宝塚歌劇公式サイトの花組スター紹介では、永久輝せあと星空美咲がそれぞれトップスター、トップ娘役として掲載されています。2026年11月現在も、この2人が花組の中心を担っています。
永久輝せあのプロフィールSea Towaki/愛称:ひとこ
- 誕生日:8月8日
- 出身地:東京都世田谷区
- 身長:170cm
- 初舞台:2011年4月
- 初舞台作品:『めぐり会いは再び』
- 初舞台時の配属:星組公演、翌年雪組配属
- 花組への組替え:2019年
- 花組トップスター就任:2024年5月
永久輝せあは2011年に入団し、雪組でキャリアを積んだ男役スターです。
2015年の『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』で新人公演初主演を果たし、その後も新人公演の主演を重ねました。2019年には『PR×PRince』で宝塚バウホール公演の単独初主演を経験しています。
同年11月に花組へ組替えとなり、主要スターとして存在感を高めていきました。
特に注目したいのは、舞台での表現の幅です。
2022年の『冬霞の巴里』ではオクターヴ、2023年の『鴛鴦歌合戦』では峰沢丹波守、同年の『激情』ではドン・ホセを演じています。
2024年の『アルカンシェル』ではフリードリッヒ・アドラー役を務め、前トップスター柚香光の退団公演を支えました。
新人公演時代から培った経験と、花組での舞台経験を重ねたことが、トップスター就任につながる大きな歩みとなりました。
星空美咲のプロフィールMisaki Hoshizora/愛称:みさき
- 誕生日:3月25日
- 出身地:神奈川県鎌倉市
- 身長:165cm
- 初舞台:2019年4月
- 初舞台作品:『オーシャンズ11』
- 期:105期
- トップ娘役就任:2024年
星空美咲は2019年に初舞台を踏んだ105期生です。
若手時代から舞台での活躍が目立ち、バウホール公演のヒロインなどを経験。花組の娘役として着実に実績を重ねました。
公式プロフィールで紹介されている印象的な役には、次のようなものがあります。
- 『銀ちゃんの恋』の水原小夏
- 『冬霞の巴里』のアンブル
- 『激情』全国ツアー公演のカルメン
- 『ドン・ジュアン』御園座公演のマリア
- 『マジシャンの憂鬱』博多座公演のヴェロニカ
なかでも『ドン・ジュアン』のマリア役は、永久輝せあとのコンビネーションを知るうえで重要な舞台です。
2026年の『エリザベート』では、これまでの娘役経験を生かし、オーストリア皇后エリザベートという大役に挑戦しています。
【2024年の転換点】柚香光・星風まどかから新トップコンビへの交代

花組の現在を理解するには、2024年のトップ交代を押さえておく必要があります。
前任トップスター・柚香光と星風まどか花組トップスターとして2019年11月から2024年5月まで活躍。ダイナミックなダンスと華やかな舞台姿で知られました。
2021年7月に花組トップ娘役へ。柚香光とのコンビで舞台を重ね、2024年5月に退団しました。
柚香光は2009年入団の95期生。2019年11月に花組トップスターに就任しました。
華やかな容姿だけでなく、シャープでダイナミックなダンスが大きな魅力でした。宝塚歌劇公式の花組100周年特集でも、その舞台上の存在感とダンスが紹介されています。
一方、星風まどかは宙組トップ娘役を経験した後、2021年夏に花組へ移り、柚香光の相手役を務めました。
2人は2024年の『アルカンシェル』を最後の公演とし、2024年5月26日の東京宝塚劇場千秋楽をもって同時退団しました。
永久輝せあと星空美咲が次期トップに選ばれた経緯2024年1月19日、宝塚歌劇団は永久輝せあを次期花組トップスター、星空美咲を次期トップ娘役に起用することを発表しました。
この発表は、前任コンビの退団を見据えた次世代へのバトンタッチでした。
永久輝せあは雪組出身で、2019年から花組で経験を積んできたスター。星空美咲は花組で若手時代から成長してきた娘役です。
異なるキャリアを持つ2人が組むことは、新しい花組の舞台づくりにとっても大きな節目となりました。
2024年のお披露目公演は何だった?ここで押さえておきたいのが、「トップ就任後の最初の主演公演」と「大劇場でのお披露目公演」の違いです。
永久輝せあのトップスター就任は公式プロフィールで2024年5月と案内されています。
その後、2人は御園座公演『ドン・ジュアン』で主演コンビとして舞台に立ちました。
- 2024年7月16日~8月1日:御園座『ドン・ジュアン』
- 2024年9月28日~11月10日:宝塚大劇場『エンジェリックライ』『Jubilee』
- 2024年12月7日~2025年1月19日:東京宝塚劇場『エンジェリックライ』『Jubilee』
『ドン・ジュアン』は永久輝せあがトップスターとして主演し、星空美咲がマリア役を務めた作品です。
一方、宝塚大劇場での正式なお披露目公演は、芝居『エンジェリックライ』とレビュー『Jubilee』の二本立てでした。
この区別は、永久輝せあの就任時期やお披露目公演を調べる際に混同しやすいポイントです。
