ホーム 芸能ニュース・ゴシップ プラス1から始まる電話番号はどこの国?2026年最新の詐欺手口と着信拒否・対処法を徹底解説

プラス1から始まる電話番号はどこの国?2026年最新の詐欺手口と着信拒否・対処法を徹底解説

桐原 星奈 桐原 星奈 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
目次

「+1」から始まる見知らぬ電話番号。アメリカやカナダからの国際電話なのか、それとも特殊詐欺なのか。突然スマートフォンに着信すると、出てもよいのか、折り返しても料金はかからないのかと不安になる人も多いはずだ。

結論からいえば、「+1」はアメリカやカナダなどが利用する北米電話番号計画の国番号である。ただし、+1から始まる電話がすべて詐欺というわけではない。一方、警察庁が公表した2025年の統計では、特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号だった。国民生活センターにも、+1から始まる無言電話や自動音声による未納料金請求について相談が寄せられている。

2026年11月現在、知っておきたいのは、番号の正体だけではない。着信に出てしまった場合の対応、折り返しによる国際通話料金のリスク、固定電話・スマートフォンでの着信対策まで、具体的に理解しておく必要がある。

【番号の正体】プラス1から始まる電話番号はどこの国?アメリカ・カナダとの関係

プラス1から始まる電話番号

「+1」という表示を見たとき、最初に確認したいのが国番号の意味だ。日本の電話番号は国際電話では「+81」から始まる。それと同じように、海外の電話番号にも国や地域を識別する国番号が割り当てられている。

+1はアメリカ・カナダなどが共有する国番号

国際電話番号の先頭にある「+」は、国際電話をかける際の国際プレフィックスを表す記号であり、その後に続く数字が国番号となる。

「+1」は北米電話番号計画(NANP)で使用されている国番号だ。アメリカ合衆国とカナダのほか、バハマ、ジャマイカ、プエルトリコなど、カリブ海地域の複数の国・地域も同じ番号体系を利用している。

北米電話番号計画の管理機関であるNANPAによると、同計画は米国・カナダを含む20の国・地域で共有されている。したがって、+1から始まる着信を見ただけで、発信元をアメリカまたはカナダに限定することはできない。

また、+1の後に続く3桁は、地域や電話サービスを識別するエリアコードとして使われる。さらに7桁の加入者番号が続く仕組みだ。

代表的な国番号との違い
国・地域 国番号 電話番号の表示例
アメリカ +1 +1 212 XXX XXXX
カナダ +1 +1 416 XXX XXXX
バハマ +1 +1 242 XXX XXXX
ジャマイカ +1 +1 876 XXX XXXX
イギリス +44 +44 20 XXXX XXXX
フランス +33 +33 X XX XX XX XX
中国 +86 +86 10 XXXX XXXX
日本 +81 +81 90 XXXX XXXX

※番号は国番号・地域番号の仕組みを説明するための形式例であり、実在する発信者を示すものではない。

+1から電話がかかってくる主な理由

海外からの着信には、正当な理由がある場合もある。

  • アメリカやカナダに住む家族・友人からの連絡
  • 海外旅行中に利用したホテルやサービスからの連絡
  • 海外企業や取引先からの業務連絡
  • 海外サイトやアプリに登録した電話番号への確認連絡
  • 国際電話番号を悪用した迷惑電話や特殊詐欺

特に注意したいのは、海外との接点がない人にも、無作為に近い形で不審な電話がかかってくることだ。

加えて、電話番号の表示は発信者番号を偽装する技術によって実際の発信場所と一致しない可能性もある。つまり、+1という表示だけで本当に北米から発信された電話だと断定することも、反対に詐欺だと決めつけることもできない。

判断の基本は、番号の見た目だけでなく、電話の内容と相手が求めてくる行動に注目することにある。

【2026年最新の実態】+1国際電話を使った特殊詐欺と75.5%の意味

+1から始まる電話への警戒が必要な理由は、国際電話番号が特殊詐欺に悪用されている実態にある。

警察庁・SOS47の国際電話詐欺対策ページでは、2025年中に特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号だったと公表されている。

この数字は、特殊詐欺に利用された電話番号に占める国際番号の割合であり、+1からの着信全体の75.5%が詐欺という意味ではない。ここを混同してはいけない。

警察庁が2026年6月5日に公表した2025年の確定値では、特殊詐欺の認知件数は27,832件、被害額は約1,423.1億円に達した。前年と比較して認知件数は32.3%、被害額は98.0%増加している。被害規模の拡大を踏まえると、見知らぬ国際電話を入口とする詐欺への対策は欠かせない。

特に警戒したい自動音声の未納料金詐欺

代表的な手口の一つが、大手通信会社や公的機関を装った自動音声による架空料金請求だ。

電話に出ると、機械音声で次のような内容が流れる。

  • 「電話料金に未納があります」
  • 「数時間後に電話が利用できなくなります」
  • 「法的措置に移行します」
  • 「詳細を確認する場合は1番を押してください」
  • 「担当者につなぐ場合は番号を入力してください」

