ホーム スポーツ オランダ代表対日本代表の通算成績は?2026年W杯2-2と歴代4試合の統計を徹底解説

オランダ代表対日本代表の通算成績は?2026年W杯2-2と歴代4試合の統計を徹底解説

杉本 圭 杉本 圭 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年11月現在、サッカーオランダ代表とサッカー日本代表のA代表同士による通算対戦成績は、オランダの2勝2分、日本の0勝。両国はこれまで4試合を戦い、通算得点はオランダ8点、日本4点となっている。ところが、2026年6月14日に行われたFIFAワールドカップ2026のグループF初戦では、日本が2度のビハインドを跳ね返し、2-2の引き分けに持ち込んだ。

この試合では、フィルジル・ファン・ダイク、クリセンシオ・サマーフィル、中村敬斗、鎌田大地がゴールを記録。ボール支配率ではオランダが約60%を占めた一方、シュート数は両チームとも10本だった。枠内シュートやゴール期待値(xG)を比較すると、数字の上ではオランダが優勢だったものの、日本の粘り強さも際立った。過去の2010年南アフリカW杯、2013年国際親善試合を含め、両国の対戦史を数字から読み解く。

【結論】オランダ代表対日本代表の通算対戦成績はオランダ2勝2分

サッカーオランダ代表対サッカー日本代表統計情報

オランダ代表と日本代表の歴代対戦成績を確認すると、2026年のワールドカップ終了後もオランダが勝ち越している。ただし、直近2試合はいずれも2-2の引き分けであり、日本が一方的に押し切られているわけではない。

オランダサッカー協会(KNVB)の公式記録に掲載されているA代表同士の対戦は、2009年、2010年、2013年、2026年の4試合。内訳はオランダの2勝、日本の勝利なし、引き分け2試合となる。

通算得点ではオランダが8点、日本が4点。オランダは最初の2試合で連勝したものの、その後の2試合は日本に勝ち切れていない。特に2013年と2026年は、いずれも2点を奪われて引き分けに終わっている。

この推移から読み取れるのは、両国の力関係が単純な勝敗数だけでは説明できなくなっていることだ。歴史的な実績ではオランダが先行する一方、日本は対戦を重ねるごとに得点力と試合終盤の対応力を示してきた。

【2026年W杯】オランダ対日本は2-2!得点者と試合展開を時系列で整理

2026年6月14日、FIFAワールドカップ2026のグループF第1節で、オランダと日本が対戦した。会場は米国テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアム(大会名称:Dallas Stadium)。観客数は69,285人だった。

試合は前半を0-0で折り返し、後半に4ゴールが生まれる展開となった。オランダが2度リードしたものの、日本がいずれも追いつき、最終スコアは2-2。日本にとっては強豪オランダを相手に勝ち点1を獲得した試合となった。

ファン・ダイクが先制、日本は中村敬斗が同点弾

後半に入ってオランダが先制した。フィルジル・ファン・ダイクがライアン・フラーフェンベルフのクロスに頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。

しかし、日本もすぐに反撃する。久保建英が右サイドから攻撃を組み立て、最後は中村敬斗がシュートを決めて1-1。オランダに先制を許した後も、日本が攻撃の機会を逃さなかったことを示す場面だった。

サマーフィルが勝ち越し、鎌田大地が終盤に同点弾

後半64分、クリセンシオ・サマーフィルが得点してオランダが再びリードした。フラーフェンベルフがこの場面でも攻撃を演出し、サマーフィルは右から中央へ切り込んでシュートを決めた。

日本はその後も攻撃を続け、試合終盤のコーナーキックから決定的な場面を作る。小川航基のヘディングに鎌田大地が反応し、ボールがゴールに入った。日本の同点ゴールとして記録され、試合は2-2で終了した。

得点時刻は日本サッカー協会の公式記録に基づき、ファン・ダイクが51分、中村敬斗が57分、サマーフィルが64分、鎌田大地が89分。海外の試合記録には一部1分差の表記もある。

Opta Analystの試合分析によると、鎌田の同点弾は日本のワールドカップ史上最も遅い時間帯に生まれたゴールとなった。2度リードを許しながら最後まで追いついた展開は、この試合を象徴する出来事だった。

【試合スタッツ比較】オランダと日本のシュート数・枠内シュート・xGは?

