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日本ハム有原航平の現在は?6年ぶり復帰と通算100勝、2026年成績を徹底解説

桐原 星奈 桐原 星奈 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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2026年現在、有原航平は北海道日本ハムファイターズに所属する34歳の先発投手だ。2020年オフにメジャーリーグへ挑戦し、テキサス・レンジャーズ、福岡ソフトバンクホークスを経て、2026年シーズンから6年ぶりに古巣へ復帰した。2025年にはソフトバンクで14勝を挙げ、2年連続のパ・リーグ最多勝を獲得。復帰後の2026年7月2日には、史上144人目となるNPB通算100勝を達成している。

一方、2026年シーズンの最終成績は17試合登板、7勝9敗、防御率4.44。通算100勝という大きな節目を迎えた一方で、シーズン前半には苦しい時期も経験した。2015年から2020年までの日本ハム時代、2016年の日本一、ソフトバンクでの最多勝連続獲得、そして今回の復帰後の実績を振り返りながら、有原航平の現在地と今後の注目点を整理する。

【有原航平のプロフィール】広島市佐伯区出身の右投右打投手

日本ハム有原

有原航平(ありはら・こうへい)は、1992年8月11日生まれ、広島県出身のプロ野球選手だ。2026年11月現在34歳。身長190cm、体重100kgの大型右腕で、右投右打の投手として活躍している。

北海道日本ハムファイターズの公式選手プロフィールでは、広陵高校、早稲田大学を経て、2014年ドラフト1位で日本ハムに入団した経歴が紹介されている。出身地については、広島県広島市佐伯区として知られている。


有原航平の基本プロフィール

- 生年月日:1992年8月11日
- 年齢:34歳(2026年11月現在)
- 出身地:広島県広島市佐伯区
- 身長・体重:190cm・100kg
- 投打:右投右打
- ポジション:投手
- ドラフト:2014年1位
- 所属:北海道日本ハムファイターズ
- 背番号:74


広陵高校から早稲田大学へ進学

有原は広島の野球強豪校として知られる広陵高校でプレーした後、早稲田大学に進学した。

早稲田大学では大学野球を経験し、2014年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから1位指名を受ける。大学時代から高い評価を受けていた投手であり、プロ入り当初から将来の先発ローテーションを担う存在として期待された。

プロ入り後は新人王を獲得

2015年5月15日のオリックス戦でプロ初登板・初勝利を記録した。

ルーキーイヤーは18試合に登板して8勝6敗、防御率4.79。数字だけを見ると圧倒的な成績ではなかったものの、先発投手としてシーズンを戦い抜き、2015年のパ・リーグ新人王に輝いた。

新人王獲得は、その後の日本ハムでの活躍につながる最初の大きな実績だった。

【2015〜2020年の日本ハム時代】2016年の日本一と2019年の最多勝

有原航平のキャリアを語るうえで欠かせないのが、最初の北海道日本ハムファイターズ在籍期間だ。

2015年から2020年までの6年間で、NPB通算60勝を記録。2016年のリーグ優勝・日本一、2019年の最多勝など、チームの主力先発投手として存在感を示した。

2016年は11勝を挙げて日本一に貢献

2016年は有原にとって大きな飛躍の年だった。

レギュラーシーズンでは22試合に登板し、11勝9敗、防御率2.94を記録。156イニングを投げ、先発陣の中心として北海道日本ハムのパ・リーグ優勝を支えた。

クライマックスシリーズのファイナルステージでも1試合に先発し、7回1失点で勝利投手となっている。

さらに広島東洋カープとの日本シリーズにも登板。1試合7イニングを投げ、防御率2.57を記録した。

つまり、2016年の日本一は単に所属チームの一員として経験しただけではない。レギュラーシーズンからポストシーズンまで、先発投手として具体的な貢献を果たしたシーズンだった。

