の坂茂氏です。紙管を使った建築や木材を生かした設計で知られる同氏が、庄内平野の水田という土地固有の風景をホテルのデザインに取り込みました。
水田と建築が一体になる設計思想このホテルの大きな特徴は、建物を周囲の田園風景から切り離さず、景観の一部として成立させていることです。
坂茂建築設計の作品紹介によると、敷地には3つの木造宿泊棟が分散して配置され、中央には共用棟が設けられています。宿泊棟を低層に抑えることで、水田に対して建物が過度に大きく見えないよう配慮されています。
館内では木の質感や自然光を生かした空間づくりが目を引きます。サウナのベンチにも紙管を思わせる意匠が採用されており、建築と温浴体験が別々の要素ではなく、一つのデザインコンセプトでつながっています。
宿泊棟には出羽三山にちなんだ「羽黒山」「月山」「湯殿山」という名称が付けられています。館内を移動する時間も、庄内の自然や文化を意識できる構成です。
2018年の開業から2026年までの歩みスイデンテラスは開業後も施設の機能を拡充してきました。2020年には全面休館を伴うリニューアルを実施し、同年8月に「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」というコンセプトで再出発しています。
2021年には2室のサウナを新設。2024年には運営会社の名称が株式会社LOCAL RESORTSへ変更されました。
2026年7月には丹羽陽一氏が新総支配人に就任。9月19日には開業8周年を迎え、東北芸術工科大学との共創イベント「HARENOMA 2026」も開催されました。
加えて、2026年9月12日には新レストラン「Rizière de Remède」がオープンしています。宿泊施設としての機能だけでなく、地域の食や文化を発信する拠点としての役割も広がっています。
【客室・宿泊料金】田園ビューは必要?部屋タイプとコスパを比較
スイデンテラスには、シングル利用からファミリー、グループ旅行まで対応する全119室の客室があります。
客室選びで特に注意したいのは、すべての部屋から田園風景が見えるわけではないことです。水田を眺めることが宿泊の目的なら、予約時に田園ビューの表記を確認する必要があります。
代表的な客室タイプと特徴客室は木のぬくもりを生かしたシンプルなデザインが中心です。ダブルやツインなどの標準的な部屋に加え、テラス付き、田園ビュー、メゾネットなどの選択肢があります。
| 客室タイプ | 広さ・定員 | 料金の掲載例 | おすすめの利用目的 |
|---|---|---|---|
| ダブルルーム | 22㎡・1~2名 | 9,860円~ | 一人旅・カップル |
| ツインルーム | 22㎡・1~2名 | 11,860円~ | 友人同士・夫婦 |
| モデレートツイン | 29㎡・1~2名 | 12,860円~ | ゆとりを求める二人旅 |
| ダブルルーム田園ビューテラス付き | 22㎡・1~2名 | 16,860円~ | 景色やテラスを楽しむ滞在 |
| ハリウッドツイン田園ビュー | 29㎡・1~3名 | 21,860円~ | 景観重視・家族旅行 |
| メゾネットルーム | 43㎡・1~4名 | 18,860円~ | 家族・グループ旅行 |
| ソライルーム | 43㎡・1~4名 | 19,860円~ | 子ども連れの旅行 |
※料金は2026年の朝食付き宿泊プランに掲載された参考価格です。2名1室利用時の1名あたりの料金で、宿泊日・空室状況・予約条件によって変動します。
田園ビューの客室を選ぶべき理由スイデンテラスらしさを客室でも味わいたいなら、田園ビューの部屋がおすすめです。
水田は季節によって表情が変わります。春は水を張った田んぼに空が映り、夏は青々とした稲が広がり、秋には黄金色の稲穂が風に揺れます。冬には雪景色が現れ、同じ場所でも訪れる時期によって異なる印象を受けます。
2026年6月6日付の一休.comの宿泊者レビューでは、田園ビューのハリウッドツインに宿泊した利用者が、夕日と翌朝の景色を高く評価しています。客室からの眺望を目的に宿泊する場合、部屋の選択が満足度を大きく左右することがうかがえます。
メゾネットルームは眺望より広さを重視する人向け43㎡のメゾネットルームは、1階に寝室、2階に入口とリビングを設けた構造です。最大4名まで宿泊できるため、家族やグループでの利用に向いています。
ただし、公式客室案内ではメゾネットルームは眺望なしとされています。田園ビューを期待して予約すると、イメージとの違いが生じる可能性があります。
