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【第76期の最新状況】挑戦者決定リーグは3人が3勝1敗で並ぶ

長谷川 陸 長谷川 陸 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

第76期王将戦は、2026年8月から11月にかけて挑戦者決定リーグが開催されています。11月4日の対局終了時点では、永瀬拓矢九段、伊藤匠二冠、藤本渚七段がそれぞれ3勝1敗で首位グループを形成しています。

スポーツニッポンの11月4日付報道によると、同日に行われた近藤誠也八段と西田拓也六段の対局では、近藤八段が133手で勝利。両者はともに1勝4敗となりました。

現在の成績を整理すると、次のようになります。

棋士 勝敗 現在の状況
永瀬拓矢九段 3勝1敗 首位グループ
伊藤匠二冠 3勝1敗 首位グループ
藤本渚七段 3勝1敗 首位グループ
郷田真隆九段 2勝2敗 挑戦権争いに残る
本田奎六段 2勝2敗 挑戦権争いに残る
西田拓也六段 1勝4敗 残留争いも厳しい状況
近藤誠也八段 1勝4敗 来期リーグのシードを失う

2026年11月4日の対局終了時点。順位と成績は日本将棋連盟の前期順位および報道された最新結果を踏まえた整理。

11月6日の永瀬拓矢九段対伊藤匠二冠が最大の見どころ


九段

3勝1敗。前期リーグ順位1位。積極的な研究と粘り強い指し回しで知られるトップ棋士。


二冠

3勝1敗。前期リーグ順位3位。若手トップ棋士としてタイトル戦でも実績を重ねる。

両者の対局は2026年11月6日に予定されています。

この対決が注目される理由は、単なる上位棋士同士の一戦ではないからです。勝者は4勝1敗となり、挑戦権獲得に向けて大きく前進します。一方、敗れた棋士も残りの対局で巻き返す可能性があり、まだ挑戦者が確定するわけではありません。

加えて、同じ3勝1敗の藤本渚七段も有力な候補です。永瀬九段と伊藤二冠だけに注目していると、リーグ全体の勝敗構造を見落としてしまいます。

2026年11月時点で藤井聡太王将は誰を待つのか


王将

第75期王将戦で永瀬拓矢九段を破り、5連覇を達成。第76期も防衛戦に臨む立場にある。

藤井王将は2026年3月の第75期七番勝負で永瀬九段と対戦しました。

シリーズは藤井王将が1勝3敗と追い込まれたものの、そこから3連勝。最終的に4勝3敗で防衛を決めました。

この逆転劇は、第76期の展望を考えるうえでも重要です。挑戦者決定リーグを勝ち抜いた棋士は、単にタイトルを保持する棋士と戦うのではなく、長時間のタイトル戦で勝ち切る力まで問われます。

