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岡田准一『白い巨塔』2019年版を徹底解説|全5夜のあらすじ・結末・評判

長谷川 陸 長谷川 陸 • 更新: • 公開: • 読了約 25 分
目次

岡田准一が天才外科医・財前五郎を演じた2019年版『白い巨塔』は、テレビ朝日の開局60周年記念作品として、2019年5月22日から26日まで5夜連続で放送された大型ドラマスペシャルです。松山ケンイチ、寺尾聰、沢尻エリカ、小林薫、松重豊、岸部一徳ら実力派俳優が集結し、大学病院の教授選を巡る権力争いから医療裁判、財前五郎の衝撃的な最期までを描きました。

原作は山崎豊子の長編小説。昭和30年代の医学界を舞台にした物語を2019年の現代に置き換え、腹腔鏡手術や電子カルテなど当時の医療事情を反映しています。岡田准一ならではのエネルギッシュな財前像は、歴代の田宮二郎版・唐沢寿明版とどう違うのか。2026年11月現在の情報を踏まえ、キャスト、全5夜のあらすじ、原作との違い、視聴者の評価、再放送・視聴方法まで詳しく整理します。

【2019年版】岡田准一主演『白い巨塔』の基本情報と放送概要

白い巨塔岡田准一
テレビ朝日開局60周年を記念した5夜連続ドラマ

2019年版『白い巨塔』は、テレビ朝日が開局60周年を迎えた節目に制作したスペシャルドラマです。監督は鶴橋康夫、脚本は羽原大介らが担当しました。

テレビ朝日が5夜連続の大型ドラマスペシャルを制作するのは、開局45周年記念作品『弟』以来15年ぶり。岡田准一にとっては、テレビ朝日のドラマ主演が2001年の『反乱のボヤージュ』以来18年ぶりであり、テレビドラマで初めて医師役に挑む作品でもありました。

原作は山崎豊子が1965年と1969年に刊行した長編小説です。新潮社によると、シリーズ累計発行部数は600万部を突破。大学病院における教授選や医療裁判を通して、医学界の権力構造、人間の欲望、医師としての倫理を描いています。

全5夜の放送日と放送時間

放送は2019年5月22日から26日までの5日間。前半3夜は約1時間24分、後半2夜は約2時間10分という長尺の構成でした。

  • 第一夜:2019年5月22日(水)21時~22時24分
  • 第二夜:2019年5月23日(木)21時~22時24分
  • 第三夜:2019年5月24日(金)21時~22時24分
  • 第四夜:2019年5月25日(土)21時~23時10分
  • 第五夜:2019年5月26日(日)21時~23時10分

物語の設定を昭和30年代から2019年に変更したことも大きな特徴です。財前五郎は腹腔鏡手術のスペシャリストとして描かれ、電子カルテやPET検査など、現代の医療環境を取り入れた演出が採用されました。

【全5夜ネタバレ】教授選から医療裁判までのあらすじと結末

2019年版の物語は、大きく分けると「教授選」「医療過誤を巡る裁判」「財前自身の病との闘い」という3つの段階で進行します。ここからは結末を含めて、各夜の展開を整理します。

第一夜:財前五郎の野心と教授選の幕開け

岡田准一演じる財前五郎は、浪速大学医学部第一外科の准教授。腹腔鏡手術の専門家として医学界で高い評価を受け、学生や医局員からも慕われる存在です。

しかし、その胸の内には第一外科教授の座に上り詰めたいという強烈な野心がありました。

退官を控えた東貞蔵教授(寺尾聰)は、当初、財前を後継者に推薦する意向を示します。しかし、出世欲を優先する財前の振る舞いを見て、次第に考えを変えていきます。

加えて、同期の内科医・里見脩二(松山ケンイチ)から、胃がん再発と診断された患者のカルテを見せられた財前は、実際には膵臓を原発とする別のがんではないかと指摘します。

