2026年の吉田凜音を語るうえで、最も大きな変化がVINIIへの参加だ。
VINII(ヴィニー)は、音楽IPプロダクションのVOLVE CREATIVEが手がける5人組ガールズグループ。次世代の女性アーティストを発掘するオーディションプロジェクト「BLACK & WHITE」から誕生した。
メンバーは次の5人で構成されている。
- RINNE(吉田凜音)
- SAKI(三阪咲)
- TAKARA(安田タカラ)
- TYRA IVORY
- MEI
グループが掲げるコンセプトは「GIRLS NOISE」。押し付けられた価値観や制約から自分らしさを解放し、強さや感情を音楽で表現するという思想だ。
2026年のVINIIの活動状況VINIIは2025年10月に正式発表され、同年11月12日に渋谷のSpotify O-EASTでプレデビューイベントを開催した。
2026年6月には楽曲「COLD」を配信。レイジサウンドやハイパートラップ、オルタナティブヒップホップなどを取り入れた、従来のポップ路線とは異なる挑戦的な作品となった。
加えて、2026年10月28日には新作「FLYAWAY_SICKBUG」をリリース。2曲を収録したシングルで、11月2日にはFMヨコハマの番組「Tresen」にメンバーのSAKIとTAKARAがゲスト出演している。
12月11日には、東京・WOMB LIVEで「VINII First Oneman Live "VINISM"」が予定されている。グループとしての活動も、音源発表からライブ展開へと広がっている。
ソロ活動をやめたわけではない注目したいのは、VINIIへの参加がソロ活動の終了を意味するわけではない点だ。
2026年7月27日のアソビシステムの発表では、吉田凜音本人の芸能活動について業務提携を開始したことが明らかになった。
発表文では、これまでのソロアーティスト活動、RINNE HIP、MAGI(c)PEPA、中国での活動、俳優・モデルとしての経験が紹介されている。
つまり、吉田凜音はこれまで積み上げてきた個人としてのキャリアを持ちながら、VINIIという新しいグループでも活動する立場にある。
【プロフィール】吉田凜音の年齢・生年月日・出身地と表記の違い

吉田凜音(RINNE YOSHIDA)
基本プロフィール
- 生年月日:2000年12月11日
- 年齢:25歳(2026年11月5日現在)
- 出身地:北海道札幌市
- 血液型:O型
- 身長:154cm
- 職業:歌手・ラッパー・俳優・モデル
- グループ:VINII
- メンバーネーム:RINNE
吉田凜音は2000年12月11日生まれ。
2026年11月5日時点では25歳で、2026年12月11日に26歳の誕生日を迎える。
中学生時代から音楽活動を続けてきたため、25歳という年齢に対して芸能活動の経験は長い。
2026年3月のStereo Sound ONLINEのインタビューでも、本人が25歳と紹介されている。
「吉田凛音」と「吉田凜音」は別人?検索すると「吉田凛音」と「吉田凜音」の2種類の表記が見つかる。
これは別人を意味するものではなく、「凛」と「凜」という漢字の違いによるものだ。
| 表記 | 特徴 |
|---|---|
| 吉田凜音 | 本人の公式プロフィールで使用される表記 |
| 吉田凛音 | 検索や一般的な文章で使われることがある表記 |
「凜」と「凛」は、どちらも「リン」と読む人名用漢字。下部の字形が異なるが、名前の読み方は同じである。
三省堂の漢字解説でも、両者は人名に使用できる漢字として説明されている。
したがって、吉田凛音の現在を調べる場合も、吉田凜音のプロフィールを調べる場合も、基本的には同じアーティストの情報を探している。
公式情報を確認するときは「吉田凜音」という表記を使うと、本人の活動情報を探しやすい。
【経歴年表】吉田凜音の芸能活動と転機を総整理
吉田凜音のキャリアは、単純な歌手活動の延長ではない。
アイドル活動からソロアーティストへの転換、ラッププロジェクト、バンド、海外での音楽挑戦、そしてガールズグループへの参加と、複数の転機を経験している。
| 時期 | 主な出来事 | 関係する活動・人物 |
|---|---|---|
| 幼少期 | 札幌アクターズスタジオでダンス・演技・音楽を学ぶ | 北海道での活動 |
| 2013年 | 本格的なソロアーティスト活動を開始 | 吉田凜音 |
| 2016年 | 東京へ拠点を移す。期間限定バンドに参加 | MAGI(c)PEPA |
| 2017年 | ラッププロジェクト始動、ビクターから作品をリリース | RINNE HIP、Colourful Records |
| 2018年 | 恋愛リアリティー番組出演、アルバム・楽曲発表、映画主演 | オオカミくん、SEVENTEEN、SKY-HI |
| 2021年 | 中国の音楽ドキュメンタリー番組に出演 | Girls Like Us |
| 2022年以降 | 日本で音楽活動を再始動 | ソロ活動、ヒップホップ |
| 2025年 | BLACK & WHITEからVINII誕生 | VOLVE CREATIVE |
