土居明莉さんは、単なる元ミス東大候補者ではありません。現在の肩書きは、株式会社Cocochii&Co.の代表取締役CEOです。
2026年3月27日に公開されたTBS CROSS DIG with Bloombergの番組紹介では、東京大学理学部を卒業し、同大学院を修了した後、ゴールドマン・サックス証券でのキャリアを経て独立した人物として紹介されています。
また、2026年10月のマイナビウーマンのインタビューでも、同社の代表取締役CEOとして紹介されています。
土居明莉のプロフィール| 項目 | 公開情報 |
|---|---|
| 氏名 | 土居明莉 |
| 読み方 | どい・あかり |
| 英語表記 | Akari Doi |
| 生年月日 | 1997年5月31日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 大学 | 東京大学理学部 |
| 専攻 | 生物学・人類学 |
| 大学院 | 東京大学大学院学際情報学府 |
| 過去の勤務先 | ゴールドマン・サックス証券 |
| 現在の肩書き | 株式会社Cocochii&Co.代表取締役CEO |
| 主な事業 | ウェルネス、ブランド体験設計、イベントプロデュース |
プロフィールの基本情報は、2019年のミス東大公式候補者ページ、過去のプロフィール資料、2026年の企業紹介などで確認できます。
注目したいのは、大学時代から現在まで一貫して、身体や健康への関心と、新しいサービスを生み出す活動が続いている点です。
華やかな肩書きだけを見ると、東大から外資系金融機関へ進んだエリートコースに映ります。しかし、本人のインタビューからは、学生時代の試行錯誤や事業づくりへの関心が、その後の独立につながっていることが分かります。
【土居明莉の学歴】東京大学理学部から大学院学際情報学府へ

土居さんは、東京大学理学部生物学科人類系に在籍していました。
2019年11月の東京大学新聞オンラインの記事では、当時は理学部の3年生で、人類学を専攻していたことが紹介されています。
大学で人体の構造や解剖について学んだ背景には、以前から続けていたダンスや筋力トレーニングへの関心がありました。
本人は当時、人体の動きに興味を持ち、解剖学の知識がトレーニングにも役立つと語っています。
東京大学大学院では女性の健康に関する研究学部卒業後は、東京大学大学院学際情報学府に進学しています。
大学院での研究テーマも興味深いものです。
東京大学大学院情報学環・学際情報学府の2022年度修士論文一覧には、土居明莉さんの名前とともに、次の研究題目が掲載されています。
「女性のPMSや月経に伴う不調とその対処法に関する情報共有の意識についての定量的研究」
女性の身体に関する問題だけでなく、それらの情報がどのように共有され、どのように受け止められるのかという点にも着目した研究です。
この研究テーマは、現在の女性向けウェルネス事業との接点を考えるうえでも興味深いものです。
2026年のマイナビウーマンとTBSのプロフィールでも、東京大学大学院学際情報学府を修了したことが確認できます。
高校名について高校時代のエピソードは2026年のインタビューでも語られていますが、当時の大学公式プロフィールや東京大学の研究記録から、出身高校名までを裏付けることはできません。
学歴を確認する際は、東京大学の学部・大学院についての記録と、出所が明確でない学歴情報を区別する必要があります。
【ミス東大2019】土居明莉がファイナリストになった理由と学生時代の活動
土居さんの名前が広く知られるきっかけの一つが、2019年のミス東大コンテストです。
エントリーNo.1として出場2019年のミス東大コンテストでは、土居さんはエントリーNo.1として出場しました。
当時の候補者には、グランプリを獲得した上田彩瑛さんや、準グランプリの中澤莉佳子さんらがいました。
土居さんはファイナリストとして本選に進んでいますが、グランプリ受賞者ではありません。
この点は、人物紹介記事やプロフィールを読む際に間違えやすいポイントです。
ミスコン出場の目的は筋トレの魅力を伝えること2019年の美学生図鑑のインタビューでは、土居さんはミスコンに出場した理由について、同世代の女性に筋力トレーニングの魅力を発信したかったと説明しています。
当時は、筋トレに対して男性的なイメージを持つ人も少なくありませんでした。
土居さんは、女性の健康維持という観点から、もっと多くの女性に運動の良さを知ってほしいと考えていました。
つまり、ミスコンへの参加は外見を競うことだけが目的ではなく、自分の関心や活動を多くの人に届けるための機会でもあったのです。
BizjapanとジャズダンスサークルFreeDでの活動学生時代には、次のような活動にも取り組んでいました。
- Bizjapan:海外から日本に留学したい学生向けのイベントを企業と共催。