2026年W杯のオランダ対日本戦を数字で比較すると、ボール支配率とパス精度ではオランダが優勢だった。一方、総シュート数は同じ10本。日本も攻撃機会を確保しており、単純なボール保持率だけでは試合内容を評価できない。

2026年6月14日の主要試合統計

ABC Newsが掲載した試合データなどを整理すると、主要スタッツは次のようになる。

統計項目 オランダ代表 日本代表
最終スコア 2点 2点
ボール支配率 59.8% 40.2%
総シュート数 10本 10本
枠内シュート 6本 3本
枠外シュート 3本 6本
ブロックされたシュート 1本 1本
コーナーキック 5回 4回
パス本数 524本 341本
パス成功率 88.4% 83.9%
ファウル数 7回 7回
イエローカード 3枚 0枚
レッドカード 0枚 0枚
シュート数は同じ10本、枠内シュートはオランダが上回る

最も注目すべき数字は、シュート数が10対10で並んでいる点だ。オランダは枠内シュート6本、日本は3本。オランダのほうがゴールキーパーにセーブを強いるシュートを多く放っていた。

しかし、結果は2-2。日本は少ない枠内シュートで2得点を挙げた。枠内シュートに対する得点数だけを単純計算すると、日本は3本中2得点、オランダは6本中2得点となる。

もちろん、シュートの難易度や相手守備の状況、ゴールキーパーの対応などが異なるため、この割合だけで決定力の優劣を断定することはできない。それでも、日本が限られた攻撃機会を得点につなげたことは重要な評価材料になる。

ゴール期待値(xG)はオランダ優勢だったのか

ゴール期待値(Expected Goals、xG)は、シュート位置や角度、状況などをもとに、各シュートが得点になる可能性を数値化した指標だ。実際の得点数とは異なり、チームがどれほど質の高い決定機を作ったかを評価する際に使われる。

2026年の試合について、Sports Illustratedが掲載した数値はオランダ0.79、日本0.54。FotMobの表示ではオランダ0.78、日本0.59となっている。

提供元によって算出モデルが異なるため、小数点以下まで同一の数値になるとは限らない。ただし、どちらのデータでもオランダがやや高いxGを記録している点は共通している。

ここから分かるのは、オランダが攻撃面で一定の優位性を持っていた一方、日本も得点につながる攻撃を実現したということだ。支配率、パス本数、枠内シュート、xGではオランダが上回り、スコアでは引き分け。これが2026年の対戦を理解するうえで欠かせない構図となる。

【歴代対戦スコア一覧】2009年から2026年までの全4試合を比較

オランダ代表と日本代表の対戦史は、2009年の国際親善試合から始まる。2010年の南アフリカW杯、2013年の国際親善試合を経て、2026年にはワールドカップの舞台で再び顔を合わせた。

KNVBの公式対戦記録を基準に、A代表同士の4試合を整理すると次のとおりだ。

開催日 大会・試合 スコア 主な得点者 対戦の特徴
2009年9月5日 国際親善試合 オランダ 3-0 日本 ファン・ペルシー、スナイデル、フンテラール オランダが後半に3得点
2010年6月19日 南アフリカW杯・グループE オランダ 1-0 日本 スナイデル 後半のミドルシュートで決着
2013年11月16日 国際親善試合 日本 2-2 オランダ ファン・デル・ファールト、ロッベン、大迫、本田 日本が0-2から追いつく
2026年6月14日 W杯2026・グループF オランダ 2-2 日本 ファン・ダイク、サマーフィル、中村、鎌田 日本が2度のビハインドを挽回

4試合の通算成績はオランダ2勝、日本0勝、引き分け2。合計得点はオランダ8点、日本4点となる。

なお、2008年8月13日の北京オリンピックでも、オランダと日本は1-0で対戦している。しかし、これは両国のオリンピック代表による試合であり、A代表同士の国際Aマッチとは別に扱う必要がある。対戦記録を集計する際に、この試合を含めるかどうかで数字が変わることがあるため注意したい。

【2010年南アフリカW杯・2013年親善試合】日本代表はどう戦った?

