俳優・山田裕貴と『海賊戦隊ゴーカイジャー』の関係は、俳優人生の出発点にあたる。山田裕貴が演じたのは、ゴーカイブルーことジョー・ギブケン。2011年から2012年に放送されたスーパー戦隊シリーズ第35作で、宇宙海賊の仲間として戦うクールな剣士を演じ、俳優デビューを果たした。
その後も『動物戦隊ジュウオウジャー』や映画『テン・ゴーカイジャー』、2025年の『爆上戦隊ブンブンジャー』第43話に同じ役で登場。2026年11月現在は『ゴジラ-0.0』『キングダム 魂の決戦』などにも出演している。ゴーカイブルーに選ばれた経緯から、ジョーの人物像、歴代の再登場、現在の出演作品までを時系列で整理する。
【結論】山田裕貴はゴーカイブルー役!ジョー・ギブケンが俳優デビューの原点

山田裕貴が『海賊戦隊ゴーカイジャー』で演じたのは、ゴーカイブルー/ジョー・ギブケンだ。赤ではなく青の戦士を担当し、主人公たちとともに宇宙帝国ザンギャックに立ち向かう宇宙海賊の一員として出演した。
同作は山田にとってテレビドラマへの本格的な俳優デビュー作であり、所属事務所のワタナベエンターテインメントの公式プロフィールにも2011~2012年の出演歴が掲載されている。
ゴーカイブルーは、キャプテン・マーベラスが率いるゴーカイジャーの仲間で、冷静沈着な性格が特徴。仲間を大切にする一面も持ち、戦闘では剣を使ったアクションが印象的なキャラクターだ。
山田裕貴はその後、映画やドラマで幅広い役柄を演じる俳優へと成長したが、ジョー・ギブケンという役は現在も本人のキャリアを語るうえで欠かせない存在となっている。
【役柄を深掘り】ジョー・ギブケンとは?ゴーカイブルーの性格と変身シーン
元ザンギャックの兵士という異色の経歴ジョー・ギブケンの大きな特徴は、もともと宇宙帝国ザンギャックの一員だったという過去にある。
東映のスーパー戦隊公式ヒストリーでは、ジョーは「元もとザンギャックの一員」だったクールな男として紹介されている。敵側に属していた人物が仲間となり、宇宙海賊として戦うという背景が、キャラクターの奥行きを生み出している。
ジョーは感情を表に出すことが少なく、規律や鍛錬を重んじるタイプ。大胆で自由奔放なキャプテン・マーベラスとは性格が異なるが、だからこそチームのバランスを支える存在になっている。
単純に青い戦士というだけではなく、過去の経験を抱えながら仲間との信頼を築いていく人物。それがジョー・ギブケンの魅力だ。
ゴーカイブルーの変身シーンとゴーカイチェンジゴーカイジャーの変身で使用するのは、携帯電話型の変身アイテム「モバイレーツ」と「レンジャーキー」だ。
レンジャーキーをモバイレーツにセットし、「ゴーカイチェンジ!」の掛け声とともに変身する。歴代スーパー戦隊のレンジャーキーを使うことで、過去の戦士たちの姿にも変身できるというのが本作の大きな特徴である。
ゴーカイブルーの場合、山田裕貴が演じるジョーが変身することで、青を基調とした戦士の姿になる。作品の見どころは変身そのものだけではない。変身前のジョーの冷静な表情と、戦闘時の鋭い動きの対比にも注目したい。
後年の『爆上戦隊ブンブンジャー』第43話では、ジョーが再びゴーカイブルーに変身。さらにブンブンジャーのレンジャーキーを使用し、ブンブルーにもゴーカイチェンジしている。
【放送期間と出演経緯】2011~2012年のゴーカイジャーで山田裕貴が選ばれた理由
海賊戦隊ゴーカイジャーの放送期間と作品概要『海賊戦隊ゴーカイジャー』は、スーパー戦隊シリーズ第35作として制作された特撮テレビドラマだ。
東映の公式ヒストリーによると、放送期間は2011年2月13日から2012年2月19日まで。放送ライブラリーの作品情報では全51話と記録されている。
物語の中心となるのは、宇宙最大のお宝を求めて地球にやってきた5人の宇宙海賊。宇宙帝国ザンギャックとの戦いを通じて、歴代スーパー戦隊の力を受け継いでいく。