ところが、誤診に関わった人物が医学部長の鵜飼裕次(松重豊)だと知ると、教授選への影響を考えて一度は問題から距離を置きます。

東が別の候補者を立てると知った財前は、義父・財前又一(小林薫)の財力と政治力を頼りに、教授選への本格的な工作を開始します。

第二夜:東教授との決別と熾烈な教授選

財前は医学部長・鵜飼の立場を守るため、東教授に患者の手術を依頼します。しかし、手術中に東が重大なミスを犯し、財前がその場を収拾する展開となります。

この出来事によって、師弟関係にあった東と財前の対立は決定的になります。

財前又一は資金力を使って教授たちへの働きかけを進め、財前自身も票を獲得するために動きます。一方、東は対抗候補として菊川昇(筒井道隆)を擁立します。

最初の投票では過半数を獲得する候補が現れず、財前と菊川による決選投票へ。医局員たちの動きや教授陣の思惑が交錯する中、財前はついに念願の教授の座を手にします。

しかし、勝利の裏側では、医師としての良心よりも権力を優先する財前の姿勢が強まっていました。里見との間にも、埋めがたい価値観の違いが生まれていきます。

第三夜:教授就任と佐々木庸平の手術

教授選に勝利した財前は、浪速大学第一外科教授として医学界の頂点に近づきます。加えて、ドイツの国際医療外科学会から招待を受け、講演と手術のデモンストレーションを行うことになります。

その頃、里見のもとに繊維問屋を営む佐々木庸平(柳葉敏郎)が訪れます。糖尿病の悪化を訴える佐々木を検査した里見は、膵臓がんの可能性を疑い、外科医として信頼する財前に手術を依頼します。

ところが、担当医の柳原雅博(満島真之介)は、術前の検査や手術中に異常を発見。財前に追加検査や生検を提案しますが、財前は必要ないと判断します。

手術後、佐々木の容態は急変。財前は担当医からの連絡に応じず、ドイツへ向かってしまいます。

この判断が、後の医療裁判につながる重大な転機となります。

第四夜:患者の死と医療裁判の始まり

ドイツで外科医として称賛を受ける財前。その一方、日本では佐々木庸平が亡くなります。

妻のよし江(岸本加世子)と息子の庸一(向井康二)は、膵臓がんと聞かされていた父親が肝不全で死亡したことに疑問を抱きます。

里見は遺族に病理解剖を勧め、大河内恒夫教授(岸部一徳)が解剖を担当。結果、佐々木の死因は血管内リンパ腫による肝不全であり、血液凝固障害を引き起こしていたことが判明します。

遺族は財前の診療姿勢と判断に疑問を持ち、弁護士の関口徹(斎藤工)とともに医療裁判を起こします。

帰国した財前は自分の責任を否定し、担当医の柳原にカルテの改ざんをほのめかすなど、自己保身に走ります。

第一審では財前側の働きかけもあり、遺族側の訴えは棄却されます。事実を証言した里見は大学病院を去ることになり、財前と里見の関係はさらに遠ざかってしまいます。

第五夜:控訴審の敗訴と財前五郎の最期

第一審で勝訴した財前は、控訴審を前に世界外科連盟の理事への立候補まで目指します。

一方、遺族側の弁護士・関口は控訴審で証言してくれる人物を探します。財前の圧力に苦しんでいた元看護師の亀山君子(美村里江)が証言を決意し、柳原も財前から裏切られたことをきっかけに法廷で真実を語ります。

控訴審では財前側の主張が崩れ、財前は敗訴。裁判所を出た直後、記者に囲まれていた財前は突然倒れてしまいます。

その後、財前は浪速大学を信用できないとして、かつて袂を分かった里見のもとを訪れ、自分の診察を依頼します。

里見が告げた診断結果は、ステージ4の膵臓がんでした。自分が診療した佐々木庸平と同じ膵臓がんに侵されていたという、皮肉な運命が財前を襲います。

財前は手術を望み、かつての師である東に執刀を依頼。東は過去の確執を越えて手術を引き受けますが、すでに病状は進行していました。

財前は里見の治療を受けながら病と闘いますが、回復することはありません。野心に満ちて医学界の頂点を目指した男は、最後には医師としての良心と、友人への信頼を取り戻していきます。