2017〜2018年の苦戦から2019年の最多勝へ

2017年は10勝13敗、防御率4.74。開幕投手も務めたが、失点が増えるなど安定感に課題を残した。

2018年も8勝5敗、防御率4.55と、本来期待されていた圧倒的な成績には届かなかった。

しかし、2019年に状況が変わる。

24試合に登板して15勝8敗、防御率2.46、164回1/3を記録。さらに161奪三振を挙げ、パ・リーグ最多勝のタイトルを初めて獲得した。

15勝は日本ハム時代の自己最多でもある。

2020年は8勝9敗、防御率3.46。新型コロナウイルスの影響で120試合制となったシーズンでも先発として登板を重ねた。

そして2020年オフ、ポスティングシステムを利用してアメリカへの挑戦を決断する。

【レンジャーズからソフトバンクへ】メジャー挑戦と2年連続最多勝の実績

日本ハムを離れた有原は、2021年からテキサス・レンジャーズに所属した。

メジャーリーグでの挑戦は、日本で積み重ねた実績をさらに大きな舞台で試す機会だった。しかし、右腕はアメリカで思うような結果を残せず、2年間で3勝にとどまった。

2023年には福岡ソフトバンクホークスへ移籍し、日本球界に復帰する。

ソフトバンク1年目から10勝を記録

2023年は17試合に登板し、10勝5敗、防御率2.31。

NPB復帰初年度から2桁勝利を達成し、先発投手としての実力を改めて証明した。

日本ハム時代に培った経験に加え、アメリカでのプレーを経験したことも、有原のキャリアを語るうえで重要な転換点となっている。

2024年・2025年は2年連続でパ・リーグ最多勝

ソフトバンク時代のハイライトは、2024年と2025年の連続最多勝だ。

年度 登板 勝敗 防御率
2023年 17試合 10勝5敗 2.31
2024年 26試合 14勝7敗 2.36
2025年 26試合 14勝9敗 3.03

2024年は182回2/3、2025年は175イニングを投げ、どちらのシーズンも14勝を記録した。

2025年は最終戦で白星を挙げ、2年連続の最多勝を確定。日本ハムの伊藤大海とともにタイトルを獲得した。

北海道日本ハムを離れた後も、パ・リーグを代表する先発投手として活躍し続けたことが分かる。

また、2019年を含めると、最多勝の獲得は通算3回。単年の好調にとどまらず、異なる球団でタイトルを獲得している点も評価したい。

【6年ぶりの日本ハム復帰】有原航平が古巣に戻った経緯

2025年12月28日、北海道日本ハムファイターズは有原航平との入団合意を正式に発表した。

これにより、2020年以来6シーズンぶりとなる古巣復帰が決まった。

ソフトバンクとの3年契約満了が転機に

有原は2023年にソフトバンクへ加入した際、3年契約を結んでいた。

2025年シーズン終了後に契約期間が満了し、自由契約選手として公示された。契約満了時に自由契約となる条項が盛り込まれていたことが、報道各社によって伝えられている。

当初はメジャーリーグ再挑戦も選択肢として取り沙汰されていたが、国内球団との交渉も可能となり、日本ハムが獲得に動いた。

ソフトバンク側も残留を希望していたと報じられており、決して実績が評価されなくなったことによる退団ではない。

2025年に14勝を挙げ、2年連続最多勝を獲得した直後の移籍だっただけに、パ・リーグの勢力図にも影響する大きな動きとなった。

日本ハム復帰を決めた有原本人のコメント

日本ハムの公式発表では、有原は古巣への復帰について次のようにコメントしている。

「プロ野球人生の始まりの地である北海道、ファイターズという球団にご縁をいただけて大変嬉しく思います。新庄監督のもと、優勝を目指して全力で腕を振り、1イニングでも長く投げチームに貢献したいです」

このコメントで印象的なのは、北海道を「プロ野球人生の始まりの地」と表現している点だ。

2015年にプロ入りしてから6年間を過ごした球団であり、2016年の日本一も経験した場所である。アメリカ、福岡と新しい環境を経た後に、キャリアの出発点へ戻る選択には大きな意味がある。

背番号74で新たなスタート

2026年1月には入団会見が行われ、背番号は74に決定した。

以前の日本ハム在籍時に着用していた背番号16ではなく、新しい番号での再出発となった。

チームには伊藤大海をはじめとする先発投手陣がいる。有原の経験と実績は、単に先発ローテーションの一枠を埋めるだけでなく、チーム全体の投手力を支える材料としても期待された。

