根矢涼香さんの出演作品には、インディーズ映画から全国公開の映画、テレビドラマ、Netflix作品まで、さまざまなジャンルがあります。
特徴的なのは、特定のジャンルや役柄に活動を限定していないことです。青春映画、社会派作品、コメディー、サスペンスなど、監督や作品ごとに異なる表現を見せています。
映画『少女邂逅』『獣道』など初期の出演作品初期の映画出演作として注目したいのが、次の作品です。
- 『獣道』(2017年):内田英治監督作品。根矢さんはチーちゃん役を演じています。
- 『少女邂逅』(2017年):枝優花監督作品。清原涼香役で出演しました。
- 『神と人との間』(2018年):内田英治監督作品。聖美役を担当しています。
- 『寝ても覚めても』(2018年):濱口竜介監督作品に女子高生役で出演。
- 『ウルフなシッシー』(2018年):大野大輔監督作品。主人公の小野アヤコ役を務めました。
特に内田英治監督との関係は、その後のキャリアにもつながっています。
2026年9月のテラスマガジンのインタビューでは、21歳の頃に内田監督からSNSを通じて出演の誘いを受けた経緯を説明しています。
当初は本人も本物の監督からの連絡とは思わず、知人に確認したというエピソードも明かしています。
その後、『獣道』をはじめ複数の作品で内田監督と仕事をすることになりました。
『由宇子の天秤』『凪の憂鬱』など演技の幅を広げた作品2020年代に入ると、出演する作品のジャンルがさらに広がります。
代表的な作品は以下のとおりです。
『由宇子の天秤』(2021年)
春本雄二郎監督による社会派映画で、根矢さんは看護師役を演じました。社会的な問題を扱う作品への出演歴として押さえておきたい一本です。
『シュシュシュの娘』(2021年)
入江悠監督作品で、丹治紗枝子役を担当しています。
『余命10年』(2022年)
藤井道人監督作品。小松菜奈さん、坂口健太郎さんらが出演した映画で、根矢さんは絵梨役として参加しています。
『凪の憂鬱』(2023年)
磯部鉄平監督作品で、根矢さんはネヤ役を演じています。
この作品では俳優としてだけでなく、劇中歌にも参加しました。日本映画オンラインのプロフィールによると、「rail on the road」を含む2曲を歌唱し、音楽活動にもつながっています。
こうした出演作を見ると、根矢さんは単に出演本数を増やしてきたのではなく、作品の制作現場や音楽など、映画に関係するさまざまな表現に関わってきたことが分かります。
Netflix『極悪女王』でデビル雅美役を担当根矢さんの出演歴で、幅広い視聴者に知られるきっかけの一つとなったのが、2024年配信のNetflixシリーズ『極悪女王』です。
同作で演じたのは、実在の女子プロレスラーであるデビル雅美役です。
女子プロレスの世界を題材にした作品で、通常の映画やドラマとは異なる身体的な表現が求められる役柄でした。
2026年9月のインタビューでは、出演者に増量やトレーニングが求められたこと、栄養管理やメンタルケア、撮影後の減量プログラムまでサポート体制が整っていたことを本人が説明しています。
この発言からは、役作りに対する本人の真剣さだけでなく、俳優の身体的な負担を制作側がどう支えるかという問題にも関心を持っていることがうかがえます。
『極悪女王』への出演は、インディーズ映画で積み上げた経験を、より大規模な配信作品で生かす機会にもなりました。
【2026年最新】根矢涼香の現在は?映画・ドラマ・CM出演情報

2026年11月現在、根矢涼香さんは映画出演を継続しています。
株式会社MUKUの公式プロフィールには、2026年の映画出演歴が掲載されており、同年8月から10月にかけても新しい出演情報が発表されています。
特に注目したいのは、映画館で公開される作品と動画配信サービス向けの作品の両方に参加していることです。
2026年の主な出演作品1.『マッチング TRUE LOVE』
2026年9月25日に公開された映画です。
前作『マッチング』に続く作品で、監督・脚本は内田英治さん。主演は土屋太鳳さん、佐久間大介さんです。
根矢さんは、マッチングツアーの責任者である佐々木万由子役を担当しています。
公式キャスト情報にも名前が掲載されており、内田監督との再タッグという点でも注目されます。
2.『シーシュポスたちのまなざし』
2026年6月5日公開の青春サスペンス映画です。
井上博貴監督が手掛け、豊田ルナさんが主演を務めています。
根矢さんは佐伯千聖役で出演しました。
作品では、大学生が高校時代の事件を題材にドキュメンタリーを制作しようとするなかで、SNSによる風評被害や地方コミュニティーの問題などに直面していきます。
情報の受け取り方や、誰かの言葉が他人の人生に与える影響を扱った作品です。