【花組トップスター歴代一覧】受け継がれてきたスターの系譜
花組は1921年の発足以来、多くのスターを輩出してきました。
宝塚歌劇公式の100周年特集では、歴代の花組スターとして、高峰妙子、瀧川末子、越路吹雪、甲にしき、安奈淳、松あきらなど、時代を彩った人物が紹介されています。
1980年代以降のトップスターの流れを中心に整理すると、次のようになります。
花組の主な歴代トップスター
1. 高汐巴
2. 大浦みずき
3. 安寿ミラ
4. 真矢みき
5. 愛華みれ
6. 匠ひびき
7. 春野寿美礼
8. 真飛聖
9. 蘭寿とむ
10. 明日海りお
11. 柚香光
12. 永久輝せあ
それぞれの時代に異なる魅力があり、花組の舞台表現を発展させてきました。
主要なトップ交代とトップコンビの関係花組の近年のトップ交代を中心とした関係整理
この流れから見えてくるのは、花組のトップ交代が単なる人事の変更ではないということです。
トップスターの個性が変われば、作品の見せ方やレビューの雰囲気、男役と娘役の関係性にも変化が生まれます。
例えば、柚香光時代にはダイナミックなダンスと華やかな舞台姿が印象的でした。
明日海りお時代には、2014年の『エリザベート』でトート役を演じたことも大きな舞台上の節目となっています。
そして2024年からは永久輝せあと星空美咲が新たなコンビを築いています。
歴代トップスターを知ってから現在の花組を観ると、同じ作品や演出でも異なる魅力を発見できます。
【宝塚歌劇団・花組の歴史】ダンスとレビューが育てた華やかさ
花組はいつ誕生した?花組の歴史は1921年に始まります。
宝塚歌劇団は1914年に第一回公演を行い、観客の増加に対応するため、1921年に公演を二部制に変更しました。
その際、第1部が花組、第2部が月組となり、現在まで続く組制度の基礎が生まれました。
その後、1927年には花組が日本初のレビュー『モン・パリ(吾が巴里よ)』を上演します。
宝塚歌劇公式の100周年特集でも、この作品は花組の歴史を象徴する重要な舞台として取り上げられています。
花組の特徴はダンスとレビュー花組を語る際によく登場する言葉が「ダンスの花組」です。
その背景には、男役スターの身体表現や群舞の美しさ、レビューにおける華やかな舞台づくりがあります。
柚香光のようにダンスを大きな魅力とするスターが活躍したことも、このイメージを強めました。
ただし、花組の魅力はダンスだけではありません。
宝塚歌劇の公演では、芝居とショーの二本立てが基本的な形式の一つとなっています。作品によってはミュージカル一本物とフィナーレの組み合わせもあります。
花組も、海外ミュージカル、歴史劇、ロマンチックな作品、華やかなレビューなど、幅広いジャンルを上演しています。
花組の舞台を楽しむ3つのポイント- 男役の表現力:役柄によって変わる立ち姿、視線、声、動きに注目する。
- 娘役とのコンビネーション:デュエットダンスや芝居の掛け合いから、トップコンビならではの魅力を感じる。
- レビューの群舞:大人数で踊る場面やフィナーレの構成から、花組の華やかさを味わう。
特に初めて観劇する人は、芝居のストーリーだけでなく、最後のショーやフィナーレにも注目すると、宝塚ならではの舞台表現を理解しやすくなります。
【2026年最新】花組『エリザベート』公演と永久輝せあ・星空美咲の現在地
2026年の花組を語るうえで欠かせないのが、三井住友VISAカード ミュージカル『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』です。
宝塚歌劇団が初めて『エリザベート』を上演したのは1996年。2026年は初演から30周年に当たり、宝塚歌劇での上演は8年ぶりとなります。
その記念公演を担うのが、永久輝せあと星空美咲を中心とする花組です。
2026年版『エリザベート』の主な配役| 役名 | 出演者 |
|---|---|
| トート | 永久輝せあ |
| エリザベート | 星空美咲 |
| フランツ・ヨーゼフ | 聖乃あすか |
| ルイジ・ルキーニ | 極美慎 |
| ルドルフ | 侑輝大弥・希波らいと |
| ゾフィー | 美風舞良 |
物語の中心となるのは、オーストリア皇后エリザベートと、彼女に惹かれる黄泉の帝王トートです。
永久輝せあが演じるトートは、作品全体を貫く重要な存在。星空美咲が演じるエリザベートは、自由を求めながらも宮廷社会や運命に翻弄される女性です。
2人の役柄は、単純な恋愛関係ではありません。
生と死、自由と束縛、愛と孤独という複雑なテーマを背負うため、トップコンビの芝居の呼吸や歌唱表現が作品の印象を大きく左右します。
宝塚大劇場・東京宝塚劇場の公演日程| 会場 | 公演期間 |
|---|---|
| 宝塚大劇場 | 2026年10月17日~11月22日 |
| 東京宝塚劇場 | 2026年12月19日~2027年2月7日 |
11月5日現在、宝塚大劇場公演は上演期間中です。千秋楽は11月22日。
その後、12月19日から東京宝塚劇場での公演が始まります。東京公演では2027年2月7日まで、同じトップコンビによる舞台を楽しめます。