財前の最期を通して描かれるのは、地位や名誉ではなく、命と向き合う医師としての本来の姿です。2019年版では、財前と里見の関係が物語の感情的な中心として強く印象に残ります。

【2019年版キャスト一覧】岡田准一・松山ケンイチ・沢尻エリカらの関係性

2019年版の大きな魅力は、主演の岡田准一を中心に、各人物の立場や信念がぶつかり合うキャスティングです。テレビ朝日は主要キャスト23名を発表し、豪華な俳優陣による群像劇を構成しました。

特に注目したいのは、財前の野心を映し出す東、医師としての良心を体現する里見、そして財前の人間的な側面を知る花森ケイ子の3人です。

登場人物 出演俳優 人物関係・物語での役割
財前五郎岡田准一主人公。第一外科の天才外科医で教授の座を目指す
里見脩二松山ケンイチ財前の同期で親友兼ライバル。患者第一主義の内科医
東貞蔵寺尾聰第一外科教授。財前の師であり、教授選の対立相手
花森ケイ子沢尻エリカ財前の愛人。彼の本音を知る理解者
財前又一小林薫財前の義父。資金力と政治力で教授選を支援
鵜飼裕次松重豊医学部長。大学内の政治的な影響力を持つ
大河内恒夫岸部一徳病理学科教授。教授選と医療裁判で重要な役割を担う
柳原雅博満島真之介第一外科医局員。佐々木の手術を担当し裁判の証言者となる
佃友弘八嶋智人第一外科の医局長
亀山君子美村里江看護師。医療裁判の重要な証人
野坂奈津美市川実日子脳外科教授。教授選の動向に関わる
財前杏子夏帆財前の妻
黒川キヌ市毛良枝財前の母。苦労して息子を育てた
東政子高島礼子東教授の妻
東佐枝子飯豊まりえ東の娘。里見を慕う
船尾徹椎名桔平東都大学医学部第二外科教授
佐々木庸平柳葉敏郎医療裁判の発端となる患者
佐々木よし江岸本加世子佐々木庸平の妻。遺族として裁判に臨む
佐々木庸一向井康二佐々木庸平とよし江の息子
関口徹斎藤工佐々木家の代理人を務める弁護士
国平幸一郎山崎育三郎財前側の代理人を務める弁護士
里見三知代徳永えり里見の妻
鵜飼典江浅田美代子鵜飼医学部長の妻
松山ケンイチ演じる里見脩二が財前に与える意味

財前と里見は、単純な敵同士ではありません。2人は同期であり、互いの医師としての能力を認め合っています。

財前は出世と名誉を求め、里見は患者を救うことと医学研究を優先します。異なる道を歩みながらも、医師としての理想を共有している部分があるのです。

松山ケンイチは制作発表で、里見と財前は考え方や方法こそ違うものの、同じ理想に向かう部分があると語っています。財前のエネルギッシュな演技に対し、里見の揺るがない姿勢が対照的な構図を作りました。

沢尻エリカ演じる花森ケイ子の存在

花森ケイ子は財前の愛人で、バー「ラディゲ」のホステスです。財前が本音を打ち明けられる数少ない相手であり、彼の出世欲や人間的な弱さを理解しています。

単なる恋愛相手ではなく、財前が大学病院で見せる教授としての顔とは異なる一面を引き出す人物です。権力闘争の緊張感が続く物語の中で、財前の孤独や人間らしさを見せる役割を担っています。

【岡田准一の役作り】財前五郎をどう演じた?総回診と手術シーンの秘密

初めての医師役で挑んだ難役

岡田准一にとって、2019年版『白い巨塔』は初めての医師役であり、山崎豊子作品への初出演でもありました。

財前五郎は、単なる傲慢なエリート医師ではありません。貧しい母子家庭で育ち、努力によって医学界での成功を手にした人物です。優れた技術と自信を持つ一方で、教授という地位を得るためには手段を選ばない危うさも抱えています。