宿泊料金と費用の考え方2026年の公式予約プランでは、朝食付きのダブルルームが1名9,860円から掲載されています。田園ビューテラス付きダブルは16,860円から、田園ビューのハリウッドツインは21,860円からという設定です。
同じホテルでも客室タイプによって価格差があります。単純に最安値だけを比較するのではなく、眺望、ベッドサイズ、宿泊人数、朝食の有無を合わせて判断することが大切です。
また、宿泊プランによっては入湯税として大人1名1泊につき150円が別途必要です。夕食付きプランを選ぶ場合には、食事内容と追加費用も確認しましょう。
コストパフォーマンスを重視するなら、次のように考えると選びやすくなります。
- 宿泊費を抑えたい人:スタンダードなダブルやツインを選ぶ。
- 景色を楽しみたい人:田園ビューの客室を優先する。
- 家族や友人と泊まりたい人:メゾネットやソライルームを検討する。
- ホテルで過ごす時間を重視する人:朝食付きプランを選び、温泉やライブラリーも活用する。
【天然温泉・サウナ】露天風呂と水風呂の魅力を解説
スイデンテラスのもう一つの大きな魅力が、天然温泉とフィンランド式サウナです。
公式案内によると、温泉は鶴岡北京田温泉。地下約1,200メートルから汲み上げる天然温泉で、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉です。
源泉かけ流しの温泉を楽しめるほか、浴場ごとに異なる建築デザインや景色が用意されています。
3種類の浴場はそれぞれ異なる魅力天色の湯は、内湯・露天風呂・サウナを備えた浴場です。青空をイメージしたタイルが特徴で、露天風呂からは周囲の山々や空を眺められます。
月白の湯は、露天風呂とサウナを備えています。白を基調とした空間に月明かりが映える設計で、水盤と空を眺めながらサウナ後の外気浴を楽しめます。
朱鷺色の湯は、淡い桃色のタイルと六角形の木組み天井が特徴の内湯です。天窓から自然光が入り、夜には星空を眺められる設計となっています。
セルフロウリュと水風呂を備えた本格サウナサウナ好きから評価されているのが、天色の湯と月白の湯に設けられた2室のフィンランド式サウナです。
どちらもセルフロウリュに対応しており、自分でサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させることができます。
天色の湯のサウナは六角形のデザインが特徴。室内の椅子には可動式のものもあり、好みに合わせて座る位置を調整できます。
月白の湯では、坂茂氏の建築を象徴する紙管をイメージしたベンチが印象的です。窓の外には水盤が広がり、サウナ室内からも開放的な景色を楽しめます。
両方のサウナには水風呂と外気浴スペースも用意されています。田園や空を眺めながら過ごせるため、一般的な都市型サウナとは異なるリラックス体験が期待できます。
温泉・サウナの営業時間と注意点公式案内に掲載されている基本的な利用時間は、午前5時30分から深夜0時までです。ただし、午後1時から午後2時30分までは清掃のため利用できません。
また、温泉は毎日午前5時30分に男女入れ替えが行われます。滞在中に両方の浴場を利用したい場合は、入れ替え時間を意識して予定を立てるとよいでしょう。
なお、2027年1月から3月上旬にかけて、朱鷺色の湯の一部改修工事が予定されています。この期間は朱鷺色の湯が利用できず、天色の湯と月白の湯を男女入れ替え制で案内する予定です。2027年初頭の宿泊を考えている人は、予約時に工事日程を確認してください。
【朝食・ライブラリー】地産地消の食事と約2,000冊の本を楽しむ
スイデンテラスの魅力は、宿泊や温浴だけではありません。庄内の食文化と読書を組み合わせた時間も、このホテルならではの特徴です。
朝食は庄内産食材80%以上の和食ブッフェ朝食会場は共用棟2階のレストラン「MOON TERRASSE」です。大きな窓から田園風景を眺めながら、庄内の食材を使った和食中心のブッフェを楽しめます。
公式の2026年度朝食案内では、毎月、提供料理の80%以上に山形・庄内産の食材を使用すると説明されています。2026年のゴールデンウイーク期間中は全43品のうち35品に庄内産食材が使用され、地産地消率は81%でした。
代表的なメニューには、次のようなものがあります。
- 庄内産つや姫と雪若丸の食べ比べ
- 庄内産の玄米
- 庄内豚を使った料理
- 季節の庄内野菜や自社農園のベビーリーフ
- 山菜汁や日替わりの味噌汁
- 塩納豆や自家製岩海苔の佃煮
- 鳥海高原ヨーグルトや季節の果物