3.『For My Grief』
2026年5月29日公開の短編映画です。
龍村仁美監督による作品で、複数の恋人たちの別れを通して、それぞれの選択や日常を描いています。
所属事務所の2026年映画出演一覧にも掲載されています。
4.『嘘もまことも』
磯部鉄平監督による映画で、株式会社MUKUは2026年8月28日に出演情報を発表しました。
翌8月29日から新宿K's cinemaで公開されています。
根矢さんは出演者として参加しており、映画を中心とした活動が2026年も続いていることを示す作品です。
5.『てんてん ずっと独身でいるつもり?』
箱田優子監督による作品です。
所属事務所は2026年9月10日に出演を発表し、10月23日からPrime Videoで独占配信されることを告知しました。
映画館での公開作品だけでなく、配信向け作品にも出演している点が、2026年の活動の特徴です。
主演短編映画『白雨』にも注目2026年の活動で見逃せないのが、鈴木龍監督の短編映画『白雨』です。
この作品で根矢さんは、主演の奈津菜役を務めます。
株式会社MUKUは2026年5月26日に情報を公開しました。
物語は、実家へ向かう途中の奈津菜が、車のボンネットに落ちてきたカラスをきっかけに、未知の恐怖に巻き込まれていくというものです。
降り始めた白い雨に触れると、あらゆる水分が奪われ、人間や物体が急速に乾燥していくという異常事態が発生します。
見知らぬ人々と一軒家に逃げ込む奈津菜を中心に展開するサスペンス作品です。
所属事務所の発表では、公開予定は2026年冬から2027年春頃、シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」での上映が案内されています。2026年11月2日時点では具体的な公開日が確定した情報は確認できません。
Google Playの広告作品にも出演映画以外では、2026年8月25日に株式会社MUKUがGoogle Play「依頼人篇」への出演を発表しています。
映画やドラマだけに活動を限定せず、広告映像などにも出演していることが分かります。
2026年の主な活動を整理すると、映画、短編映画、配信作品、広告と、複数の媒体にまたがっています。
【女優だけではない】写真・イラスト・音楽・地域活動にも挑戦
根矢涼香さんの活動を理解するうえで、もう一つ重要なのが、俳優以外の表現活動です。
写真、イラスト、文章、音楽など、複数の分野に関わっており、作品の出演者という立場にとどまらない活動を続けています。
写真家・イラストレーターとしての活動株式会社MUKUのプロフィールには、写真やイラストに関する活動も多数掲載されています。
主な実績は以下のとおりです。
- 2018年:写真集『Origin』発行
- 2020年:眞鍋アンナさんとの写真展『MIRROR』
- 2022年:里見優衣さんらとの写真展『Astro』
- 2024年:イラスト個展『大酸素祭』
- 2024年:写真集『ぼくが蝶になってなつかしむこと』発行
- 2024年:展示『石の民』
映画関連では、作品のグッズイラストを担当することもあります。
2026年9月のインタビューでは、イラストや写真を通じて作品に貢献できることに気づき、俳優だけに自分の価値を限定しなくなったと語っています。
複数の表現方法を持つことが、結果として演技に対する自由さにもつながっているようです。
音楽活動ではWool Stringsと共作根矢さんは音楽活動にも取り組んでいます。
2024年には、アーティストWool Stringsとの共作名義で『一等星』『うずまき』をリリースしました。
映画『凪の憂鬱』で劇中歌を担当した経験もあり、歌唱や音楽制作も表現活動の一部になっています。
また、2025年には作品展『うらにわでのはなし』と、朗読と歌を組み合わせたExhibition Liveも開催しています。
俳優として演じることと、自分の言葉や作品を観客に届けること。その両方を大切にしている点が特徴です。
2026年は地元茨城の文化活動にも参加2026年の活動で特に注目したいのが、出身地である茨城町との関わりです。
2026年9月17日のテラスマガジンのインタビューで、根矢さんは、茨城町に誕生した文化交流施設「いばSUNホール」のイベントを考える委員会に参加していると明かしました。
同施設は、映画上映、演劇公演、コンサート、展示、音楽練習などに利用できる文化施設です。
茨城町の行政サイトによると、正式名称は「茨城町文化交流会館『いばSUNホール』」。2026年9月8日に開館しました。
施設には最大500席のホールや音楽スタジオ、創作スタジオなどが整備されています。