- FreeD:東京大学のジャズダンスサークルで活動。
- 筋力トレーニング:SNSなどを通じて運動の魅力を発信。
- 動画メディア:「東大女子物語」「どいちゃんねる」などを展開。
東京大学新聞オンラインの2019年の記事によると、Bizjapanではゼロからプロジェクトを立ち上げることに力を入れていました。
また、海外学生向けイベントを企業と共催するなど、学生の段階から企画や事業づくりに関わっていたことが分かります。
【土居明莉の経歴年表】ミス東大からゴールドマン・サックス、そして起業へ
ここまでの経歴を時系列で整理すると、学生時代の活動と現在の事業とのつながりが見えてきます。
| 時期 | 出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 1997年 | 誕生 | 東京都出身 |
| 2017~2021年 | 東京大学 | 理学部で生物学・人類学を学ぶ |
| 2019年 | ミス東大 | エントリーNo.1、ファイナリスト |
| 2020年前後 | メディア出演 | NewsPicks「HORIE ONE」などに出演 |
| 2022年 | 大学院研究 | 女性のPMS・月経に関する修士論文 |
| 2023年4月 | 就職 | ゴールドマン・サックスに入社 |
| 2025年1月 | 起業 | 株式会社Cocochii&Co.を共同創業 |
| 2026年3月 | 企業経営 | TBSの番組紹介でCEOとして掲載 |
| 2026年4月 | 事業展開 | サントリーとのマラソンプログラムを発表 |
| 2026年10月 | 最新活動 | 企業経営やStudio Cocochiiについてのインタビューを公開 |
なお、就職期間については、本人の公開LinkedIn職歴に2023年4月から2025年3月までのGoldman Sachs勤務が記載されています。一方、2026年のNewMeイベント紹介では、2025年1月に共同創業したとされています。創業準備と退職の詳細な前後関係までは、公開情報からは特定できません。
この年表から分かるのは、ミスコン出場から突然起業したのではなく、学生時代の事業経験、大学院での研究、金融業界での勤務を経て、経営者へと進んでいることです。
【ゴールドマン・サックス証券から起業へ】土居明莉が独立した理由
土居さんのキャリアで特に注目されるのが、ゴールドマン・サックス証券での勤務です。
世界的な金融機関で経験を積んだ後、なぜ独立を選んだのでしょうか。
ゴールドマン・サックスに入社した理由2026年9月4日に公開された女性経営者メディアlumilyのインタビューで、土居さんは金融業界に進んだ理由を説明しています。
大学時代に事業づくりを経験したことで、金融や企業財務への関心が強くなったといいます。
特に、将来経営者になった際に、財務の知識があれば会社のために選べる選択肢が増えると考えていました。
つまり、ゴールドマン・サックスで働くことそのものを最終目標にしていたのではなく、将来の経営に役立つ能力を身につけるためのキャリア選択だったということです。
金融業界で得た経験同インタビューでは、ゴールドマン・サックスでの仕事についても振り返っています。
土居さんが印象に残ったと話しているのは、社員のプロ意識や仕事へのこだわりです。
同じような業務であっても、最後まで品質にこだわり、チームで高い水準の成果を目指す姿勢から多くを学んだといいます。
また、勤務時間が長く、深夜まで仕事をする日もあったことを明かしています。
こうした経験は、独立後の経営にも生かされていると考えられます。特に、顧客に提供する価値を意識し、成果物の品質に責任を持つ姿勢は、後述する法人向け事業ともつながる部分です。
起業を決断した背景土居さんの起業理由は、インタビューから大きく3つに整理できます。
1. 新しいサービスをつくりたいという志向
高校時代から、決められたことをこなすよりも、自由研究やダンス部の舞台づくりなど、ゼロから何かを生み出すことに面白さを感じていました。
2. 女性が運動を続けられる環境をつくりたいという問題意識
運動は健康に良いと分かっていても、楽しさや参加する環境がなければ継続しにくいという課題を感じていました。
3. 金融と経営の知識を身につけてから独立したかった
大学時代にも事業づくりに挑戦したものの、思うような結果には至らず、いったん企業に入ってビジネスの仕組みを学ぶ選択をしました。
これらは2026年の本人インタビューで語られた内容です。
ここで重要なのは、起業が単なる会社員生活からの離脱ではなかったという点です。
学生時代に感じた女性の健康課題を、事業として継続できる形にする。そのために必要な経験を積んでから独立したという流れが見えてきます。
【Cocochii&Co.の事業内容】Studio Cocochiiで何をしている?