岡田は制作発表で、財前を演じることについて、魅力的でありながら苦しさもある役だと説明しました。特に人物関係が各話で変化することを意識し、東教授との確執や里見との距離感を演技に反映させています。

エネルギッシュな財前を作った総回診の演出

2019年版を象徴する場面の一つが、医局員を引き連れて病院内を歩く「総回診」です。

岡田は制作発表で、鶴橋康夫監督からエネルギッシュな財前にしたいという要望があり、歩くスピードを速めたと明かしています。周囲の俳優が歩調を合わせるのに苦労したというエピソードも紹介されました。

この演出は、財前の自信と勢い、そして大学病院内での存在感を視覚的に表現するものです。単に威厳を持って歩くのではなく、周囲を引っ張っていく人物としての性格が表れています。

手術シーンで見せた岡田准一の工夫

岡田は手術シーンについても、財前がスペシャリストであり、簡単にはミスをしない人物であることを踏まえて演技を組み立てたと説明しています。

一般的な医療ドラマのように、手術中に予想外の事態が起こることで緊迫感を作るのではなく、セリフの合間に指示を加え、手術のスピード感や現場のエネルギーを表現しました。

実際、共演者の満島真之介も、岡田が台本にない手術の指示を出しながら演技を進めたことを制作発表で振り返っています。現場の俳優たちも即座に反応する必要があり、臨場感のある場面につながりました。

岡田自身が重視した財前五郎の後半部分

岡田の役作りを理解するうえで重要なのが、財前の成功ではなく、失墜していく後半部分を大切にしたという発言です。

「財前五郎の人生は、上って最後は下るんですが、僕は下りきった5話を大事に考えていました」

テレビ朝日の制作発表で岡田は、財前が崩れていく後半の撮影は精神的にも苦しいものだったと振り返っています。

前半の財前は、自信に満ち、周囲を圧倒する存在です。しかし、裁判での敗北と自身の病気によって、次第にそれまで築き上げた地位や自信を失っていきます。

この変化を一人の人物の人生として描くことが、岡田版の大きな見どころです。特に最終夜で里見に診察を求める場面は、権力を追い続けた財前が、最後には人間同士の信頼を必要とする姿を表しています。

【原作とドラマの違い】山崎豊子の小説・田宮二郎版・唐沢寿明版と比較

原作『白い巨塔』が描いた医学界の権力構造

山崎豊子の『白い巨塔』は、大学病院の教授選と医療裁判を軸に、医学界の権力争いを描いた社会派小説です。

物語の舞台は大阪の大学病院。外科医としての能力に自信を持つ財前五郎が教授の座を目指し、師である東教授や同期の里見と対立していきます。

新潮社の原作紹介では、がんの検査・手術、教授選、誤診裁判などを通して、医学界に渦巻く欲望と打算を描いた作品として紹介されています。

原作の特徴は、医療技術そのものだけでなく、教授という地位を得るための政治的な駆け引きや、組織の中で正義を貫く難しさを細かく描いている点です。

2019年版で大きく変更された時代背景

2019年版の大きな変更点は、原作の昭和30年代という時代設定を2019年に置き換えたことです。

そのため、財前は腹腔鏡手術のスペシャリストとして登場し、医療現場には電子カルテやPET検査などが取り入れられています。

また、佐々木庸平の病状や死因を巡る展開にも、現代医療を反映した設定が採用されています。2019年版では病理解剖によって血管内リンパ腫が判明し、肝不全が死亡原因として明らかになります。

一方、教授選における財力や政治力の影響、医師としての倫理と組織への忠誠の衝突など、作品の中心テーマは引き継がれています。

歴代ドラマ版との違い

『白い巨塔』は、時代ごとに異なる俳優が財前五郎を演じてきました。特に比較対象として挙げられるのが、田宮二郎版と唐沢寿明版です。

1978年版は田宮二郎が財前五郎を演じ、山本學が里見脩二を担当しました。フジテレビで1978年6月から1979年1月まで全31回放送された作品で、昭和期の代表的なドラマ版として知られています。

