池本凪沙選手は、2002年8月25日生まれの競泳選手です。京都府出身で、中央大学法学部を卒業しています。
小柄なスプリンターというよりも、長いストロークを生かした泳ぎが特徴。100m・200m自由形を中心に、国際大会ではリレー種目でも日本代表を務めています。
基本プロフィール一覧| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 池本凪沙(いけもと・なぎさ) |
| 生年月日 | 2002年8月25日 |
| 年齢 | 24歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 京都府 |
| 身長 | 171cm |
| 出身高校 | 近畿大学附属高等学校 |
| 最終学歴 | 中央大学法学部 |
| 専門種目 | 自由形 |
| 主な種目 | 100m自由形・200m自由形 |
| 所属 | ミキハウス/TASC |
生年月日や出身地、学歴、所属先はミキハウススポーツクラブの公式選手プロフィールに掲載されています。身長171cmはテレビ朝日の選手名鑑に記載された数値です。
競泳を始めたきっかけとジュニア時代池本選手は幼少期から水泳に取り組み、小学生時代にはバスケットボールにも親しんでいました。
2017年にはジュニアオリンピックで50m、100m、200m自由形の3種目を制覇。翌2018年にはジュニアパンパシフィック選手権の200m自由形で3位に入り、国際舞台でも実績を残しました。
2019年には近畿大学附属高校在学中に世界水泳選手権(韓国・光州大会)に出場。当時16歳で、女子4×200m自由形リレーの日本代表として決勝8位に貢献しています。
高校生の段階で世界選手権を経験したことが、その後の五輪出場につながる重要な転機となりました。
100m・200m自由形の自己ベスト池本選手の強みを知るうえで、個人種目の記録も欠かせません。
- 100m自由形:53秒92
- 200m自由形:1分57秒77
テレビ朝日の選手情報や中央大学の選手紹介に掲載された記録です。
特に200m自由形では、2020年のきららカップで1分57秒77を記録。2023年には関東学生選手権の100m自由形で53秒92をマークしました。
【池本凪沙の経歴】東京五輪から2026年までの歩みを年表で整理

池本選手のキャリアを振り返ると、ジュニア時代から国際大会を経験し、大学時代に五輪2大会出場を果たしたことが大きな特徴です。
2025年の大学卒業と社会人への移行、2026年の所属変更も競技人生における重要な節目となっています。
池本凪沙の主な経歴・競技実績2023年の杭州アジア大会では、女子100m自由形で4位、200m自由形で5位に入りました。
リレーでも女子4×100mメドレーリレーで金メダル、女子4×100m・4×200m自由形リレーで銀メダルを獲得。混合4×100mメドレーリレーでも銀メダルを手にしています。
個人種目で上位に食い込みながら、リレーでもメダル獲得に貢献できる点は、池本選手の大きな強みです。
【東京五輪・パリ五輪】池本凪沙のオリンピック出場歴と個人種目への思い
池本凪沙選手は、東京2020とパリ2024の2大会連続でオリンピックに出場しています。
ただし、ここで押さえておきたいのは、2大会とも個人種目ではなく女子4×200m自由形リレーでの出場だったという点です。
東京2020では18歳で五輪デビュー2021年に開催された東京2020オリンピック。
池本選手は当時18歳で、女子4×200m自由形リレーの日本代表に選出されました。
日本チームは予選で7分58秒39を記録し、9位。決勝進出には届きませんでした。
初めてのオリンピックで経験した世界との差は、その後の競技人生においても大きな意味を持つ経験になりました。
パリ2024でも女子4×200m自由形リレーに出場2024年のパリオリンピックでも、池本選手は同じ女子4×200m自由形リレーの日本代表に選ばれました。
日本は7分59秒10で13位となり、決勝進出はなりませんでした。
中央大学の大会直前のインタビューでは、池本選手が個人種目での五輪出場を目標にしていたことも紹介されています。
2024年3月の代表選考会では、女子100m自由形で2位、200m自由形で4位という結果を残しました。しかし、いずれも派遣標準記録には届かず、個人種目での出場は実現しませんでした。
本人も選考会を振り返り、個人種目で五輪に出場する難しさを語っています。
この経験が、次の4年間に向けた目標を明確にするきっかけになりました。
【2026年の現在】ミキハウス・TASCへの所属変更とけがからの復帰