| 2026年5月 | アソビシステムとVOLVE CREATIVEが資本業務提携 | 企業間提携 |
| 2026年7月 | アソビシステムとの芸能活動における業務提携を開始 | 吉田凜音 |
| 2026年10月 | VINIIの新作をリリース | FLYAWAY_SICKBUG |
2024年12月の日刊SPA!のインタビューによると、吉田凜音は小学1年生から札幌アクターズスタジオに通い、ダンスや演技、音楽のレッスンを受けていた。
歌手を目指すきっかけの一つとなったのは、中川翔子のライブを観た経験だったという。
ステージ上で踊る機会を得たことが、将来の夢を歌手に定める大きなきっかけになった。
その後、オーディションライブを経てレコード会社からスカウトされ、ソロアイドルとしての活動を始めた。
中学生時代には北海道と東京を行き来しながら活動していたという。2016年には本格的に音楽活動に専念するため上京している。
2017年、音楽活動の幅が大きく広がる2017年は吉田凜音のキャリアにおける重要な年だ。
ビクターエンタテインメントのColourful Recordsからミニアルバム『STAY FOOL!!』を発売。ソロアーティストとしての知名度を高める一方、RINNE HIPとしても活動した。
2016年に始動した期間限定バンドMAGI(c)PEPAでの経験も含め、複数の音楽ジャンルを横断するスタイルが確立されていった。
【音楽活動を深掘り】りんねラップ・RINNE HIP・MAGI(c)PEPAとは?
吉田凜音の名前が音楽ファンの間で知られるようになった背景には、複数の名義やプロジェクトで異なる表現に挑戦してきたことがある。
特に重要なのが、りんねラップ、RINNE HIP、MAGI(c)PEPAの3つだ。
りんねラップ:SNSで話題になった原点「りんねラップ」は、吉田凜音の音楽キャリアを語るうえで欠かせない作品だ。
高校1年生の頃に発表したインディーズ楽曲のミュージックビデオがSNSで話題になり、ラップをする若い女性アーティストとして注目を集めた。
2024年の日刊SPA!のインタビューでは、本人が当時を振り返り、ラップはプロデューサーから提案された新しい挑戦だったと語っている。
当初からラップ一筋だったわけではない。新しいジャンルに飛び込む柔軟さが、その後の活動にもつながっている。
RINNE HIP:ラップに特化した別プロジェクトRINNE HIP(リンネヒップ)は、吉田凜音が2017年に始動させたラッププロジェクト。
2017年3月にはデビューCD『裏原ンウェイ.ep』をリリースしている。
ソロアーティストとしてのポップな表現とは異なり、ヒップホップの要素やストリートカルチャーを前面に出した活動だった。
重要なのは、RINNE HIPが単なる別名義ではなく、音楽的な方向性を変えて挑戦するためのプロジェクトだったという点だ。
MAGI(c)PEPA:実力派ミュージシャンと組んだバンドMAGI(c)PEPA(マジペパ)は、2016年に期間限定で結成されたバンド。
吉田凜音がボーカルを担当し、ほかのメンバーには次のミュージシャンが参加していた。
- 西寺郷太(NONA REEVES)
- 村田シゲ(□□□)
- 山形知也(I HATE MONDAYS)
- 杉田未央
ソロ歌手としての活動とは異なり、バンドメンバーとの演奏を通じて音楽を表現する経験を積んだ。
RINNE HIPがラップを中心とするプロジェクトだったのに対し、MAGI(c)PEPAはバンドという編成そのものを活用した挑戦だった。
SKY-HIとの関係は?楽曲「Find Me!」をプロデュース吉田凜音とSKY-HIの関係で特に知られているのが、2018年8月29日に配信された「Find Me!」だ。
同曲ではSKY-HIがプロデュースを担当し、作詞・作曲も手がけた。
制作にあたっては、吉田凜音との打ち合わせを重ね、歌とラップの両方の魅力を生かす楽曲に仕上げている。
SKY-HIは当時、吉田凜音の歌唱力やラップの技術を評価するコメントを発表していた。
これは、彼女の音楽的な才能が同世代のファンだけでなく、音楽制作に携わるアーティストからも注目されていたことを示すエピソードだ。
【事務所・業務提携】アソビシステムとVOLVE CREATIVEの関係を解説
2026年の吉田凜音の活動を理解するうえで、アソビシステムとVOLVE CREATIVEの関係は押さえておきたい。
今回の動きは、単に芸能事務所が変わったという話ではない。
企業間の資本業務提携と、本人の芸能活動に関する業務提携という、2段階の発表が行われている。
2026年5月21日:アソビシステムとVOLVE CREATIVEが資本業務提携2026年5月21日、アソビシステムはVOLVE CREATIVEの株式取得を通じた資本業務提携を発表した。
両社の事業には、それぞれ異なる強みがある。
アソビシステムは、アーティストのプロデュース、音楽フェスの企画、地域資源を活用したエンターテインメント事業などを展開するカルチャーカンパニー。
一方、VOLVE CREATIVEは、音楽を起点にアーティストやクリエイター、プロジェクト、コミュニティなどを企画・制作する音楽IPプロダクションだ。
