広瀬陸斗(ひろせ・りくと)は、1995年9月23日生まれ、埼玉県出身のプロサッカー選手です。水戸ホーリーホック、徳島ヴォルティス、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸を渡り歩き、J1とJ2の両方で経験を積んできたDFです。右サイドバックを主戦場としながら、左右のサイドやウイングなど複数のポジションをこなせる柔軟性も持ち味です。
2026年7月20日にはヴィッセル神戸から鹿島アントラーズへの完全移籍が発表され、3年ぶりに古巣へ復帰しました。鹿島での背番号は37。神戸での優勝経験を経て再び鹿島のユニフォームを着ることになった背景には、クラブの補強事情と本人のタイトル獲得への意欲があります。2026年11月時点の所属状況、移籍の経緯、これまでのサッカー経歴、最新成績を整理します。
【プロフィール】広瀬陸斗の生年月日・出身地・身長・ポジションは?

(Rikuto Hirose)
37
2026年の背番号
広瀬陸斗の基本プロフィールは次のとおりです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 広瀬陸斗 |
| 読み方 | ひろせ・りくと |
| 生年月日 | 1995年9月23日 |
| 年齢 | 31歳(2026年11月時点) |
| 出身地 | 埼玉県 |
| 出身地の詳細 | 埼玉県さいたま市 |
| 身長 | 176cm |
| 体重 | 68kg |
| ポジション | DF |
| 主戦場 | サイドバック |
| 利き足 | 右足 |
| 所属クラブ | 鹿島アントラーズ |
| 背番号 | 37 |
| 代表歴 | U-17、U-18、U-19日本代表 |
出典は鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸、Jリーグの公式選手情報です。
1995年生まれ、浦和レッズの育成組織で成長広瀬は埼玉県で育ち、土合サッカースポーツ少年団でサッカーを始めました。その後、浦和レッズジュニアユース、浦和レッズユースへと進み、年代別の日本代表にも選出されています。
プロ入り前からJリーグの強豪クラブの育成組織で経験を積んでいたことが、キャリアの土台になっています。
代表歴は以下のとおりです。
- 2012年:U-17日本代表
- 2013年:U-18日本代表
- 2014年:U-19日本代表
一方、日本代表のA代表としての出場歴は、Jリーグの選手プロフィールでは0試合となっています。
年代別代表での経験と、J1・J2の複数クラブで積み上げた実戦経験は、広瀬の選手としての特徴を理解するうえで押さえておきたいポイントです。
【サッカー経歴・年表】水戸から徳島、横浜FM、鹿島、神戸を歩んだキャリア
広瀬陸斗のプロキャリアは2014年、水戸ホーリーホックで始まりました。
その後、徳島ヴォルティスでJ2の試合経験を重ね、横浜F・マリノスでJ1へステップアップ。鹿島アントラーズでは4シーズンを過ごし、2024年からはヴィッセル神戸でプレーしました。
2026年7月には再び鹿島へ戻っています。
広瀬陸斗の所属クラブと主な転換点出典:鹿島アントラーズ公式選手プロフィール、各クラブの移籍発表、ヴィッセル神戸の出場記録。
水戸ホーリーホックでプロデビュー2014年、広瀬は水戸ホーリーホックに加入しました。
Jリーグ公式プロフィールによると、リーグ戦デビューは2014年3月2日のJ2第1節、大分トリニータ戦です。
ルーキーイヤーからJ2リーグで30試合に出場しており、プロとして試合経験を積む機会に恵まれました。
徳島ヴォルティスでJ2通算128試合の経験2015年には徳島ヴォルティスへ移籍します。
徳島では2015年から2018年までプレーし、J2での出場数を伸ばしました。
特に注目したいのが2016年です。この年はリーグ戦41試合に出場して3得点を記録。J2で年間を通してプレーする経験を得ました。
水戸時代の30試合と合わせ、J2リーグ通算では128試合出場、4得点という記録を残しています。
2015年6月14日の讃岐戦では、Jリーグでの初得点も記録しました。
横浜F・マリノスでJ1へステップアップ2018年12月、徳島から横浜F・マリノスへの完全移籍が発表されました。