【2026年最新成績】NPB通算100勝達成と復帰シーズンの明暗

2026年7月2日 NPB通算100勝達成

2026年の有原航平は、古巣復帰という話題だけでなく、記録面でも節目を迎えた。

特に大きかったのが、7月2日のオリックス・バファローズ戦だ。

7月2日に史上144人目のNPB通算100勝

エスコンフィールドで行われたオリックス戦に先発した有原は、6回を101球、6安打、1失点に抑えた。

初回にオリックスの西川龍馬に先制ソロを許したものの、その裏に日本ハム打線が4者連続本塁打で逆転。以降は粘り強い投球でリードを守った。

試合は日本ハムが9対1で勝利。有原はこの勝利によって、NPB通算100勝を達成した。

達成日:2026年7月2日/対戦相手:オリックス/球場:エスコンフィールド

この記録はプロ野球史上144人目。初勝利を記録した日本ハムに復帰し、同じ球団で国内通算100勝に到達したことも特筆される。

なお、有原は2025年9月27日に日米通算100勝も達成していた。今回の記録はそれとは別の、NPB公式戦だけで積み重ねた100勝である。

8月9日にはNPB通算1000奪三振も達成

2026年8月9日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では、さらに大きな記録を打ち立てた。

3回に中島大輔から空振り三振を奪い、NPB通算1000奪三振に到達。史上161人目の記録となった。

この試合では9回を投げて118球、6安打、11奪三振、無失点。前回登板の8月2日にも完封勝利を挙げており、自身初の2試合連続完封を達成した。

シーズン前半の苦しい投球から立ち直り、投手としての能力を改めて示した場面だった。

2026年シーズンの最終成績一覧

NPB公式の2026年度個人投手成績では、全日程終了時点の有原の成績は次の通りとなっている。


2026年シーズン最終成績



7勝9敗


勝敗


4.44


防御率


17


登板・先発


67


奪三振

詳細項目 2026年成績
投球回 103回1/3
完投 2
完封 2
被安打 114
被本塁打 11
与四球 24
WHIP 1.34
勝率 .438


注目したいのは、2025年の14勝から2026年は7勝に減少したことだ。

もっとも、2026年はシーズン前半に調子を落とし、ファームでの調整を経験している。7月の通算100勝達成、8月の連続完封という流れを踏まえると、単純に勝敗だけで復帰シーズンを評価するのは適切ではない。

一方で、防御率4.44は2025年の3.03と比較して悪化している。先発投手としての安定感を取り戻せるかは、2027年以降に向けた重要な課題になる。

【有原航平の年度別成績と球団別キャリア】実績を年表で比較

有原航平のキャリアは、日本ハム、レンジャーズ、ソフトバンク、そして再び日本ハムという流れで整理できる。

ここでは、主要なシーズン成績とキャリアの転換点をまとめる。

年度 所属・主な出来事 勝利・防御率 2015年 日本ハム入団・新人王 8勝・4.79 2016年 日本ハム・リーグ優勝、日本一 11勝・2.94 2017年 日本ハム・開幕投手 10勝・4.74 2018年 日本ハム 8勝・4.55 2019年 日本ハム・初の最多勝 15勝・2.46 2020年 日本ハム最終年 8勝・3.46 2021〜2022年 テキサス・レンジャーズ MLB挑戦 2023年 ソフトバンク・NPB復帰 10勝・2.31 2024年 ソフトバンク・最多勝 14勝・2.36 2025年 ソフトバンク・2年連続最多勝 14勝・3.03 2026年 日本ハム復帰・NPB通算100勝 7勝・4.44

日本ハム時代とソフトバンク時代の違い

最初の日本ハム時代は、2015年の新人王獲得から2019年の最多勝まで、成長と飛躍を経験した時期だった。

対するソフトバンク時代は、NPB復帰後すぐに10勝を挙げ、2024年と2025年には14勝で最多勝を連続獲得するなど、経験豊富な先発投手として完成度を示した時期といえる。