2026年の池本選手を語るうえで重要なのが、所属環境の変化と左手のけがです。
大学卒業後に社会人選手として新しいスタートを切った一方、春には競技中の骨折というアクシデントにも見舞われました。
2025年はイトマン東京、2026年からミキハウスとTASC池本選手は2025年に中央大学を卒業し、イトマン東京に入社しました。
その後、2026年から株式会社ミキハウスに入社。競技面ではTASC所属となっています。
ここで注目したいのは、ミキハウスとTASCが同じ役割の組織ではないことです。
TASCは「Top Athlete Support Club」の略称で、2026年1月に始動した競泳クラブチーム。パリオリンピックを経験した選手らが選手主体で立ち上げた組織です。
ミキハウスは池本選手の所属企業・メインスポンサーとして競技活動を支えています。TASCは日々の競技活動や選手強化を担うクラブチームという位置づけです。
TASCの公式紹介では、2028年ロサンゼルスオリンピックでの出場やメダル獲得を目標に掲げています。
2026年3月に左手中指を骨折新しい環境で競技生活を始めた池本選手ですが、2026年3月の日本選手権の自由形予選で左手中指を骨折しました。
4月2日のミキハウス入社式で、本人が骨折と手術について説明したとデイリースポーツが報道しています。
当時は6月ごろの復帰を目指しており、競技への影響が心配される状況でした。
同時に、池本選手は日本女子の自由形を引っ張る存在になりたいという意欲も示しています。
けがを抱えながら日本選手権で3連覇2026年6月4日から7日にかけて東京アクアティクスセンターで開催された第102回日本選手権水泳競技大会。
池本選手は女子100m自由形で優勝し、大会3連覇を達成しました。
TBS NEWS DIGによると、決勝の記録は54秒79。2位の鈴木莉緒選手に0秒26差をつけての優勝でした。
また、所属先のミキハウススポーツクラブは、当日の池本選手のコメントとして次の内容を掲載しています。
「怪我を抱えながらの日本選手権でしたが、優勝という結果を残すことができ、大変嬉しく思います。」
このコメントからも、完全に順調な状態で大会を迎えたわけではなかったことが分かります。
同大会では100m自由形以外にも、100mバタフライで3位、50m自由形で5位、200m自由形で4位という結果を残しました。
けがの影響がある中で複数種目に出場し、100m自由形のタイトルを守ったことは、2026年の重要な成果です。
【2026年の国際大会成績】パンパシフィック選手権とアジア大会を検証
日本選手権での優勝後、池本選手は国際大会にも出場しました。
2026年はアメリカで開催されたパンパシフィック選手権と、愛知・名古屋アジア大会という2つの大きな舞台を経験しています。
パンパシフィック選手権2026の結果2026年8月10日から15日まで、アメリカ・カリフォルニア州アーバインで開催されたパンパシフィック選手権。
池本選手の出場結果は次の通りです。
| 種目 | 結果 |
|---|---|
| 女子100m自由形 | B決勝8位 |
| 女子200m自由形 | 出場 |
| 混合4×100mメドレーリレー | 5位 |
| 女子4×200m自由形リレー | 8位 |
この大会では、100m自由形でA決勝進出を逃し、B決勝で8位となりました。
日本選手権3連覇の勢いをそのまま国際大会での個人上位入賞につなげることはできませんでしたが、複数の種目で世界の強豪選手と競い合う経験を積みました。
所属先のミキハウススポーツクラブが8月16日に公表した公式結果に基づく成績です。
愛知・名古屋アジア大会2026ではリレーでメダル獲得9月に開催された第20回アジア競技大会では、個人種目とリレーの両方で日本代表として出場しました。
個人種目の主な結果は次の通りです。
| 種目 | 決勝結果 | 記録 |
|---|---|---|
| 女子100m自由形 | 5位 | 54秒64 |
| 女子200m自由形 | 7位 | 2分00秒61 |
| 女子100mバタフライ | 6位 | 58秒62 |
女子100m自由形では54秒64を記録。日本選手権の54秒79を上回るタイムで泳ぎ、5位に入りました。
女子200m自由形でも決勝に進出し、7位でフィニッシュ。100mバタフライでも6位に入っています。
リレーでは3種目でメダルを獲得アジア大会で特に注目したいのは、リレーでの活躍です。
池本選手は女子4×100m自由形リレーで銅メダルを獲得。決勝では第3泳者を務め、54秒47で泳ぎました。