【王将戦の仕組み】一次予選・二次予選から七番勝負までを解説

将棋王将戦

王将戦は、全棋士が参加できるタイトル戦です。ただし、全員が直接タイトル保持者に挑戦できるわけではありません。

一次予選、二次予選、挑戦者決定リーグという段階を勝ち抜き、最終的に王将への挑戦権を獲得する必要があります。

一次予選は全棋士が挑戦者への道を切り開く最初の関門

一次予選はトーナメント形式です。

出場する棋士が対局を重ね、各ブロックの優勝者が二次予選に進みます。

一次予選の通過枠は毎年一定ではなく、予選の組み合わせや参加状況に応じて設定されます。

ここで注目したいのは、タイトル保持者や実績のある棋士だけでなく、幅広い棋士に挑戦者への道が開かれている点です。

二次予選では実力者と予選突破者が激突

二次予選もトーナメント方式です。

日本将棋連盟の棋戦情報によると、二次予選は原則として24人が参加する3ブロック制で、各ブロックの優勝者が挑戦者決定リーグに進出します。

一次予選から勝ち上がった棋士に加え、前期リーグからの陥落者なども参加するため、実績のある棋士と勢いのある棋士が直接対決する構図になります。

挑戦者決定リーグは7人による総当たり戦

王将戦の最大の特徴ともいえるのが、7人制の挑戦者決定リーグです。

参加するのは次の7人です。

- 二次予選を勝ち抜いた棋士3人
- 前期七番勝負の敗者と前期リーグ残留者を含むシード棋士4人

7人が総当たりで対局するため、各棋士は原則6局を戦います。リーグ全体では21局です。

優勝者が王将への挑戦権を獲得します。

ただし、複数の棋士が首位で並んだ場合は、原則としてリーグ順位上位2人によるプレーオフで挑戦者を決定します。

このため、勝ち星だけでなく、前期の成績を反映したリーグ順位も重要です。

王将戦の挑戦者決定までの流れ



一次予選

トーナメント方式・各ブロック優勝者が進出



二次予選

原則24人・3ブロックのトーナメント



挑戦者決定リーグ

予選通過者3人+シード棋士4人



王将への挑戦者が決定

同率首位の場合はプレーオフ



王将戦七番勝負

現王将と挑戦者がタイトルを争う

【注目棋士と勢力図】永瀬拓矢・伊藤匠・藤本渚の関係

第76期の挑戦者決定リーグを理解するには、各棋士の実績だけでなく、リーグ内での立ち位置を把握することが大切です。

ここでは注目される棋士と、その関係性を整理します。

第76期の主要棋士と注目ポイント



永瀬拓矢九段

リーグ順位1位。前期の成績を背景に上位シードを得ている。11月6日の伊藤二冠戦は挑戦権争いの大きな山場。


伊藤匠二冠

リーグ順位3位。永瀬九段との直接対決を控え、3勝1敗で首位グループを形成している。


藤本渚七段

リーグ順位5位。3勝1敗で首位に並ぶ。シード順位だけでは測れない存在感を示している。


郷田真隆九段

2勝2敗。豊富なタイトル戦経験を持つベテラン。残りの対局で上位進出を狙う。


本田奎六段

2勝2敗。中盤以降の勝敗が挑戦権争いとリーグ残留争いの双方に影響する。


リーグ順位と現在の勝敗は別の意味を持つ

王将戦のリーグ表で初心者が混乱しやすいのが、「順位」と「勝敗」の違いです。

順位は前期のリーグ成績などに基づいてあらかじめ設定され、現在の勝ち星順とは必ずしも一致しません。

例えば、永瀬九段は順位1位、伊藤二冠は順位3位、藤本七段は順位5位です。

3人が同じ3勝1敗で並んだ場合でも、プレーオフ進出者を決める場面では、この順位が関係してきます。

つまり、王将戦は単純な勝ち数の競争ではなく、前期から積み重ねた実績も組み込まれた競技制度なのです。

【第76期王将戦七番勝負の日程】2027年1月から3月まで全7局

第76期の挑戦者決定リーグは2026年11月まで行われ、七番勝負は2027年1月から3月に予定されています。

ALSOKの第76期公式開催概要と日本将棋連盟の対局日程によると、開催地と日程は次のとおりです。

2027年の七番勝負の日程・開催場所
対局 日程 開催地・対局場
第1局 1月11・12日 島根県大田市・さんべ荘
第2局 1月23・24日 京都府京都市・伏見稲荷大社
第3局 2月2・3日 東京都立川市・オーベルジュ ときと
第4局 2月15・16日 北海道松前町・温泉旅館矢野
第5局 3月6・7日 静岡県掛川市・掛川城二の丸茶室
第6局 3月18・19日 栃木県大田原市・ホテル花月
第7局 3月30・31日 東京都渋谷区・将棋会館

七番勝負は最大7局ですが、先に4勝した棋士がタイトルを獲得するため、4勝に到達した時点でシリーズ終了です。

したがって、必ず7局すべてが開催されるわけではありません。

王将戦の持ち時間は予選とタイトル戦で大きく違う

王将戦を観戦するときに知っておきたいのが、持ち時間の違いです。

対局段階 持ち時間 対局方式
一次予選 各3時間 チェスクロック使用
二次予選 各3時間 チェスクロック使用
挑戦者決定リーグ 各4時間 チェスクロック使用
七番勝負 各8時間 2日制・封じ手採用