特に注目したいのが、山形を代表するブランド米の食べ比べです。つや姫、雪若丸、玄米などを味わえるため、米どころ庄内の食文化を朝食から体験できます。
朝食の営業時間は午前6時30分から午前9時30分まで、ラストオーダーは午前9時です。
2026年度の朝食料金は、小学生以上3,740円、未就学児2,420円、2歳以下は無料です。宿泊プランに朝食が含まれているかどうかを予約時に確認してください。
約2,000冊をそろえる2つのライブラリー館内には、ブックディレクターの幅允孝氏が選書を担当した約2,000冊のライブラリーがあります。
単に本を並べた休憩スペースではなく、ホテルの滞在そのものに読書を取り込むことを意識した施設です。
共用棟ライブラリーには約1,000冊の本があり、宿泊者以外も利用できます。自然や生き物、日本と山形、暮らし、食などのテーマに沿って本が並び、窓の向こうには田園風景が広がります。
宿泊棟ライブラリーにも約1,000冊が用意され、こちらは宿泊者専用です。「一冊一献」「整える」「物思いに耽る夜」など、滞在中の時間を豊かにするテーマで選書されています。
本は施設内で自由に閲覧でき、客室に持ち込むこともできます。利用時間は基本的に午前6時から深夜0時までです。
温泉から上がった後に本を読み、窓の外の田園を眺めながらゆっくり過ごす。こうした時間の使い方こそ、スイデンテラスが掲げる「晴耕雨読」のコンセプトを体感できる過ごし方です。
2026年9月には新レストランも登場2026年9月12日には、館内に8席限定のレストラン「Rizière de Remède(リジエール・ドゥ・レメデ)」がグランドオープンしました。
秋田県にかほ市のフレンチレストラン「Remède nikaho」を営む渡邊健一氏を迎え、庄内と鳥海山を介してつながる土地の食材や水をテーマにした料理を提供します。
提供されるのは、おまかせのフルコースを中心とした特別な食体験です。通常のMOON TERRASSEとは異なる、少人数向けのカウンターレストランとして位置付けられています。
宿泊と食事を一体で楽しみたい人にとって、2026年の新しい注目ポイントです。ただし、席数が限られ、営業日も通常のレストランとは異なるため、利用希望者は事前予約と営業日確認が必要です。
【2026年最新口コミ・評判】宿泊者が評価する魅力と気になる注意点
スイデンテラスの口コミを確認すると、建築、田園風景、朝食、ライブラリーに対する評価が目立ちます。一方で、温泉の広さや混雑、客室の眺望、駐車場からの移動など、利用者によって評価が分かれるポイントもあります。
一休.comの評価から見える傾向2026年秋に確認できる一休.comの口コミ集計では、91件のレビューをもとに総合評価4.13となっています。項目別では、食事4.43、施設・設備4.25、客室・アメニティ4.11、接客・サービス3.98、温泉・お風呂3.85という評価です。
特に食事の評価が高く、温泉・お風呂は相対的に低めです。ホテルの特徴である食体験や建築に対して満足する人がいる一方、浴場の規模や使い勝手には改善を望む利用者もいることが分かります。
2026年の口コミで評価されているポイント2026年6月6日付の宿泊レビューでは、田園ビューのハリウッドツインに宿泊した利用者が、夕日と翌朝の景色、テラスでの朝食を評価しています。朝食の品ぞろえや接遇についても好意的な感想を寄せています。
また、同じレビューでは、温泉の雰囲気や肌触りを評価する一方、温泉成分表示の見づらさや、駐車場からチェックインまでの移動について気になる点を挙げています。
2026年8月の口コミにも、稲穂が広がる田園風景や露天風呂の景観を楽しんだという内容が見られます。水田の景色は季節によって変化するため、訪問時期そのものがホテル体験の一部になっています。
気になる口コミは客室と温泉に集中2026年9月28日付の一休.comのレビューでは、朝食のおいしさや田園風景を評価する一方、宿泊した客室からの眺望がなく、景色を楽しめなかったという意見が掲載されています。
また、9月27日付のレビューでは、浴場のドライヤーの数や混雑、清掃状態について不満が示されていました。
10月21日付のレビューにも、雨天時に駐車場からホテルへ移動する際の不便さや、浴場の広さについて厳しい意見が見られます。その一方、食事はおいしかったと評価されています。
こうした口コミから分かるのは、ホテル全体の満足度と個々の設備への評価は必ずしも一致しないということです。
口コミから考えるコストパフォーマンスの実態スイデンテラスは、単純に客室の広さや設備数だけで価格を比較するホテルではありません。坂茂氏の建築、田園ビュー、天然温泉、サウナ、ライブラリー、地元食材の料理など、複数の体験をまとめて楽しむことに価値があります。