2019年シーズンはJ1リーグで20試合に出場し、1得点を記録。横浜FMのJ1優勝を経験しています。
この移籍は、J2で経験を積んだ選手がJ1の舞台に挑戦するという意味で、キャリア上の大きな転換点でした。
鹿島アントラーズで4シーズンを経験2020年1月3日、広瀬の鹿島アントラーズ加入が発表されました。
横浜F・マリノスから完全移籍で加入し、2020年から2023年まで在籍。J1リーグでは4シーズン合計71試合に出場しています。
この期間の出場数は次のとおりです。
- 2020年:15試合
- 2021年:9試合
- 2022年:20試合
- 2023年:27試合
2023年にはリーグ戦27試合に出場しており、鹿島での最後のシーズンにも一定の出場機会を確保していました。
ただし、鹿島在籍中の4シーズンはリーグタイトル獲得には至っていません。この経験が、後年の再加入時に語ったタイトルへの意欲ともつながっています。
ヴィッセル神戸で優勝を経験2024年1月5日、広瀬は鹿島からヴィッセル神戸へ完全移籍しました。
神戸では2024年のJ1リーグで27試合に出場して2得点、2025年は28試合に出場しています。
神戸での在籍期間には、J1リーグ優勝、天皇杯優勝、さらに2026年のJ1百年構想リーグ優勝を経験しました。
J1優勝経験は横浜FM時代の2019年にもありますが、神戸ではリーグ優勝と天皇杯優勝を同じクラブで経験したことが大きな実績です。
【2026年7月の鹿島復帰】ヴィッセル神戸から移籍した理由と経緯
2026年の広瀬陸斗に関する最大のニュースは、鹿島アントラーズへの復帰です。
2026年7月20日、鹿島とヴィッセル神戸の両クラブが完全移籍を正式発表しました。
2023年まで所属したクラブへの復帰であり、2024年1月に神戸へ移籍してから約2年半を経ての再加入となりました。
移籍の背景には鹿島のサイドバック補強事情今回の移籍を理解するうえで重要なのが、DF濃野公人の動向です。
2026年7月20日、鹿島は濃野公人が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱すると発表しました。
その後、7月29日にはアメリカのD.C.ユナイテッドへの完全移籍が正式発表されています。
つまり、鹿島はシーズン途中にサイドバックの戦力を補う必要が生じたタイミングでした。
この補強事情と広瀬の加入時期は一致しています。スポーツ紙の報道でも、濃野の海外挑戦を受けて広瀬にオファーが届いたと伝えられています。
広瀬自身が語った鹿島復帰への思い広瀬は鹿島への復帰に際して、クラブ公式発表を通じて次のようにコメントしています。
「もう一度、アントラーズのエンブレムを背負って皆さんとともに戦えることを、心から誇りに思います。」
加えて、鹿島が掲げるリーグ連覇とアジア制覇に貢献し、タイトルをつかむために戦うという意欲も示しました。
7月28日のスポーツ紙の取材では、神戸での経験を経て以前より成長したことや、鹿島でタイトルを獲得したいという思いも語っています。
前回の鹿島在籍時にはタイトルを獲得できなかった広瀬にとって、今回の復帰は単なる古巣への帰還ではありません。神戸で積んだ優勝経験を持ち帰り、鹿島で結果を残すための新たな挑戦と捉えられます。
背番号37で再出発2026年7月の加入発表で公表された背番号は37です。
Jリーグ公式の選手プロフィールでも、所属クラブは鹿島アントラーズ、ポジションはDF、背番号は37と掲載されています。
背番号だけで起用法やチーム内の序列が決まるわけではありませんが、鹿島復帰後の広瀬を識別するうえで覚えておきたい数字です。
【プレースタイル・評価】広瀬陸斗の武器はクロスと戦術理解力
広瀬陸斗のプレースタイルを一言で表すなら、攻撃性能と複数ポジションへの対応力を兼ね備えたサイドプレーヤーです。
登録上のポジションはDFですが、単純に守備だけを担当する選手ではありません。
サイドバックとしての上下動に加え、クロス、ドリブル、パスによる攻撃の組み立てにも関わります。
1. 高精度のクロスボール広瀬の代表的な武器として評価されているのがクロスの精度です。
2025年5月のフットボールチャンネルによるJリーグのサイドバック能力値ランキングでは、広瀬は9位に選出されました。
同記事では、高いキック技術とクロスボールの精度が特徴として取り上げられています。