歴代シリーズとのクロスオーバーを大きな特徴とする作品であり、過去のスーパー戦隊を知る大人の視聴者と、新たにシリーズを見る子どもの双方が楽しめる構成になっていた。
山田裕貴が俳優を目指した経緯山田裕貴は高校卒業後、愛知県から上京し、ワタナベエンターテイメントカレッジで演技を学んだ。
マイナビニュースのインタビューでは、養成所で演技のレッスンを受けながら、エキストラやスタッフの仕事も経験していたことが紹介されている。2010年にはD-BOYSスペシャルユニットオーディションを経て芸能活動の道を進み、D2にも加入した。
2025年9月には、TOKYO FMのラジオ番組『木村拓哉 Flow』に出演し、デビュー作が決まるまでのオーディションについて振り返っている。
レッドを読んでいたのにブルーに決定!本人が明かした意外な裏話山田裕貴によると、当初はオーディションという選考方法に戸惑いがあったという。それでも自己PRを行い、役柄の書かれた台本を読む選考に参加した。
注目したいのは、オーディションで読んでいた役と実際に決まった役が異なっていたことだ。
日刊スポーツなどの報道によると、山田は複数回の選考で「レッド」の台本を読むことが多く、最終選考でも自分なりにレッドを演じて帰った。しかし、後日伝えられた合格結果は、ゴーカイレッドではなくゴーカイブルーだった。
つまり、本人がレッドの役を希望するような読み方をしていたとしても、最終的な配役は制作側の判断によってブルーになったということだ。
このエピソードは、山田裕貴がゴーカイブルーになった経緯を知るうえで興味深い。本人が当時の選考について語った内容からは、最初からジョー役を狙っていたわけではなかったことが分かる。
なお、制作側がゴーカイブルーに決定した具体的な評価理由まで公表した発言は確認できない。少なくとも、本人の回想から明らかなのは、複数回のオーディションを経てレッドではなくブルーに選ばれたという事実である。
【再登場の歴史】ジュウオウジャー・テン・ゴーカイジャー・ブンブンジャー出演一覧
山田裕貴のゴーカイブルーは、2012年のテレビシリーズ終了とともに完全に見られなくなったわけではない。2016年、2021年、2025年と、異なる作品でジョー・ギブケンを再び演じている。
特に見落とされがちなのが『動物戦隊ジュウオウジャー』への出演だ。『ブンブンジャー』が最初の大きな再登場だと思われることもあるが、実際にはそれ以前にも複数回、同じ役で登場している。
| 時期 | 作品・出演回 | 山田裕貴との関係 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| 2011年2月~2012年2月 | 海賊戦隊ゴーカイジャー | 俳優デビュー作 | ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役でレギュラー出演。全51話。 |
| 2016年9月4日・11日 | 動物戦隊ジュウオウジャー第28・29話 | シリーズを越えた再登場 | ゴーカイジャーのメンバーとともにジョー役で出演。 |
| 2021年 | テン・ゴーカイジャー | 10周年記念作品 | オリジナルキャストの一人として出演。宇宙海賊たちのその後を描く。 |
| 2025年1月5日 | 爆上戦隊ブンブンジャー第43話 | 最新のテレビシリーズ再登場 | ゴーカイブルーとして登場し、ブンブルーへの変身も披露。 |
山田裕貴は2016年9月放送の『動物戦隊ジュウオウジャー』にも、ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー役で出演している。
登場するのは第28話「帰ってきた宇宙海賊」と第29話「王者の中の王者」。スーパー戦隊シリーズの通算放送1999回・2000回を記念した特別なエピソードで、ゴーカイジャーとジュウオウジャーが共演した。