そのため、宿泊中に客室で眠る時間が中心で、温泉やライブラリーをほとんど利用しない人にとっては、料金が割高に感じられる可能性があります。
反対に、ホテルに早めに到着し、温泉に入り、サウナを利用し、ライブラリーで読書をして、朝食をゆっくり楽しむ人なら、宿泊料金に対する満足度を高めやすいでしょう。
口コミの点数だけで判断するより、自分がホテルに何を求めるのかを明確にすることが、コストパフォーマンスを見極めるポイントです。
【アクセス・駐車場・予約】鶴岡駅や庄内空港からの行き方
スイデンテラスの所在地は、山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1です。鶴岡サイエンスパーク内に位置し、車でも公共交通機関でもアクセスできます。
車でアクセスする場合鶴岡駅から車で約5分、庄内空港からは約20分が目安です。山形自動車道の鶴岡ICからもアクセスできます。
ホテルの向かい側には、宿泊者が無料で利用できる平面駐車場があります。収容台数は約150台で、予約不要と案内されています。
ただし、駐車場はホテルの建物に隣接しているわけではなく、道路を挟んだ向かい側です。荷物が多い場合や雨天時には、移動が負担になることがあります。
飛行機でアクセスする場合庄内空港からは、鶴岡駅方面へ向かう庄内空港連絡バスを利用できます。「サイエンスパーク」バス停で下車すると、ホテルは目の前です。
空港からタクシーを利用する場合は約20分が目安です。飛行機で訪れる場合は、到着便と連絡バスの時刻を事前に確認しておくと安心です。
電車・高速バスでアクセスする場合JR羽越本線の鶴岡駅からはタクシーで約5分です。仙台方面や山形方面からの高速バスを利用する場合は、鶴岡市内のバス停からタクシーなどで移動する方法があります。
ホテル専用の送迎サービスは、宿泊予約サイトの施設案内では設定なしとされています。公共交通機関を利用する場合は、到着後の移動手段をあらかじめ決めておきましょう。
予約前に確認したいポイント予約は公式サイトの宿泊予約システムや各種宿泊予約サービスから行えます。朝食付き、夕朝食付き、部屋タイプ別など、複数のプランが用意されています。
予約時には、次の点を確認してください。
- 田園ビューの客室かどうか。
- 朝食が宿泊料金に含まれているか。
- 夕食の営業日と予約条件。
- 温泉やサウナの営業時間、定期メンテナンス日。
- キャンセル料が発生する日程。
- 2027年1月から3月上旬の温泉施設改修による利用制限。
チェックインは基本的に15時30分、チェックアウトは10時です。プランによって条件が異なる場合があるため、予約確定前に詳細を確認しましょう。
【プロの結論】スイデンテラスが向いている人・おすすめできない人
スイデンテラスを評価する際に大切なのは、一般的な高級ホテルや温泉旅館と同じ基準だけで比較しないことです。この施設は、建築、自然、食、読書、温泉を組み合わせた滞在型ホテルです。
特におすすめできる人- 建築やデザインが好きな人:坂茂氏の設計思想や木材を生かした空間を体感できます。
- 自然の景色を楽しみたい人:春夏秋冬で変化する庄内平野の水田風景を眺められます。
- サウナ・温泉好きの人:天然温泉に加え、セルフロウリュや水風呂、外気浴を楽しめます。
- 食を目的に旅行する人:庄内産の食材を使った朝食や地域の食文化に触れられます。
- 静かな時間を過ごしたい人:約2,000冊のライブラリーで読書を楽しめます。
- 子ども連れの家族:ソライルームやメゾネットルームなど、複数人向けの客室があります。
- 大型リゾートのような広い大浴場を最優先する人。
- すべての客室から水田が見えると思っている人。
- 客室の広さや豪華なアメニティを最重視する人。
- 駐車場から玄関までの移動をできるだけ避けたい人。
- ホテル周辺に観光施設や繁華街が密集した立地を期待する人。
特に重要なのは、田園ビューの指定です。ホテル名や建築写真だけを見て予約すると、実際の客室からの景色が期待と異なる可能性があります。
また、温泉の広さや混雑については口コミでも意見が分かれています。大規模な温泉リゾートを期待するより、建築や景色と一体になった温浴施設として考えるほうが、実際の体験に近いでしょう。
【スイデンテラスに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:スイデンテラスの宿泊料金はいくらですか?