特に、ゴール前へのクロスだけでなく、逆サイドの選手へ届ける長いパスやサイドチェンジも評価されています。
2. 左右のサイドバックやウイングにも対応広瀬は右利きですが、右サイドバックだけに限定される選手ではありません。
2024年のヴィッセル神戸での起用について、サッカーダイジェストWebは吉田孝行監督の評価を紹介しています。
吉田監督は、広瀬についてサイドバックだけでなく、ボランチやウイングでもチームに貢献できる選手として評価していました。
複数ポジションを担当できる理由として挙げられているのが、味方を見ながら連係し、周囲を生かしてプレーできる点です。
この柔軟性は、シーズン途中の移籍や選手の負傷などでチーム編成が変わった際にも役立つ能力です。
3. ドリブルによる前進と攻撃参加広瀬のもう一つの特徴は、サイドからボールを運べることです。
単にタッチライン沿いを走るだけでなく、ドリブルで相手をかわし、攻撃の起点をつくる役割も担います。
2024年の神戸でのプレーについても、ドリブル突破とクロスを組み合わせて攻撃に関わったことが報じられています。
サイドバックが攻撃参加する場合、相手のカウンターを受けないようにポジショニングを調整する必要があります。広瀬の評価では、攻撃技術だけでなく、試合状況を読む判断力もポイントになります。
4. 守備面では経験とポジショニングが強みサイドバックには、攻撃参加だけでなく、相手ウイングとの1対1や背後のスペースへの対応も求められます。
フットボールチャンネルの2025年の分析では、広瀬は相手のスピードやパワーに対応する守備力、空中戦でのポジショニングも評価されていました。
身長176cmという体格だけで空中戦の強さを判断するのではなく、相手との位置関係や跳躍のタイミングを含めて見る必要があります。
広瀬陸斗の評価を整理すると| 評価項目 | 特徴 |
|---|---|
| クロス | 高精度のボール供給 |
| キック | 長いパスやサイドチェンジ |
| ドリブル | サイドから前進できる |
| 戦術理解 | 味方との連係、周囲を生かす判断 |
| ポジション | 左右のSB、ウイングなどに対応 |
| 守備 | 対人対応とポジショニング |
| 経験 | J1・J2、複数クラブでの実戦経験 |
総合的に見ると、広瀬の強みは一つの技術に限られません。攻守の両面に関わり、チームの戦術に応じて役割を変えられる点が大きな魅力です。
【2026年最新成績】鹿島復帰後の出場数・ゴール・アシスト
2026年11月時点で、広瀬陸斗は鹿島アントラーズのDFとして登録されています。
Jリーグ公式サイトの2026/27シーズンの選手データでは、鹿島復帰後のリーグ戦成績は以下のとおりです。
9
リーグ戦出場0
ゴール1
アシスト
Jリーグ公式の出場履歴で確認できる試合は次のとおりです。
| 日付 | 対戦相手 | 出場時間 |
|---|---|---|
| 8月7日 | 横浜F・マリノス | 85分 |
| 8月15日 | 名古屋 | 90分 |
| 8月22日 | 福岡 | 85分 |
| 8月29日 | 東京ヴェルディ | 83分 |
| 9月2日 | 水戸 | 68分 |
| 9月6日 | 浦和 | 10分 |
| 9月11日 | 神戸 | 65分 |
| 9月19日 | 川崎フロンターレ | 20分 |
| 10月9日 | ガンバ大阪 | 55分 |
この9試合では、7試合で先発出場しています。
特に注目したいのは、8月7日の横浜F・マリノス戦から先発出場を重ねたことです。復帰直後から一定の出場機会を得ており、チームのサイドの戦力として起用されていることが分かります。
神戸時代の2026年成績とは区別が必要2026年の成績を見る際には、神戸在籍時と鹿島復帰後を分ける必要があります。
広瀬は2026年のJ1百年構想リーグでは、ヴィッセル神戸の選手として16試合に出場し、0得点を記録しました。
その後、7月20日の完全移籍を経て鹿島へ加入しています。
したがって、神戸時代の16試合と、鹿島復帰後の2026/27シーズンの9試合は別の記録です。単純に同じシーズンの鹿島で25試合に出場したという意味ではありません。
鹿島で今後期待される役割広瀬に期待されるのは、サイドバックとしての安定した守備だけではありません。
- サイドからの正確なクロス
- ビルドアップ時のパスコース確保
- 攻撃時のオーバーラップ