タイトル戦の持ち時間は各8時間です。

これは両者合計で8時間という意味ではなく、各棋士がそれぞれ8時間を使えるということです。

また、七番勝負は2日制で行われます。

1日目の終了時には封じ手が採用され、次の日にその指し手が開封されて対局が再開されます。

封じ手があることで、1日目の終盤から2日目の序盤にかけて、対局の緊張感が続きます。

なぜ王将戦は2日制なのか

王将戦七番勝負では、棋士が長時間をかけて局面を読み、最善手を探します。

短時間の対局では、直感や瞬発的な判断が重要になる場面が多くなります。一方、8時間制では、序盤の構想から中盤の形勢判断、終盤の読み切りまで、深い研究と持久力が大切です。

観戦する側にとっても、封じ手前後の局面や、2日目に入ってからの勝負の変化が大きな見どころです。

【歴代王将の系譜】大山康晴・羽生善治・藤井聡太が刻んだ記録

王将戦は1950年に創設され、1951年からタイトル戦として開催されてきました。

名人戦に次ぐ歴史を持つ棋戦として知られ、長い歴史の中で数々の名勝負が生まれています。

王将戦を代表する歴代タイトル保持者

王将位を通算20期獲得した歴代最多記録の保持者です。

1950年代から1970年代にかけて王将戦で圧倒的な実績を残し、永世王将の資格を獲得しました。

王将位を通算12期獲得。第45期王将戦で勝利し、史上初の七冠独占を達成したことでも知られています。

大山康晴と並ぶ永世王将の資格保持者です。

大山康晴とタイトルを争いながら、王将位を獲得した名棋士です。昭和の将棋界を代表する存在として王将戦の歴史に名を残しています。

羽生善治とのタイトル戦などで知られ、平成初期から中期にかけて王将戦を彩りました。

2019年に王将位を獲得し、2021年の第70期まで保持しました。その後、藤井聡太とのタイトル戦が大きな注目を集めました。

藤井聡太

第71期で初めて王将位を獲得。第75期まで5連覇を達成し、2026年11月現在も王将のタイトルを保持しています。

永世王将とは何か?藤井聡太は資格を得ている?

王将戦には、永世王将という特別な称号があります。

資格を得る条件は、王将位の通算10期獲得です。

これまで資格を獲得したのは大山康晴と羽生善治の2人です。

藤井聡太王将は第75期までに5連覇を達成していますが、通算10期という条件にはまだ到達していません。

この違いは、連続防衛の記録と永世称号の資格が別の制度であることを示しています。

王将戦の歴史に残る3つの出来事

- 第1期: 升田幸三が木村義雄を破り、初代王将に就任。
- 第45期: 羽生善治が王将位を獲得し、史上初の七冠独占を達成。
- 第75期: 藤井聡太が永瀬拓矢に1勝3敗から逆転し、5連覇を達成。

特に第75期の逆転防衛は、現在の第76期にもつながる重要な出来事です。永瀬九段が再び挑戦権を獲得すれば、藤井王将との再戦が実現することになります。

【王将戦の対局結果・速報】中継と視聴方法を解説

王将戦はテレビだけでなく、インターネットでも対局を楽しめます。

速報を追いたい人、棋譜を確認したい人、解説を聞きながら観戦したい人では、適した媒体が異なります。

1. 日本将棋連盟の公式サイト




日本将棋連盟の棋戦情報ページでは、次の情報を確認できます。

- 第76期の挑戦者決定リーグ表
- 一次予選・二次予選のトーナメント表
- 七番勝負の日程と対局結果
- 歴代の王将戦成績

まず公式情報を確認したい人に適しています。

2. 囲碁将棋プラスのYouTube配信




第76期王将戦では、囲碁将棋プラスが挑戦者決定リーグ全21局の生中継を実施しています。

配信では対局映像だけでなく、解説者や聞き手による局面の説明も楽しめます。

YouTube配信は午前の無料視聴枠とメンバーシップ限定の本編を組み合わせる形式の回があります。全編視聴にはメンバーシップ登録が必要となる場合があるため、各対局の配信案内を確認してください。