今回の提携は、日本発のカルチャーやコンテンツを国内外に展開するための事業基盤を強化する動きとして位置づけられる。
2026年7月27日:吉田凜音本人の芸能活動も業務提携へその後、7月27日にアソビシステムが吉田凜音本人との芸能活動における業務提携を発表した。
発表内容の要点は次のとおり。
- VINIIを手がけるVOLVE CREATIVEとの協業関係が背景にある。
- 吉田凜音の芸能活動についてアソビシステムが業務提携を開始。
- これまでのソロ歌手、ラッパー、俳優、モデルとしての経歴も紹介。
- 中国での活動やファッション分野での経験も評価対象となっている。
アソビシステムの公式タレントページにも吉田凜音のプロフィールが掲載され、「業務提携」と明記されている。
業務提携は所属事務所の完全移籍と同じ?ここは誤解しやすい部分だ。
業務提携という言葉は、芸能活動における協力関係を示すもの。所属契約の完全移籍や、従来の活動をすべて終了することと同義ではない。
今回の公式発表で明らかになっているのは、アソビシステムと吉田凜音の芸能活動に関する業務提携である。
したがって、「吉田凜音が完全にアソビシステムへ移籍した」「ソロ活動を終了した」と解釈するのは正確ではない。
むしろ、VOLVE CREATIVEが展開するVINIIでの活動と、アソビシステムのカルチャー事業・ネットワークを組み合わせる体制と捉えるのが自然だ。
【評判・人気の理由】吉田凜音が長く注目される3つの強み
吉田凜音の特徴は、単一ジャンルのアーティストとしてキャリアを固定していないことにある。
音楽、ファッション、映像作品、海外活動を横断してきた点が、彼女の個性を形づくっている。
1. 歌とラップを両立できる音楽的な表現力最初の強みは、歌唱とラップの両方を表現できることだ。
「りんねラップ」で話題を集めた後、RINNE HIPとして本格的なラッププロジェクトを始動。さらにSKY-HIプロデュースの「Find Me!」では、歌とラップを組み合わせた表現を披露した。
こうした経験があるため、VINIIでのグループ活動にも、それまでのソロ活動で培った経験を生かせる。
2. ファッションと音楽を結びつける個性吉田凜音は音楽だけでなく、ファッション分野でも活動してきた。
ビクターエンタテインメントの2018年の発表では、独自のメイクやファッションが同世代から支持され、当時のX(旧Twitter)のフォロワー数が5万7,000人を超えていたことも紹介されている。
Popteenなどのファッション誌や東京ガールズコレクションへの出演経験もあり、アーティストとファッションアイコンという2つの側面を持っている。
3. 海外での経験を日本の音楽活動に還元している2021年には中国の音楽ドキュメンタリー番組「Girls Like Us(黑怕女孩)」に出演した。
2022年のbizSPA!のインタビューでは、中国の女性ラッパーを対象としたコンペティションに参加し、34人の中国人ラッパーの中で外国人として挑戦した経験が紹介されている。
約1年間の中国滞在は、彼女にとって大きな転機だった。
帰国後は日本での音楽活動を再開し、中国で触れたヒップホップの感覚も自分の音楽に取り入れていった。
2024年の日刊SPA!の取材でも、幅広いジャンルに挑戦することが自分の個性であり、強みだと考えるようになった経緯を語っている。
俳優としての活動も見逃せない吉田凜音は、音楽以外にも映画や映像作品に出演している。
代表的な出演作として知られるのが、次の作品だ。
- 『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』
- 『はらはらなのか。』
- 『ヌヌ子の聖戦 ~HARAJUKU STORY~』
特に『ヌヌ子の聖戦』では久間田琳加とダブル主演を務めた。
また、2018年1月からはABEMAの恋愛リアリティーショー『真冬のオオカミくんには騙されない』にも出演している。
音楽活動を知らない視聴者にとっても、恋愛リアリティー番組や映画を通じて吉田凜音を知るきっかけになった。
【プロの結論】吉田凜音の本当の強みはジャンルを越える経験値吉田凜音のキャリアを振り返ると、アイドル、ソロ歌手、ラッパー、バンド、俳優、モデルという活動が並ぶ。
一見すると方向性が定まっていないようにも見えるが、それぞれの経験が現在の表現活動につながっている。
特に重要なのは、ラップやファッションを単なる付加的な活動にせず、アーティストとしての自己表現に結びつけていることだ。
VINIIへの参加も、これまでの活動を否定する方向転換ではない。個人で積み上げた経験をグループの表現に持ち込む、新しい挑戦と捉えられる。
吉田凜音の今後を追うなら、単純な出演本数やSNSの数字だけではなく、次の3点に注目したい。
1. VINIIでどのような音楽的役割を担うのか。
2. RINNE名義とソロアーティスト名義の活動がどう展開するのか。
3. 海外経験やファッション分野の強みを、次の作品やステージにどう反映するのか。
【よくある質問】吉田凜音の現在・年齢・活動に関するFAQ
Q1:吉田凜音は2026年現在、何をしている?