テレビ朝日の公式ストーリーでは、ゴーカイジャーのメンバーとして山田裕貴の名前が明記されている。キャプテン・マーベラス役の小澤亮太をはじめ、当時の主要キャストが再集結したクロスオーバー企画だった。
この出演は、ゴーカイジャーという作品がシリーズの歴史をつなぐ存在であることを示すエピソードでもある。
2021年『テン・ゴーカイジャー』で10年後の姿を披露2021年には、テレビシリーズの放送開始から10周年を記念した映画『テン・ゴーカイジャー』が制作された。
東映ビデオの公式商品情報には、山田裕貴を含む小澤亮太、市道真央、清水一希、小池唯、池田純矢の6人がキャストとして掲載されている。
単なる過去映像の再編集ではなく、ゴーカイジャーの世界と登場人物たちのその後を描く作品として制作された点が特徴だ。
デビュー作で演じた役を10年後にも演じる機会を得たことは、山田裕貴にとっても大きな節目だったといえる。
2025年『爆上戦隊ブンブンジャー』第43話でサプライズ出演そして、再びゴーカイブルーが話題になったのが、2025年1月5日放送の『爆上戦隊ブンブンジャー』第43話「豪快なハンドル」だ。
山田裕貴がゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役でサプライズ出演。ブンブンジャーの危機に現れ、ブンブルーへのゴーカイチェンジや二刀流アクションを披露した。
さらに戦闘後には変身を解除し、ブンブンジャーのメンバーを激励する場面も描かれた。
「当時の衣装を着たら、自然とジョーの気持ちがよみがえってきましたね。」
これはテレビ朝日の公式インタビューで山田自身が語った言葉だ。また、再びゴーカイジャーに変身できたことがうれしかったとも振り返っている。
この出演では、ゴーカイブルーとしての懐かしさだけでなく、先輩ヒーローとして後輩のブンレッド/範道大也を演じる井内悠陽と共演したことも注目された。
2011年に新人俳優として戦隊作品に参加した山田が、2025年には後輩を激励する立場で登場した。作品を越えて受け継がれるヒーローの役割を象徴する再登場だった。
【2026年最新】山田裕貴の現在と最新出演作品
2026年11月現在、山田裕貴は特撮作品でのデビューから映画・ドラマまで活動の幅を広げている。所属するワタナベエンターテインメントの公式プロフィールには、2026年の出演作品として映画やドラマの情報が掲載されている。
映画『ゴジラ-0.0』で水島四郎役2026年11月3日公開の映画『ゴジラ-0.0』では、水島四郎役を担当。監督・脚本・VFXは山崎貴が務める。
所属事務所の公式プロフィールでも最新の映画出演情報として紹介されており、2026年11月5日時点で公開直後の作品だ。
『キングダム 魂の決戦』では万極役2026年7月17日公開の映画『キングダム 魂の決戦』にも出演。山田が演じるのは万極役だ。
同作は人気漫画を原作とする実写映画シリーズの新作で、山田はこれまでの『キングダム』シリーズに続いて同役を演じている。
ドラマ『GIFT』『ちるらん 新撰組鎮魂歌』にも出演ドラマでは、TBSの『GIFT』と、TBS×U-NEXTの『ちるらん 新撰組鎮魂歌』が2026年の出演作品として公式プロフィールに掲載されている。
『ちるらん 新撰組鎮魂歌』では主演の土方歳三役を務め、江戸青春篇・京都決戦篇が配信されている。映画だけでなく、ドラマでも主演を担う活動が続いている。
2027年には『スーパーモブニンジャ』の配信予定加えて、2027年2月19日配信予定のPrime Original映画『スーパーモブニンジャ』では主演・東野昭役を務める。
監督・脚本は阪元裕吾、アクション監督は園村健介。ワタナベエンターテインメントの公式情報では、Prime Videoでの世界独占配信作品として案内されている。