2014年の花組版とのつながりにも注目今回の公演には、もう一つ興味深い背景があります。
2014年の花組公演『エリザベート』では、明日海りおがトート、蘭乃はながエリザベートを演じました。
そして2026年の前夜祭には、この2014年版で主演した2人がゲストとして登場しています。
宝塚歌劇公式の前夜祭レポートでは、歴代公演の映像が紹介され、永久輝せあや星空美咲ら花組メンバーが作品の代表的なナンバーを披露したことも伝えられました。
これは単なる再演ではありません。
過去に花組で『エリザベート』を演じたスターから、新しい世代へと作品の魅力が受け継がれる舞台でもあります。
永久輝せあと星空美咲にとっても、トップコンビとしての表現力を大作ミュージカルで示す重要な機会です。
【プロの結論】花組トップコンビを見るときに押さえたい3つの視点
花組のトップスターを調べるとき、名前だけを確認して終わるのは少しもったいないことです。
宝塚歌劇の魅力は、トップスター個人の実力に加えて、相手役との関係性、組全体の表現力、そして作品の歴史が重なって生まれます。
特に現在の花組では、次の3点が注目ポイントです。
1. 永久輝せあのキャリアの蓄積
雪組で新人公演主演を重ね、花組へ組替えとなった永久輝せあ。複数の組で培った舞台経験が、トップスターとしてどのように発揮されるかが見どころです。
2. 星空美咲の娘役としての表現力
若手時代からヒロイン経験を積んできた星空美咲。『エリザベート』のような感情表現の幅が広い作品では、歌唱だけでなく人物の内面をどう表現するかも注目されます。
3. 歴代花組の魅力をどう引き継ぐか
花組は1921年の誕生から、レビューやミュージカルを通じて独自の舞台文化を築いてきました。歴代スターの個性を尊重しながら、新しい表現を生み出すことが現在のトップコンビに期待される役割です。
ネット上の情報で間違えやすいポイント花組トップに関する情報では、次のような混同が起こりやすくなっています。
- トップスターとトップ娘役は別の役職:永久輝せあがトップスター、星空美咲がトップ娘役です。
- 2024年5月の就任と9月のお披露目は別の節目:トップスター就任は5月、大劇場でのお披露目は9月です。
- 柚香光と星風まどかは前任コンビ:2024年5月26日に退団し、現在のトップコンビとは異なります。
- 2026年の『エリザベート』は再演:1996年の宝塚初演から30周年を迎える記念公演です。
公式プロフィール、公演情報、歴代公演の記録を照らし合わせると、こうした混同を避けられます。
【花組トップに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年11月現在の花組トップスターは誰ですか?
A1:永久輝せあです。2024年5月に花組トップスターに就任し、2026年11月現在もその役職を務めています。
Q2:花組のトップ娘役は誰ですか?
A2:星空美咲です。2019年に初舞台を踏んだ105期生で、2024年に花組トップ娘役に就任しました。
Q3:永久輝せあと星空美咲のお披露目公演は何ですか?
A3:御園座での『ドン・ジュアン』がトップ就任後の主演コンビとしての最初の公演です。宝塚大劇場でのお披露目は、2024年9月開幕の『エンジェリックライ』『Jubilee』でした。
Q4:柚香光と星風まどかはいつ退団しましたか?
A4:2人は2024年5月26日の東京宝塚劇場千秋楽をもって同時退団しました。
Q5:2026年の花組『エリザベート』で永久輝せあは何役ですか?
A5:トート役です。星空美咲がエリザベート役を演じています。宝塚大劇場公演は2026年11月22日まで、東京宝塚劇場公演は12月19日から2027年2月7日まで予定されています。
Q6:花組はいつ誕生しましたか?
A6:1921年です。花組と月組が同年に発足し、1927年には花組が日本初のレビュー『モン・パリ』を上演しました。
2026年11月現在、宝塚歌劇団・花組を率いているのは、トップスターの永久輝せあとトップ娘役の星空美咲です。
2024年5月の新体制発足から、御園座『ドン・ジュアン』、大劇場お披露目の『エンジェリックライ』『Jubilee』を経て、現在は30周年の節目となる『エリザベート』に挑んでいます。
柚香光と星風まどかが築いた前時代の華やかな舞台から、永久輝せあと星空美咲による新しい花組へ。
歴代スターが積み重ねてきたダンス、芝居、レビューの伝統は、現在の舞台にも受け継がれています。
2026年の花組を知るうえで押さえておきたいのは、永久輝せあの男役としての表現力、星空美咲の娘役としての成長、そして2人が生み出す舞台上の相乗効果です。
『エリザベート』の東京公演、そしてその先の作品で2人がどのような新しい花組像を見せるのか。歴代トップスターの歩みと重ねながら観劇すると、花組の魅力をさらに深く味わえます。
主な情報源:宝塚歌劇公式ホームページ(花組スター紹介・公演情報・110周年特設ページ・花組誕生100周年特集)、三井住友カード公式プロフィール、日刊スポーツの2023~2024年退団関連報道。