A1:5人組ガールズグループVINIIのメンバーRINNEとして活動している。2026年10月28日にはVINIIの新作「FLYAWAY_SICKBUG」がリリースされた。また、アソビシステムと芸能活動における業務提携を行っている。
Q2:吉田凛音と吉田凜音は別人?
A2:同じアーティストを指す表記の違い。本人の公式プロフィールでは「吉田凜音」が使用されている。「凛」と「凜」は異なる字形だが、どちらも「リン」と読む。
Q3:吉田凜音の生年月日と年齢は?
A3:2000年12月11日生まれ。2026年11月5日時点では25歳で、同年12月11日に26歳になる。
Q4:吉田凜音はVINIIのメンバーなの?
A4:そうだ。RINNE名義で活動しており、ほかのメンバーはSAKI、TAKARA、TYRA IVORY、MEIの4人。合計5人のグループとなっている。
Q5:RINNE HIPと吉田凜音はどういう関係?
A5:RINNE HIPは、吉田凜音が2017年に始動したラッププロジェクト。ソロアーティストとしての活動とは異なる音楽的な方向性を打ち出していた。
Q6:吉田凜音はSKY-HIと楽曲を制作したことがある?
A6:ある。2018年に配信された「Find Me!」でSKY-HIがプロデュース、作詞、作曲を担当した。
Q7:吉田凜音はアソビシステムに完全移籍した?
A7:2026年7月27日に発表されたのは芸能活動における業務提携。完全移籍や独占的な所属契約と同じ意味ではない。
吉田凜音は、10代から培ってきた音楽活動を土台に、2026年にはVINIIのRINNEとして新しいキャリアを築いている。
これまでの歩みを整理すると、次のようになる。
- 2013年: ソロアーティストとして本格的な活動を開始。
- 2016年: 上京し、MAGI(c)PEPAでバンド活動にも挑戦。
- 2017年: RINNE HIPを始動し、ビクターから作品をリリース。
- 2018年: 『真冬のオオカミくんには騙されない』出演やSKY-HIとの楽曲制作で注目を集める。
- 2021年: 中国の音楽番組「Girls Like Us」に出演。
- 2025年: オーディションを経てVINIIのメンバーに選出。
- 2026年: アソビシステムとの業務提携を開始し、VINIIとして新作を発表。
特に2026年は、VOLVE CREATIVEとアソビシステムの企業間提携、本人の芸能活動における業務提携、VINIIの新作リリースが重なった節目の年となった。
吉田凜音の魅力は、特定のジャンルに自分を閉じ込めず、音楽やファッション、演技などを通じて表現の幅を広げてきたことにある。
今後はVINIIでの活動とソロアーティストとしての経験がどのように融合していくのかが、大きな注目点だ。かつて「りんねラップ」で注目されたアーティストは、2026年、新たなグループの一員として次のステージに立っている。
主な情報源・参考資料
- アソビシステム公式発表(2026年5月21日・7月27日)
- VINII公式サイト・VOLVE CREATIVE公式情報
- ビクターエンタテインメント公式プロフィール・プレスリリース
- 音楽ナタリー、JOYSOUND音楽ニュース
- 日刊SPA!「吉田凜音、24歳。中国から日本に戻ってきたら『自分の居場所がない』10年間の道のりと葛藤」(2024年12月)
- Stereo Sound ONLINE(2026年3月)
- FMヨコハマ「Tresen」(2026年11月2日)