このように2026年の山田裕貴は、特撮ヒーロー出身という経歴にとどまらず、歴史映画、怪獣映画、ドラマ、アクション作品とジャンルを横断している。ゴーカイブルー時代からの変化を追うと、俳優としてのキャリアの広がりも見えてくる。
【プロの結論】ゴーカイブルーは山田裕貴のキャリアを読み解く重要な原点
山田裕貴と『海賊戦隊ゴーカイジャー』の関係を理解するうえで、押さえておきたい要点は3つある。
第一に、ゴーカイブルー/ジョー・ギブケンは、山田裕貴の俳優デビュー作における役柄だ。本人がオーディションでレッドの台本を読むことが多かったにもかかわらず、最終的にはブルーに選ばれたという経緯も興味深い。
第二に、ジョーは単なる過去の出演キャラクターではない。2016年の『動物戦隊ジュウオウジャー』、2021年の『テン・ゴーカイジャー』、2025年の『爆上戦隊ブンブンジャー』と、複数の作品で同じ役を演じ続けている。
第三に、2026年の活動を見ると、山田裕貴のキャリアは特撮から幅広い映像作品へと発展している。『ゴジラ-0.0』や『キングダム 魂の決戦』といった大作への出演は、現在の俳優としての活動を知るうえで外せない。
ゴーカイブルー時代を振り返ることは、単なる懐かしさだけではなく、一人の俳優がどのように経験を積み、役者として成長してきたかを知る手がかりになる。
【山田裕貴とゴーカイジャー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山田裕貴はゴーカイジャーで何役を演じていた?
A1:ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役。『海賊戦隊ゴーカイジャー』で俳優デビューを果たし、2011~2012年のテレビシリーズに出演した。
Q2:山田裕貴が演じたジョー・ギブケンはどんな人物?
A2:元宇宙帝国ザンギャックの一員で、ゴーカイジャーの仲間となったクールな男性。冷静沈着な性格で、剣を使った戦闘を得意とする。
Q3:山田裕貴は動物戦隊ジュウオウジャーにも出演していた?
A3:出演している。2016年9月4日放送の第28話と、9月11日放送の第29話にジョー・ギブケン/ゴーカイブルー役で登場した。
Q4:山田裕貴がゴーカイジャーに再登場した最新のテレビシリーズは?
A4:2025年1月5日放送の『爆上戦隊ブンブンジャー』第43話。ゴーカイブルーとして登場し、ブンブルーにも変身した。
Q5:山田裕貴は2026年現在、どんな作品に出演している?
A5:映画『ゴジラ-0.0』の水島四郎役、『キングダム 魂の決戦』の万極役など。ドラマでは『GIFT』『ちるらん 新撰組鎮魂歌』にも出演している。
Q6:山田裕貴は『テン・ゴーカイジャー』にも出演している?
A6:出演している。2021年制作の10周年記念作品で、ジョー・ギブケン役を再び演じた。オリジナルキャスト6人が出演している。
山田裕貴が『海賊戦隊ゴーカイジャー』で演じたのは、ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン。2011年から2012年まで放送された全51話の作品が、俳優としての出発点となった。
レッドの台本を読むことが多かったオーディションからブルー役に決まった経緯、元ザンギャックというジョーの設定、2016年の『動物戦隊ジュウオウジャー』、2021年の『テン・ゴーカイジャー』、2025年の『爆上戦隊ブンブンジャー』への再登場まで、両者の関係には長い歴史がある。
2026年11月現在は『ゴジラ-0.0』や『キングダム 魂の決戦』など、映画・ドラマの第一線で活躍している山田裕貴。ゴーカイブルーは過去の代表作というだけでなく、現在の俳優・山田裕貴につながる重要な原点だ。
今後もジョー・ギブケンとしての再登場や、これまでとは異なるジャンルでの新しい役柄に注目したい。
取材・事実確認資料