特に2024年と2025年は、いずれも26試合に登板して14勝。年間を通じて先発ローテーションを守り、チームのリーグ連覇に貢献した。

NPB通算成績は105勝80敗

2026年シーズン終了時点のNPB公式記録では、有原の通算成績は次の通りだ。

- 登板:215試合
- 勝利:105勝
- 敗戦:80敗
- 投球回:1417回2/3
- 奪三振:1025
- 防御率:3.40

100勝は単なる通過点ではなく、長年にわたり先発投手として試合を作り続けてきた結果でもある。

また、1000奪三振にも到達しており、勝利数と奪三振数の両面でNPBを代表する実績を残している。

【プロの結論】有原航平の評価は通算100勝だけでは決まらない

有原航平を評価する際に重要なのは、単純な勝利数だけでなく、異なる球団や環境でどのような成績を残してきたかという点だ。

2015年に日本ハムで新人王を獲得し、2016年に日本一を経験。2019年には15勝で最多勝に輝いた。その後、メジャーリーグ挑戦を経てソフトバンクで再び実績を積み、2024年と2025年には連続最多勝を獲得した。

そして2026年には、古巣への復帰とNPB通算100勝を同時に経験している。

評価できる3つのポイント

1. 複数球団で結果を残した実績

日本ハムとソフトバンクという異なるチームで先発の柱を務め、最多勝を獲得している。環境が変わっても結果を残せる経験値は大きな強みだ。

2. 長いイニングを投げられる先発能力

2024年には182回2/3、2025年には175イニングを記録した。長いイニングを投げることは、救援投手の負担軽減や試合運びの安定につながる。

3. 苦しい時期から立て直した経験

2026年前半には苦戦したが、8月には2試合連続完封を達成。1000奪三振も記録している。シーズンを通じて安定感を維持することは課題として残るものの、修正能力を示した点は評価できる。

今後の注目点は先発ローテーションの安定

34歳となった有原にとって、今後は単に勝利数を積み重ねるだけでなく、年間を通して安定した投球を続けられるかが焦点になる。

2025年の14勝と2026年の7勝という数字の差は小さくない。防御率も3.03から4.44へ上昇した。

したがって、次のシーズンに向けて注目したいのは次の3点だ。

- シーズン序盤から安定して先発ローテーションを守れるか。
- 2026年後半に見せた完封につながる投球を継続できるか。
- 伊藤大海らとともに日本ハムの先発陣を支えられるか。

有原の価値は、過去のタイトルだけでは測れない。経験豊富な投手として、若い選手たちと競い合いながらチームを引っ張れるかどうかも、今後の大きな評価基準になる。

【日本ハム有原航平に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:有原航平は2026年現在どこの球団に所属していますか?

A1:北海道日本ハムファイターズです。2025年12月28日に入団合意が発表され、2026年から6年ぶりに古巣へ復帰しました。背番号は74です。

Q2:有原航平のNPB通算100勝はいつ達成しましたか?

A2:2026年7月2日のオリックス戦です。エスコンフィールドで6回1失点の投球を披露し、史上144人目となるNPB通算100勝を達成しました。

Q3:有原航平は最多勝を何回獲得していますか?

A3:NPBの最多勝獲得は通算3回です。2019年に日本ハムで15勝、2024年と2025年にはソフトバンクでそれぞれ14勝を挙げ、2年連続でタイトルを獲得しました。

有原航平は、2015年に日本ハムでプロ入りして以来、新人王、日本一、最多勝、メジャーリーグ挑戦、NPB復帰と、さまざまな経験を積んできた投手だ。

2026年は6年ぶりに北海道日本ハムファイターズへ復帰し、7月2日にNPB通算100勝、8月9日にはNPB通算1000奪三振を達成した。

一方、シーズン最終成績は7勝9敗、防御率4.44。2024年・2025年の14勝と比較すると、復帰初年度は必ずしも順調だったわけではない。

それでも、8月の2試合連続完封など、実力を示す場面はあった。

今後の評価を左右するのは、これまでの輝かしい実績に加えて、古巣で再び年間を通じた安定した投球を実現できるかどうかだ。

2016年の日本一を知る投手が、2026年から再び北海道で新たな歴史を築く。 有原航平の次のシーズンは、日本ハムの優勝争いを占ううえでも見逃せない。

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トレンドリサーチャー 桐原 星奈
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