3. 囲碁・将棋チャンネルのテレビ放送




テレビや対応するインターネット視聴サービスを利用して、将棋の生中継を楽しめます。

2026年11月6日の永瀬拓矢九段対伊藤匠叡王戦については、次の番組情報が掲載されています。


11月6日・第76期王将戦 挑戦者決定リーグ

13:00~19:45


放送予定時刻

対局者

伊藤匠叡王 対 永瀬拓矢九段

解説

中村太地八段

聞き手は番組情報上、未定。
放送予定は変更される場合があります。

4. 毎日新聞の棋譜中継と王将戦中継ブログ

毎日新聞では棋譜中継を利用できます。

棋譜を確認するには毎日IDでのログインが必要で、無料会員を含む登録区分があります。利用できるコンテンツは会員種別によって異なります。

また、王将戦中継ブログでは、対局当日の進行状況や封じ手、終局などの情報が掲載されます。

目的別・おすすめの観戦方法
観戦目的 おすすめの媒体
最新の勝敗を確認 日本将棋連盟公式サイト
対局映像を見たい 囲碁将棋プラス
専門家の解説を聞きたい 囲碁・将棋チャンネル
一手ごとの棋譜を確認 毎日新聞
対局の現場の様子を知りたい 王将戦中継ブログ

将棋を始めたばかりの人には、解説付きの映像配信がおすすめです。棋譜を読める人なら、毎日新聞の棋譜中継と公式サイトを組み合わせることで、より深く対局を楽しめます。

【将棋王将戦に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年の王将戦で藤井聡太王将に挑戦する棋士は誰ですか?

現時点では未決定です。第76期挑戦者決定リーグで永瀬拓矢九段、伊藤匠二冠、藤本渚七段らが挑戦権を争っています。挑戦者はリーグ優勝者、または必要に応じてプレーオフによって決定します。

Q2:第76期王将戦の七番勝負はいつから始まりますか?

2027年1月11・12日の第1局から始まる予定です。3月30・31日の第7局まで日程が公表されています。ただし、先に4勝した棋士がタイトルを獲得するため、全7局が行われるとは限りません。

Q3:王将戦の持ち時間は何時間ですか?

一次予選と二次予選は各3時間、挑戦者決定リーグは各4時間、七番勝負は各8時間です。タイトル戦は2日制で、封じ手が採用されます。

Q4:王将戦は無料で視聴できますか?

囲碁将棋プラスのYouTubeでは無料視聴枠が設けられる対局があります。ただし、本編はメンバーシップ限定となる場合があります。無料で確認したい場合は、日本将棋連盟の公式情報や中継ブログも活用できます。

Q5:歴代で最も多く王将位を獲得した棋士は誰ですか?

大山康晴十五世名人です。通算20期の獲得記録を持っています。次いで羽生善治九段が通算12期を獲得しています。

Q6:永世王将の資格を得る条件は何ですか?

王将位を通算10期獲得することです。現在までに大山康晴と羽生善治の2人が資格を得ています。

Q7:王将戦の挑戦者決定リーグは何人で行われますか?

7人です。二次予選から勝ち上がった3人と、前期の成績などによるシード棋士4人で総当たり戦を行います。

2026年11月5日現在、第76期ALSOK杯王将戦は挑戦者決定リーグの重要な局面にあります。永瀬拓矢九段、伊藤匠二冠、藤本渚七段が3勝1敗で並び、11月6日の永瀬九段対伊藤二冠の直接対決が大きな注目を集めています。

今回の王将戦を楽しむうえで押さえておきたいのは、予選から挑戦者決定リーグまでの仕組み、前期順位がプレーオフに影響する制度、そして七番勝負の各8時間という長い持ち時間です。

また、2027年1月から始まる七番勝負では、5連覇中の藤井聡太王将が誰を迎え撃つのかが最大の焦点になります。第75期で1勝3敗から逆転防衛した藤井王将に対し、今度はどの棋士が挑戦するのか。王将戦は、挑戦者決定リーグの最終局まで目が離せない状況です。

速報を追うなら日本将棋連盟、映像を楽しむなら囲碁将棋プラスや囲碁・将棋チャンネル、棋譜を深く読みたいなら毎日新聞を活用するのが効果的です。公式の対局結果と最新のリーグ表を確認しながら、2027年の王将戦七番勝負に向けた棋士たちの戦いを見届けたいところです。

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放送中アニメと原作漫画を担当。制作委員会の公式発表、出版社の単行本情報、声優事務所プロフィールを一次情報として扱い、話数や期の情報は公式サイトで確認します。

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