2026年現在、土居さんが経営する株式会社Cocochii&Co.の中心的なテーマは、ウェルネスとクリエイティブの融合です。
単にトレーニング施設を運営する会社ではありません。
法人向けのブランド体験づくりと、女性向けの運動コミュニティという2つの方向から事業を展開しています。
1.Studio Cocochii:運動を日常に取り入れる会員制コミュニティStudio Cocochiiは、大人の習い事をコンセプトにした会員制サービスです。
ランニング、ヨガ、ピラティスなど、複数ジャンルの運動を体験できる機会を提供しています。
特徴は、運動を一人で頑張り続けるのではなく、仲間やインストラクターとのつながりを通じて楽しみながら習慣化することです。
2026年のlumilyのインタビューでは、最初から大規模なコミュニティを構想していたわけではなく、女性の声を聞くために開催したランニングイベントが事業の出発点だったと説明されています。
参加者から「みんなで一緒に運動できることが嬉しい」「女性が主体になっている場所が嬉しい」という反応があり、ランニング以外のヨガやピラティスへと活動を広げていったそうです。
2.法人向け事業:企業と女性をつなぐブランド体験設計もう一つの柱が法人向け事業です。
具体的には、企業との共同イベントやウェルネスプロジェクト、商品の体験機会づくりなどを手掛けています。
ここで特徴的なのは、Cocochiiに参加する女性のリアルな声を、企業の商品・サービスづくりにつなげる役割です。
企業側にとっては、消費者の反応を直接知る機会になります。
参加者側にとっては、新しい商品やサービスを体験する機会になります。
この両者を結びつける仕組みが、Cocochii&Co.の事業上の特徴です。
3.2026年の注目事業はサントリーとのマラソンプログラム2026年4月30日、株式会社Cocochii&Co.は、サントリービバレッジ&フード株式会社が「Cocochiiマラソンプログラム2026-27」にスポンサーとして参画することを発表しました。
このプログラムの概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プログラム | Cocochiiマラソンプログラム2026-27 |
| 目標大会 | 2027年名古屋ウィメンズマラソン |
| 大会予定日 | 2027年3月14日 |
| 練習期間 | 約10か月 |
| 参加者 | 女性60人 |
| 主な対象 | 20~30代女性 |
| 特徴 | 参加者の約6割がマラソン未経験者 |
| 協力企業 | サントリービバレッジ&フード |
この取り組みは、2026年度で3回目となるプログラムです。
単発のランニングイベントではなく、長期間の練習を通じてフルマラソン完走を目指す仕組みになっています。
サントリーは製品提供や共同練習会などを通じて参加者を支援します。
企業との協業を通じて、運動を日常に取り入れる文化を広げるというCocochiiの方向性が、具体的な形になった事例です。
4.2026年のStudio Cocochiiの活動2026年3月から2027年3月にかけては、広尾のEAT PLAY WORKSでも「Cocochii Night Yoga」の開催情報が掲載されています。
仕事や日常生活の忙しさから離れ、夜の時間帯にヨガを楽しむプログラムです。
施設側の紹介によれば、Cocochii&Co.はイベントプロデュース、ブランド共創、クラス運営、メディア運営なども手掛けています。
こうした活動を見ると、土居さんが目指しているのは、運動施設を増やすことだけではないと分かります。
運動をきっかけに、人とのつながりや新しい体験を生み出し、企業との協業にもつなげる。これがCocochiiの事業モデルです。
【土居明莉と同姓同名の人物の見分け方】間違えないための確認ポイント
「土居明莉」という名前を検索するときには、表記やプロフィールの照合が役立ちます。
特に、同姓同名の人物や、漢字の似た別人との混同を避けるには、名前だけで判断しないことが大切です。
今回取り上げている土居明莉さんを特定する手掛かりは次のとおりです。
| 確認項目 | 対象人物の特徴 |
|---|---|
| 読み方 | どい・あかり |
| 大学 | 東京大学理学部 |
| 学生時代の活動 | ミス東大2019 Entry No.1 |
| 大学院 | 東京大学大学院学際情報学府 |
| 研究テーマ | PMS・月経に伴う不調と情報共有 |
| 金融業界 | ゴールドマン・サックス証券 |
| 現在の会社 | 株式会社Cocochii&Co. |
| 現在の役職 | 代表取締役CEO |
特に有効なのは、東京大学、ミス東大2019、ゴールドマン・サックス、Cocochii&Co.という複数の情報を組み合わせる方法です。
SNSやプロフィールを確認するときの注意点本人の公開プロフィールでは、Akari Doiという英語表記も使用されています。
また、現在の事業に関する発信では、CocochiiやStudio Cocochiiの名称が登場します。
過去の学生時代のSNS活動と、現在の経営者としての活動では、発信テーマが異なります。
そのため、2019年のミスコン情報だけで人物像を判断するのではなく、2025年以降の会社経営や2026年の事業活動まで確認することが、正確な人物理解につながります。
【土居明莉に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:土居明莉の読み方は何ですか?