2026年の2-2を理解するには、2010年と2013年の対戦を振り返ることが欠かせない。両試合には、オランダの技術的な優位性と、日本が試合の流れを変える力という、現在にもつながる特徴が見られる。

2010年6月19日:オランダ1-0日本

2010年南アフリカワールドカップのグループEで、日本はオランダと対戦した。試合は前半を0-0で終えたものの、後半53分にウェズレイ・スナイデルが強烈なシュートを決め、オランダが先制した。

日本はその後も反撃を試みたが、オランダの守備を崩せず、0-1で敗れた。

当時のオランダは、スナイデル、ロッベン、ファン・ペルシー、ディルク・カイトらを擁する強力なチームだった。日本も本田圭佑、長友佑都、遠藤保仁、長谷部誠らを中心に対抗したが、試合を決める一撃を許した。

この試合は、オランダが優位な展開を作りながらも、日本が守備を固めて接戦に持ち込んだ対戦として記憶されている。

2013年11月16日:日本2-2オランダ

2013年の国際親善試合は、ベルギーのヘンクで開催された。オランダは前半12分にラファエル・ファン・デル・ファールト、39分にアリエン・ロッベンが得点し、2-0とリードした。

しかし、日本は前半44分に大迫勇也がゴールを決めて1点差に迫る。さらに後半60分、本田圭佑が同点弾を決め、2-2で試合を終えた。

UEFAの試合報道では、オランダが2点のリードを守り切れなかったこと、そして日本が後半に反撃を強めたことが取り上げられている。

特に注目したいのは、日本が単に守備を固めて引き分けたのではなく、攻撃の組み立てから得点を生み出した点だ。大迫と本田がそれぞれ得点し、強豪国相手にも攻撃で対抗できることを示した。

2013年の2-2と2026年の2-2には、共通する構図がある。オランダが先にリードを奪い、日本が追いつく展開だ。もちろん選手や戦術は異なるが、対戦の歴史を振り返ると、日本がオランダ相手に試合を立て直す力を発揮してきたことが分かる。

【数字から読み解く両国の実力】オランダの技術と日本の粘り強さ

オランダと日本の試合を比較するとき、通算勝敗だけに注目するのは十分ではない。重要なのは、どのような試合展開で勝敗が決まり、どの指標に両チームの特徴が表れているかという点だ。

オランダ代表の強みはボール保持と攻撃の組み立て

2026年の対戦では、オランダが59.8%のボール支配率を記録した。パス本数は524本、パス成功率は88.4%で、日本を上回っている。

この数字は、オランダが試合の主導権を握り、パスをつないで攻撃を組み立てる時間が長かったことを示す。ファン・ダイクの空中戦の強さや、フラーフェンベルフの配球、サマーフィルの突破力も得点機会を生み出す要素になった。

ただし、ボールを保持することと、試合に勝つことは同じではない。2026年の試合では、オランダが多くのパスを成功させながら、日本に2得点を許した。

日本代表の強みは少ないチャンスを得点につなげる力

日本はオランダより低いボール支配率だったものの、シュート数では10本と同数だった。加えて、先制を許した後に素早く同点に追いつき、再びリードされた後も終盤まで攻撃を続けた。

特に鎌田大地の同点ゴールは、試合終了が近づく時間帯でも集中力を維持し、セットプレーから得点を狙う姿勢が実を結んだ場面だった。

日本の評価で重要なのは、支配率が低かったことだけを見て試合内容を判断しないことだ。相手にボールを持たれていても、守備ブロックを維持し、奪ったボールから攻撃へ移行できれば得点の可能性は生まれる。

通算2勝2分でも、実力差をそのまま表すわけではない

通算成績はオランダが勝ち越している。しかし、4試合という限られたサンプルだけで両国の現在の実力差を測るのは難しい。

2009年と2010年はオランダが勝利した一方、2013年と2026年は引き分け。直近の2試合では日本が合計4得点を挙げている。

また、各試合の代表メンバーや監督、開催地、チームの成熟度は異なる。過去の勝敗を現在の戦力評価に直接置き換えるのではなく、最近の試合で示した戦術的な特徴や個々の選手のパフォーマンスを重視する必要がある。