2003年版は唐沢寿明が財前五郎、江口洋介が里見脩二を演じました。フジテレビ開局45周年記念作品として制作され、2003年10月から2004年3月まで全21話、2クールにわたって放送されています。

2019年版は岡田准一が財前五郎、松山ケンイチが里見脩二を担当。5夜連続のスペシャルドラマという構成で、現代の医療環境を反映した新しい作品に仕上がっています。

3作品の違いは、単純に俳優の演技だけで比較できるものではありません。放送話数や時代背景、映像表現の違いが、財前という人物の印象にも影響しています。

2003年版の21話に対して2019年版は5夜構成です。そのため、教授選の駆け引きや人物同士の心理的な変化をじっくり追いたい視聴者には、長尺のドラマ版が向いています。一方、岡田版は物語全体の展開を比較的短い期間で追える点が特徴です。

【岡田准一版の評判・感想】視聴率と評価が分かれる理由

最終夜15.2%、全5夜平均13.3%を記録

2019年版『白い巨塔』は、放送期間中すべての回で関東地区の世帯視聴率が2桁を記録しました。

  • 第一夜:12.5%
  • 第二夜:11.8%
  • 第三夜:12.2%
  • 第四夜:13.5%
  • 第五夜:15.2%

全5夜の平均視聴率は13.3%。最終夜が15.2%と最も高い数字を記録し、物語の終盤に向けて視聴者の関心が高まったことがうかがえます。数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区のものです。

岡田准一の演技で注目されたポイント

岡田版への反響で特に注目されたのは、前半と後半で変化していく財前の人物像です。

前半は野心に満ちた外科医としての自信と迫力が際立ち、後半では病気によって衰弱していく姿が描かれます。

MANTANWEBは最終夜の放送後、SNSで岡田の演技や財前と里見の関係に感動したという反応が相次いだと報じています。クランクインも、2人の治療方針を巡る対話に対して、視聴者から感動の声が寄せられたことを紹介しました。

評価が分かれる最大の理由は5夜という尺

2019年版を評価するうえで外せないのが、全5夜という構成です。

原作は長編小説であり、教授選、医療裁判、財前と里見の関係、家族や愛人との人間模様など、多数の人物と出来事が複雑に絡み合っています。

それを5夜にまとめるため、展開は比較的速くなります。人物の心理的な変化や大学内部の細かな政治的駆け引きをじっくり味わいたい人には、物足りなさを感じる部分もあるでしょう。

一方で、岡田准一の身体性を生かした財前像や、松山ケンイチとの対照的な演技、現代医療を取り入れた設定は2019年版ならではの魅力です。

つまり、2019年版は歴代作品をそのまま再現したものではなく、現代の視聴者に向けて物語を再構成した作品として評価するのが適切です。

2019年版がおすすめできる人・そうでない人

おすすめできる人

  • 岡田准一のエネルギッシュな演技を見たい人
  • 松山ケンイチとの緊張感ある掛け合いを楽しみたい人
  • 教授選や医療裁判を短期間で一気に見たい人
  • 現代の医療環境に置き換えた『白い巨塔』を見たい人

別のバージョンも検討したい人

  • 教授選の細かな心理戦を長期間かけて楽しみたい人
  • 田宮二郎版や唐沢寿明版の重厚な人物描写を好む人
  • 原作小説の細部まで忠実に追いたい人

【2026年最新】『白い巨塔』岡田准一版の再放送・配信・DVD情報

地上波の放送・再放送について

岡田准一主演の2019年版は、2019年5月22日から26日までテレビ朝日系列で放送されました。

2026年11月5日現在、テレビ朝日の番組公式ページでは放送終了と表示されており、新たな地上波再放送の日時は掲載されていません。

したがって、再放送を待っている場合は、テレビ朝日の番組情報や番組表で最新の告知を確認する必要があります。

DVD・Blu-ray BOXは発売済み

テレビ朝日は2019年7月にDVD・Blu-ray化を発表し、その後、2020年9月2日に映像ソフトを発売しました。

公式発表による商品概要は次のとおりです。

  • DVD-BOX:6枚組
  • Blu-ray BOX:6枚組
  • 発売日:2020年9月2日
  • 特典映像:制作発表記者会見、メイキング集、事前特番、インタビュー、PR映像など