A1:2026年の公式予約プランでは、朝食付きダブルルームが2名1室利用時で1名9,860円から掲載されています。田園ビューやテラス付きの部屋は高くなる傾向があります。宿泊日や人数によって料金が変動するため、予約時の空室カレンダーで確認してください。
Q2:スイデンテラスの客室はすべて田園ビューですか?
A2:いいえ。田園風景を望める客室と、眺望が設定されていない客室があります。田園ビューを希望する場合は、田園ビューのハリウッドツインや田園ビューテラス付きダブルなど、客室名に眺望が明記された部屋を選ぶのがおすすめです。
Q3:スイデンテラスの温泉とサウナは宿泊者が利用できますか?
A3:宿泊者は館内の温泉とサウナを利用できます。天色の湯と月白の湯にはセルフロウリュ式サウナ、水風呂、外気浴スペースがあります。基本営業時間は午前5時30分から深夜0時までで、午後1時から2時30分までは清掃時間です。
Q4:朝食はどのような内容ですか?
A4:庄内産食材を80%以上使用することを掲げた和食中心のブッフェです。つや姫や雪若丸の食べ比べ、地元野菜、郷土料理などが提供されます。2026年度の朝食料金は小学生以上3,740円、未就学児2,420円、2歳以下無料です。
Q5:ライブラリーは宿泊者以外でも利用できますか?
A5:共用棟ライブラリーは宿泊者以外も利用できます。一方、宿泊棟ライブラリーは宿泊者専用です。館内のライブラリーには合計約2,000冊の本があり、基本営業時間は午前6時から深夜0時までです。
Q6:駐車場は無料ですか?
A6:はい。ホテルの道路向かい側に約150台分の無料平面駐車場があります。基本的に予約不要ですが、建物のすぐ横ではないため、荷物が多い場合や雨の日は移動に注意してください。
Q7:2027年に温泉の利用制限はありますか?
A7:公式予約案内では、2027年1月から3月上旬にかけて朱鷺色の湯の改修工事が予定されています。この期間は天色の湯と月白の湯を男女入れ替え制で利用する予定です。
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEは、坂茂氏が設計した建築と庄内平野の水田風景を組み合わせた、個性のある宿泊施設です。
客室は全119室で、スタンダードなダブルやツインから、田園ビューの客室、テラス付き、メゾネット、ソライルームまで幅広くそろっています。ただし、客室によって眺望や広さが異なるため、予約時の確認が欠かせません。
天然温泉やセルフロウリュ式サウナ、約2,000冊のライブラリー、庄内産食材80%以上の朝食も大きな魅力です。2026年9月には8周年を迎え、限定8席の新レストランRizière de Remèdeも加わりました。
一方、口コミからは浴場の広さ、混雑、駐車場からの移動、客室の眺望などに注意が必要なことも分かります。宿泊料金だけでなく、どの客室を選び、館内でどのように時間を過ごすかによって満足度は変わります。
予約で失敗しないための要点は、田園ビューの有無、朝食の条件、温泉の利用状況、宿泊日の料金を事前に確認することです。
単に泊まるためのホテルではなく、田園を眺め、地元の食を味わい、本を読み、温泉で身体を休める。そんなゆったりした旅を求める人にとって、スイデンテラスは山形県鶴岡市で検討する価値のあるホテルです。
主な参照資料: スイデンテラス公式の客室・温泉・施設・朝食・予約情報、坂茂建築設計の作品資料、2026年の宿泊者口コミ、2026年の公式発表。