【プロの結論】オランダ代表対日本代表の統計で本当に見るべきポイント

2026年のオランダ対日本戦は、単純な支配率の比較では見えてこない両国の特徴を示した試合だった。

オランダはパス本数、支配率、枠内シュート、xGで優勢だった。日本は同じシュート数を記録し、2度の失点後に追いついた。最終スコアは2-2であり、統計上の優位性がそのまま勝利につながるわけではないことを示している。

今後、両国の対戦データを比較する場合は、次の3つを基準にすると試合の本質を理解しやすい。

  • 攻撃の量:シュート数、敵陣ボックス内でのボールタッチ、コーナーキックから攻撃機会の多さを判断する。
  • 攻撃の質:枠内シュート、xG、決定機の内容を比較し、単なるボール保持と得点につながる攻撃を区別する。
  • 試合への対応力:失点後の得点、後半の攻撃、交代選手の貢献などから、試合の流れを変える力を評価する。

特に注意したいのは、xGと実際の得点を混同しないことだ。xGはシュートの状況から算出した期待値であり、選手の技術や試合結果を完全に説明する数字ではない。異なるデータ提供元のxGを比較する場合も、同一の算出モデルかどうかを確認する必要がある。

通算対戦成績ではオランダが優勢。しかし、2013年と2026年の試合では日本が2点差を追いつく展開を見せている。現在の両国の関係を評価するなら、歴史的な勝敗に加えて、こうした試合内容の変化を重視するべきだ。

【オランダ代表対日本代表の統計情報】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:オランダ代表と日本代表の通算対戦成績は?
A1:2026年11月現在、A代表同士の対戦は全4試合。オランダが2勝、日本は0勝、引き分けが2試合。通算得点はオランダ8点、日本4点となっている。

Q2:2026年ワールドカップのオランダ対日本の結果は?
A2:2026年6月14日に行われたグループF初戦は2-2の引き分け。オランダはフィルジル・ファン・ダイクとクリセンシオ・サマーフィル、日本は中村敬斗と鎌田大地が得点した。

Q3:2026年の試合でシュート数と枠内シュート数は何本だった?
A3:総シュート数は両チーム10本ずつ。枠内シュートはオランダ6本、日本3本だった。ボール支配率はオランダ59.8%、日本40.2%だった。

Q4:2026年のオランダ対日本戦のxGは?
A4:Sports Illustrated掲載値ではオランダ0.79、日本0.54。FotMobではオランダ0.78、日本0.59となっている。算出モデルによって数値に違いがある。

Q5:2010年南アフリカワールドカップのオランダ対日本の結果は?
A5:2010年6月19日のグループEの試合はオランダが1-0で勝利した。後半53分にウェズレイ・スナイデルが決勝ゴールを決めた。

Q6:2013年のオランダ対日本の親善試合は何対何だった?
A6:2013年11月16日の試合は2-2の引き分け。オランダがファン・デル・ファールトとロッベンの得点で2点を先行したが、日本は大迫勇也と本田圭佑のゴールで追いついた。

Q7:オランダと日本は2026年W杯のグループFで対戦した?
A7:対戦した。2026年6月14日にグループF第1節で対戦し、2-2で引き分けた。会場は米国テキサス州アーリントンのDallas Stadiumだった。

オランダ代表と日本代表のA代表通算対戦成績は、2026年11月現在でオランダ2勝、日本0勝、引き分け2。2009年と2010年はオランダが勝利し、2013年と2026年は2-2の引き分けとなった。

2026年ワールドカップでは、オランダが支配率59.8%、枠内シュート6本と優位な数字を残したものの、日本は中村敬斗と鎌田大地の得点で2度追いついた。総シュート数も10本ずつであり、数字からは両国の異なる攻撃スタイルが浮かび上がる。

歴代対戦成績だけを見ればオランダが上回っている。しかし、近年の2試合で日本が連続して引き分けに持ち込んだ事実は見逃せない。今後の対戦では、ボール支配率やパス精度だけでなく、シュートの質、得点機会の創出、試合終盤の対応力が勝敗を左右する要点になる。

2010年の1-0から2013年の2-2、そして2026年の2-2へ。オランダと日本の対戦史は、単なる勝敗の記録から、互いの戦術と競争力の変化を映し出すものへと発展している。