レンタル版もDVDで発売されています。中古販売やレンタルを利用する場合は、商品の状態や収録内容を確認するとよいでしょう。

動画配信サービスで視聴する場合の注意点

動画配信サービスの作品ラインアップは契約や配信権の更新によって変わります。過去に配信されていたサービスでも、2026年11月時点で同じ条件で視聴できるとは限りません。

視聴を希望する場合は、TELASAなどの公式作品検索で「白い巨塔 2019 岡田准一」と検索し、出演者と放送年を確認してください。特に2003年の唐沢寿明版と混同しないことが大切です。

なお、歴代作品を比較する場合は、作品名だけでなく主演俳優と放送年を確認すると、目的のバージョンを見つけやすくなります。

【岡田准一版『白い巨塔』】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:岡田准一主演の『白い巨塔』は何年に放送されましたか?
A1:2019年5月22日から26日まで、テレビ朝日開局60周年記念の5夜連続ドラマスペシャルとして放送されました。

Q2:岡田准一は何役を演じましたか?
A2:主人公の財前五郎です。浪速大学医学部第一外科の准教授で、腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界で活躍し、教授の座を目指す野心的な外科医です。

Q3:里見脩二を演じた俳優は誰ですか?
A3:松山ケンイチです。患者の命を第一に考える内科医で、財前とは同期でありながら医師として異なる道を歩みます。

Q4:沢尻エリカは何役で出演しましたか?
A4:財前五郎の愛人・花森ケイ子役です。財前の本音を知り、彼を支える重要な人物として登場します。

Q5:2019年版の財前五郎は最後にどうなりますか?
A5:医療裁判の控訴審で敗訴した後、自身がステージ4の膵臓がんであることが判明します。里見や東の治療を受けますが、病状は回復せず、最期を迎えます。

Q6:2019年版と唐沢寿明版の違いは何ですか?
A6:主演俳優だけでなく、放送形式や時代設定が異なります。唐沢寿明版は2003年から2004年にかけて全21話で放送されたのに対し、岡田准一版は2019年の現代を舞台にした全5夜のスペシャルドラマです。

Q7:岡田准一版の再放送予定はありますか?
A7:2026年11月5日現在、テレビ朝日の公式番組ページに新たな再放送日時は掲載されていません。DVD・Blu-ray BOXは2020年9月2日に発売済みです。配信状況については各サービスの最新の公式作品一覧を確認してください。

岡田准一主演の2019年版『白い巨塔』は、山崎豊子の名作を現代の医療環境に置き換え、教授選と医療裁判、そして財前五郎の最期までを全5夜で描いたドラマです。

岡田准一のエネルギッシュな財前五郎、松山ケンイチの誠実な里見脩二、寺尾聰の重厚な東貞蔵、沢尻エリカの花森ケイ子など、豪華キャストによる人物描写も見どころでした。

特に注目したいのは、財前が教授という地位を手に入れた後、医師としての良心を失い、最終的には自分自身の命と向き合うことになる物語の構造です。

2019年版には、全5夜という限られた尺ならではの展開の速さがあります。一方、歴代作品とは異なる岡田准一の財前像や、里見との関係を中心にした人間ドラマには独自の魅力があります。

長い歴史を持つ『白い巨塔』を初めて見る人には、2019年版は現代的な医療描写とドラマの核心をまとめて楽しめる作品です。さらに深く味わいたい人は、田宮二郎版や唐沢寿明版、山崎豊子の原作小説と比較することで、時代ごとに変化する財前五郎の人物像と、変わることのない医療倫理のテーマを感じ取れるでしょう。




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長谷川 陸

放送中アニメと原作漫画を担当。制作委員会の公式発表、出版社の単行本情報、声優事務所プロフィールを一次情報として扱い、話数や期の情報は公式サイトで確認します。

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