案内に従って番号を押すと、通信会社や収納代行会社などを名乗る人物につながり、未納料金の支払いを要求される場合がある。

消費者庁は2024年6月11日、大手通信関連会社のNTTやNTTファイナンスなどをかたり、自動音声や国際電話番号を利用して架空の利用料金を請求する事業者について注意喚起を行った。

公表された相談事例では、未納料金があると告げられ、指定された番号に折り返したり、音声案内に従って操作したりした結果、電子マネーによる支払いを要求されるケースが確認されている。

実在する企業名を名乗られても、電話の相手が本物の担当者とは限らない。料金の確認は、着信相手の案内ではなく、契約している企業の公式アプリや自分で調べた正規の窓口から行うべきだ。

警察官を装うニセ警察詐欺にも注意

2026年に特に警戒したいのが、警察官や捜査機関を装う詐欺だ。

警察庁が公表した2025年の確定値では、警察官などをかたり、捜査を名目に現金をだまし取るニセ警察詐欺の認知件数は11,014件、被害額は1,005.0億円だった。特殊詐欺全体の被害額に占める割合も大きい。

この手口では、「あなたの口座が犯罪に利用されている」「あなた名義の携帯電話が不正契約された」「逮捕状が出ている」などと告げ、被害者の不安をあおる。

警察庁の2025年上半期の資料では、自動音声で電話の利用停止を告げ、番号を押させた後、通信事業者や警察官を装う人物につなぐ手口が報告されている。加えて、実在する警察本部や警察署の電話番号を偽装表示する事例も確認された。

電話番号の末尾を「0110」にして警察署からの電話に見せかける手口もある。したがって、番号が警察署らしく見える場合でも、その表示だけで信用してはいけない。

関係機関が示す注意点を整理
関係機関・組織 確認できる情報・役割 読者が取るべき対応
警察庁・SOS47 2025年中の特殊詐欺利用番号の約75.5%が国際電話番号 国際電話の着信ブロックを検討する
国民生活センター +1の無言電話、自動音声による個人情報の聞き取り事例 出ない、折り返さない、個人情報を伝えない
消費者庁 大手通信会社を装った架空の未納料金請求を注意喚起 正規の窓口で料金の有無を確認する
国際電話不取扱受付センター 固定電話の国際電話着信休止を無料で受け付ける 0120-210-364などで申請する

重要なのは、国際電話番号そのものを危険と決めつけることではなく、電話を通じて金銭や個人情報を要求する相手を信用しないことだ。

【着信時の対処法】+1の電話に出てしまった場合はどうする?

見知らぬ+1番号に出てしまったからといって、直ちに詐欺被害が成立するわけではない。着信に応答しただけで個人情報や銀行口座の情報が相手に伝わるわけでもない。

大切なのは、相手の話を聞き続けず、不用意な操作や情報提供をしないことだ。

電話に出ただけなら、すぐに切ればよい

相手が無言だったり、自動音声が流れたりした場合は、そのまま通話を終了する。

「電話が停止される」「料金が未納になっている」などと告げられても、相手の指示に従ってはいけない。特に、次の行動は避けたい。

  • 音声案内に従って番号を押す
  • 氏名や生年月日を伝える
  • 住所や勤務先を教える
  • 銀行口座やクレジットカードの情報を伝える
  • SMSで届いた認証コードを教える
  • 相手が指定するアプリをインストールする

国民生活センターが2026年3月19日に公表した「海外からの不審な電話にご注意」では、60歳代の人が+1から始まる無言電話を繰り返し受けた事例や、80歳代の人が自動音声の指示で「1」を押し、氏名と生年月日を聞かれた事例が紹介されている。

同センターは、心当たりのない国際電話には出ず、折り返さないこと、出てしまった場合も個人情報を伝えずにすぐ切ることを呼びかけている。

「怪しい電話には出ない、折り返さないようにしましょう。」

出典:国民生活センター「海外からの不審な電話にご注意」(2026年3月19日公表)

「1」を押してしまった場合は?