加えて、混合4×100mメドレーリレーでは銀メダル、女子4×100mメドレーリレーでも銀メダルを獲得しています。
女子4×100mメドレーリレーの決勝ではアンカーを務め、54秒37で泳ぎ切りました。
JOCの選手別記録には、女子4×200m自由形リレーでも銀メダルが記録されています。
個人種目ではメダルに届かなかったものの、複数のリレーでチームに貢献したことは見逃せません。
特に自由形のアンカーや後半の泳者を任されることは、スピードだけでなく、チーム全体の流れを踏まえた安定したレース運びも求められます。
池本選手の強みは、個人種目で結果を追求しながら、リレーでも日本代表として役割を果たせる点にあります。
【プロの結論】池本凪沙のロサンゼルス五輪への課題と今後の展望
2026年の池本選手は、日本選手権100m自由形3連覇という国内での実績を残しました。
一方、パンパシフィック選手権やアジア大会の個人種目では、世界・アジアのトップ選手とのタイム差も明らかになっています。
2028年ロサンゼルスオリンピックを目指すうえで、注目したい要点は3つです。
1. 個人種目で五輪代表になること池本選手は2026年4月のミキハウス入社式で、ロサンゼルス五輪について次の目標を語っています。
「個人で出られるような結果を残していきたい」
これは、東京・パリと続いたリレーでの出場から、次は個人種目でも五輪の舞台に立ちたいという意思を示すものです。
100m・200m自由形で日本代表の選考基準を突破し、世界のトップ選手と競い合えるタイムを出すことが大きな課題となります。
2. 100mだけでなく200mの競争力を高めること2026年の日本選手権では100m自由形で優勝した一方、200m自由形は4位でした。
アジア大会でも100mは5位、200mは7位という結果です。
歴代の自己ベストと比較すると、100mは53秒92、200mは1分57秒77という記録を持つ池本選手にとって、国際大会でその水準に近いタイムを安定して出せるかが重要になります。
国内で勝つことと、世界のトップ選手に勝つことは別の課題です。
100mのスピードを伸ばすだけでなく、200mで後半までスピードを維持する力も、今後の競技力を測るポイントになります。
3. けがを乗り越え、継続的に強化できる環境を生かすこと2026年春の左手中指骨折は、ロサンゼルス五輪に向けた準備において大きな試練でした。
その後、日本選手権、パンパシフィック選手権、アジア大会に出場していることから、競技の舞台には復帰しています。
また、ミキハウスの支援とTASCという選手主体のクラブ環境を得たことも、新しい挑戦を支える要素です。
ただし、けがの完治時期や現在の身体の状態については、詳細な公表情報はありません。今後は競技結果だけでなく、継続して練習を積めるコンディションを維持できるかも注目されます。
池本凪沙選手のロサンゼルス五輪への挑戦は、リレーの実績を個人種目での結果につなげられるかが最大の焦点です。
【池本凪沙に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:池本凪沙は2026年現在何歳ですか?
A1:2002年8月25日生まれで、2026年11月現在24歳です。京都府出身の競泳選手です。
Q2:池本凪沙の身長は何cmですか?
A2:テレビ朝日の選手名鑑では171cmと紹介されています。専門種目は自由形で、100m・200m自由形を中心に競技しています。
Q3:池本凪沙はオリンピックに何回出場していますか?
A3:東京2020とパリ2024の2大会に出場しています。いずれも女子4×200m自由形リレーの日本代表で、2028年ロサンゼルス大会では個人種目での出場を目標にしています。
池本凪沙選手は、京都府出身の競泳選手としてジュニア時代から実績を重ね、東京・パリと2大会連続でオリンピックに出場してきました。
2026年はミキハウスへの入社とTASCへの所属を経て、新たな競技環境で活動。左手中指の骨折という困難を経験しながらも、日本選手権女子100m自由形で3連覇を達成しました。
パンパシフィック選手権では個人種目で苦戦したものの、アジア大会では個人3種目で決勝に進出し、リレーでは複数のメダルを獲得しています。
今後の注目要点は、次の3つです。
- 100m自由形で自己ベストを更新できるか
- 200m自由形で世界と競えるタイムを取り戻せるか
- 2028年ロサンゼルス五輪の個人種目代表を獲得できるか
国内タイトルを守るだけでなく、国際大会での個人種目の順位をどこまで引き上げられるか。東京・パリの経験を持つ24歳のスイマーが、次のオリンピックでどのような成長を見せるのか、引き続き注目したいところです。