- 左右のサイドを含むポジション対応
- 試合展開に合わせた攻守の切り替え
こうした能力を発揮できれば、鹿島の攻撃の選択肢を増やす存在になります。
また、神戸でリーグ優勝と天皇杯優勝を経験したことは、チーム内での経験共有という面でも価値があります。
【プロの結論】広瀬陸斗の本当の価値は複数ポジションをこなす総合力
広瀬陸斗を評価する際に、得点数だけを見るのは適切ではありません。
サイドバックというポジションは、ゴールやアシスト以外にも多くの仕事を担います。
攻撃ではクロスやビルドアップ、守備では相手ウイングへの対応、さらに味方のポジションに応じたカバーリングが大切です。
広瀬のキャリアを見ると、水戸と徳島でJ2の試合経験を積み、横浜FMでJ1優勝を経験し、鹿島と神戸では異なるチーム環境に適応してきました。
特に神戸時代に見せた複数ポジションへの対応力は、選手としての幅を広げた要素です。
2026年の鹿島復帰は、こうした経験を再び古巣で生かす機会になっています。
広瀬陸斗を評価する際に注目したい3つの判断基準は次のとおりです。
1. 攻撃面: クロスの質やサイドからの前進でチャンスを生み出せるか。
2. 守備面: 対人対応やポジショニングで相手の攻撃を抑えられるか。
3. 戦術面: 左右のサイドや別のポジションにも柔軟に対応できるか。
2026年の鹿島では、濃野公人の海外移籍というチーム事情もあり、広瀬の経験と対応力に期待が集まりました。
今後の評価を左右するのは、出場数だけではなく、鹿島の攻守にどれだけ継続的な貢献ができるかという点です。
【広瀬陸斗の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:広瀬陸斗は現在どこのチームに所属していますか?
A1:2026年11月時点では鹿島アントラーズに所属しています。2026年7月20日にヴィッセル神戸から完全移籍で加入しました。
Q2:広瀬陸斗の背番号は何番ですか?
A2:鹿島アントラーズでの背番号は37です。Jリーグ公式選手プロフィールでもDF・背番号37と掲載されています。
Q3:広瀬陸斗のポジションはどこですか?
A3:登録ポジションはDFで、主にサイドバックとしてプレーします。左右のサイドバックだけでなく、ウイングやボランチなどにも対応できる柔軟性があります。
Q4:広瀬陸斗は鹿島アントラーズにいつ復帰しましたか?
A4:2026年7月20日に完全移籍加入が発表されました。2020年から2023年まで在籍していたため、約3年ぶりの古巣復帰です。
Q5:広瀬陸斗の生年月日と出身地は?
A5:1995年9月23日生まれで、埼玉県出身です。ヴィッセル神戸の公式プロフィールでは埼玉県さいたま市と記載されています。
Q6:広瀬陸斗の2026年最新成績は?
A6:Jリーグ公式プロフィールで確認できる鹿島復帰後の2026/27リーグ戦成績は、9試合出場、0得点、1アシストです。最新の出場履歴には2026年10月9日のガンバ大阪戦が掲載されています。
Q7:広瀬陸斗のプレースタイルの特徴は何ですか?
A7:高精度のクロス、ドリブル、長いパスによるサイドチェンジが特徴です。また、左右のサイドバックやウイングなど複数のポジションに対応できる戦術的な柔軟性も評価されています。
広瀬陸斗は、1995年9月23日生まれの埼玉県出身のプロサッカー選手です。
2014年に水戸ホーリーホックでプロデビューし、徳島ヴォルティス、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸とキャリアを重ねてきました。
特に神戸ではJ1優勝と天皇杯優勝を経験し、複数のポジションをこなせる選手として評価を高めました。
2026年7月20日には鹿島へ完全移籍し、背番号37で再出発しています。
今回の復帰には、濃野公人の海外移籍に伴うチーム事情と、鹿島でタイトルを獲得したいという広瀬本人の思いが重なっています。
今後の注目点は、高精度のクロスや柔軟なポジション対応を鹿島の戦術にどう生かすかです。
広瀬陸斗は、単なる古巣復帰の選手ではありません。J2からJ1へと経験を積み、複数クラブで優勝を経験した31歳のDFとして、鹿島のタイトル獲得を支える存在になれるかが注目されます。
2026年後半からの出場状況、アシスト数、先発機会の推移が、今後の評価を見極める要点になります。