根矢さんはインタビューで、地元の人々と一緒にイベントを企画し、子どもの頃に自分が欲しかったような文化イベントを実現したいという思いを話しています。
これは、東京で俳優として活動する人が、故郷の文化環境づくりにも参加しているという点で興味深い取り組みです。
根矢涼香の表現活動が示す独自性根矢さんはインタビューで、自身の人生の基本にある言葉として「独立独歩」を挙げています。
他人と同じ道を歩くことより、自分が何をしたいのかを明らかにし、自分で選んだ道を進むことを大切にしているそうです。
この考え方は、俳優、写真、イラスト、音楽、文章、地域活動という複数の領域を横断する現在の活動とも重なります。
映画出演だけをキャリアの評価軸にするのではなく、作品にどのような形で参加し、何を生み出しているかという視点で見ると、根矢さんの活動の全体像がより理解しやすくなります。
【プロの結論】根矢涼香の本当の魅力は映画と表現活動の両立にある
根矢涼香さんのキャリアを整理すると、大きく3つの特徴が見えてきます。
第一に、映画の現場で積み上げてきた実績です。
子どもの頃から舞台に立ち、大学時代に映画の世界へ進みました。『ウルフなシッシー』での受賞、『少女邂逅』『由宇子の天秤』『凪の憂鬱』など、出演作品を通じて経験を積んでいます。
第二に、作品の規模に左右されない活動姿勢です。
インディーズ映画から商業映画、Netflix、Prime Videoまで、出演の場は多岐にわたります。2026年には『マッチング TRUE LOVE』や『てんてん ずっと独身でいるつもり?』などにも参加しています。
第三に、俳優以外の表現方法を持っていることです。
写真やイラスト、音楽、文章などにも関わり、さらに地元の文化活動にも参加しています。
この3つを踏まえると、根矢さんを知る際には、出演映画の本数や知名度だけで判断するのではなく、作品への関わり方や表現領域の広さにも注目するのがおすすめです。
特に、インディーズ映画や独立系の制作現場に関心がある人、俳優がどのように作品づくりに参加しているのかを知りたい人には、興味深いキャリアを歩んでいる人物です。
【根矢涼香に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:根矢涼香の年齢は何歳ですか?
A1:1994年9月5日生まれで、2026年11月現在32歳です。
Q2:根矢涼香の出身地はどこですか?
A2:茨城県出身です。東茨城郡茨城町の出身として紹介されています。地元の文化活動にも参加しています。
Q3:根矢涼香の出身大学はどこですか?
A3:立教大学現代心理学部映像身体学科です。本人が2026年9月公開のインタビューで進学したことを語っています。
Q4:根矢涼香の所属事務所はどこですか?
A4:株式会社MUKUです。同社の公式プロフィールには生年月日、出演映画、ドラマ、舞台などの情報が掲載されています。
Q5:根矢涼香の代表作は何ですか?
A5:映画『ウルフなシッシー』『少女邂逅』『由宇子の天秤』『凪の憂鬱』や、Netflixシリーズ『極悪女王』などが挙げられます。
Q6:根矢涼香は2026年現在も活動していますか?
A6:はい。2026年には『シーシュポスたちのまなざし』『マッチング TRUE LOVE』『嘘もまことも』『てんてん ずっと独身でいるつもり?』などに出演しています。また、主演短編映画『白雨』の公開も予定されています。
Q7:根矢涼香は女優以外にどんな活動をしていますか?
A7:写真、イラスト、音楽、朗読、執筆などにも取り組んでいます。2026年には茨城町の文化交流会館「いばSUNホール」のイベント企画にも関わっています。
根矢涼香さんは、1994年9月5日生まれ、茨城県出身の女優です。立教大学現代心理学部映像身体学科を卒業し、株式会社MUKUに所属しています。
子どもの頃から演劇に親しみ、大学時代に映画の世界へ進出。2017年開催の第18回TAMA NEW WAVEでは、『ウルフなシッシー』でベスト女優賞を受賞しました。
その後も『由宇子の天秤』『凪の憂鬱』『極悪女王』などに出演し、2026年には『マッチング TRUE LOVE』や『シーシュポスたちのまなざし』など、活動の幅を広げています。
加えて、写真やイラスト、音楽などの創作活動、故郷・茨城町の文化事業への参加も見逃せません。
2026年11月現在の根矢涼香さんは、映画俳優としてのキャリアを継続しながら、自ら作品を生み出す表現者としても歩みを進めている人物です。
今後は主演短編映画『白雨』の公開や、いばSUNホールを通じた地域文化活動にも注目が集まります。出演作品だけでなく、彼女自身がどのような表現を生み出していくのかも、今後の見どころです。