A1:土居明莉は「どい・あかり」と読みます。2019年のミス東大コンテスト公式プロフィールにも、Doi Akariと記載されています。
Q2:土居明莉は東京大学の何学部出身ですか?
A2:東京大学理学部生物学科人類系の出身です。その後、東京大学大学院学際情報学府に進学し、修士課程を修了しています。
Q3:土居明莉はミス東大2019で優勝しましたか?
A3:優勝者ではありません。エントリーNo.1のファイナリストとして出場しました。2019年のグランプリは上田彩瑛さんです。
Q4:土居明莉はゴールドマン・サックス証券に勤務していましたか?
A4:はい。大学院修了後、ゴールドマン・サックス証券でキャリアを積みました。2026年のTBSの企業紹介や本人インタビューでも、その経歴が紹介されています。
Q5:土居明莉が起業した理由は何ですか?
A5:女性が運動を楽しみながら日常生活に取り入れられる環境をつくりたいという思いが背景にあります。また、学生時代から新しいサービスや事業を生み出すことに関心を持っていました。
Q6:Cocochii&Co.は何をしている会社ですか?
A6:ウェルネスとクリエイティブを軸に、会員制のStudio Cocochiiの運営、企業向けイベントの企画、ブランド共創、ウェルネスプロジェクトのプロデュースなどを行っています。
Q7:土居明莉の2026年現在の活動は?
A7:株式会社Cocochii&Co.の代表取締役CEOとして事業を経営しています。サントリーとのマラソンプログラムや、Studio Cocochiiの運動・ウェルネスイベントなどが確認できる活動です。
土居明莉さんの経歴を振り返ると、東京大学、ミス東大2019、ゴールドマン・サックス証券、そしてCocochii&Co.という、異なる分野を横断してきたことが分かります。
しかし、その根底には一つの共通した関心があります。
それは、人の身体や健康に関する課題を見つけ、新しいサービスや体験によって解決することです。
大学時代には筋力トレーニングの魅力を女性に発信し、大学院では女性の健康に関する情報共有を研究しました。
金融業界では企業財務や仕事の品質に対する考え方を学び、独立後はその経験を経営に生かしています。
2026年現在のCocochii&Co.は、Studio Cocochiiの運営だけでなく、企業との協業やブランド体験づくりにも事業を広げています。
今後注目したいのは、運動コミュニティとして培った参加者との関係性を、どこまで企業向けのブランド共創や女性のライフスタイル支援へ発展させられるかという点です。
土居明莉さんは、ミス東大出身という肩書きだけでは捉えきれない、金融業界での経験と女性向けウェルネス事業を結びつける起業家です。
2027年の名古屋ウィメンズマラソンに向けたプログラムをはじめ、Cocochiiの事業展開が次のキャリアの注目点となりそうです。
主な参考資料:東京大学新聞オンライン、東京大学大学院情報学環・学際情報学府、MISS COLLE、lumily(2026年9月4日)、TBS CROSS DIG with Bloomberg(2026年3月27日)、マイナビウーマン(2026年10月7日)、株式会社Cocochii&Co.のプレスリリース(2026年4月30日)。