自動音声に従って番号を押してしまった場合も、すぐに通話を終了する。番号を押したことだけで、直ちに金銭が引き落とされたり、契約が成立したりするわけではない。

ただし、相手につながった場合は、その後の会話で個人情報を聞き出される可能性がある。名前や生年月日を伝えてしまった場合は、同じ情報を使った追加の電話やSMSに注意したい。

特に、相手が警察官や金融機関を名乗っても、口座番号、暗証番号、認証コード、インターネットバンキングの情報を伝えてはいけない。

個人情報や銀行情報を伝えてしまった場合

伝えた情報の種類によって対応が異なる。

  • 氏名・生年月日:不審な電話やSMSに警戒し、追加の情報を渡さない。
  • 住所・勤務先:不審な訪問や別の名目の連絡に注意する。
  • クレジットカード情報:カード会社へ連絡し、利用停止や再発行を相談する。
  • 銀行口座・暗証番号:金融機関へ直ちに連絡し、口座の利用制限などを相談する。
  • 認証コード・パスワード:関連サービスのパスワードを変更し、不正ログインの有無を確認する。
  • 送金してしまった:金融機関と警察へ速やかに連絡する。

詐欺かどうか判断できない場合は、警察相談専用電話「#9110」、消費者ホットライン「188」に相談できる。

【折り返し料金の注意点】+1の電話にかけ直すと通話料は発生する?

+1からの着信で気になるのが、電話に出た場合と折り返した場合の通話料金だ。この2つは区別して考える必要がある。

日本国内で着信に出ただけなら、通常は受信側に料金がかからない

日本国内で日本の携帯電話を利用して海外からの電話を受けた場合、一般的には着信側に通話料は発生しない。

ソフトバンクの公式FAQでも、日本国内で海外からの電話を受けた場合、着信側に通話料はかからないと案内されている。

ただし、海外滞在中に日本の携帯電話で着信を受ける場合は事情が異なる。国際ローミング中は、滞在国や契約内容に応じた着信料金が発生する場合がある。ドコモなどの通信会社も、海外での着信には着信料がかかることを案内している。

折り返すと国際通話料金が発生する可能性がある

+1の番号に日本から電話をかけ直した場合、国際電話として扱われ、契約している通信会社の国際通話料金が発生する可能性がある。

料金は発信先の国・地域、電話番号の種類、通信会社の料金プランなどによって異なる。+1は複数の国・地域で共有されているため、すべての番号が同じ料金になるわけではない。

また、折り返し先によっては通常の通話料金とは異なる料金体系が適用される可能性もある。具体的な金額は、契約中の通信会社で確認する必要がある。

最も安全なのは、知らない+1番号には折り返さないことだ。相手が本当に家族や取引先であれば、メールやメッセージなど別の連絡手段で本人確認を行う方法もある。

ワン切り・無言電話にも折り返さない

着信履歴に見覚えのない国際電話番号が残っていても、折り返す必要はない。

短時間で切れるワン切りや、電話に出ても無言のまま切れる着信は、相手に折り返させるきっかけになる可能性がある。

国民生活センターが2025年8月6日に公表した注意喚起では、+1などの国際電話番号から無言電話がかかってきた事例や、代金収納会社を名乗って30万円の未納料金を請求された事例が紹介されている。

同センターは、知らない海外からの電話を無視し、迷惑な国際電話をブロックするよう呼びかけている。

折り返し料金を心配する以前に、相手の正体が確認できない番号には発信しない。この判断が余計な出費と詐欺被害を防ぐ。

【着信拒否の設定方法】国際電話不取扱受付センターとスマートフォンの対策

+1から始まる電話が何度もかかってくる場合は、毎回無視するだけでなく、着信を制限する仕組みを利用したい。

固定電話と携帯電話では、利用できる対策が異なる。

固定電話なら国際電話不取扱受付センターが利用できる

固定電話を利用していて、海外との通話が必要ない場合は、国際電話不取扱受付センターで国際電話の着信休止を申し込める。

警察庁のSOS47でも推奨されている対策で、国際電話の着信を止めることで、国際番号を利用した詐欺電話を直接受けるリスクを減らせる。

国際電話不取扱受付センター

電話番号:0120-210-364

着信休止の申請:無料

オペレーター案内:平日9時~17時

自動音声案内:平日・土日祝日24時間

申し込み方法は、Web、電話、郵送の3種類。電話で申し込む場合は、音声案内に従って対象の電話番号や氏名などを入力する。

この受付センターは固定電話向けの制度であり、070・080・090から始まる携帯電話や050から始まるIP電話は対象外となっている。

また、センターで受け付ける着信休止は固定電話各社の回線が対象だが、国際電話の発信休止については対象事業者・サービスに制限がある。発信も止めたい場合は、契約している通信会社に確認したい。

iPhoneで知らない電話番号を制限する方法

iPhoneでは、保存されていない番号からの着信をスクリーニングしたり、消音にして留守番電話へ送ったりできる。

iOSのバージョンによって表示が異なるが、対応するバージョンでは次の手順で設定する。

  1. 「設定」アプリを開く。
  2. 「アプリ」を選択する。
  3. 「電話」を開く。
  4. 「不明な発信者をスクリーニング」などの項目を確認する。
  5. 必要に応じて「通話の理由を尋ねる」または「消音」を選択する。

不明な番号を消音にすると、連絡先に登録されていない相手からの着信音が鳴らず、留守番電話に送られる。

ただし、病院、学校、宅配業者など、連絡先に登録していない相手からの重要な電話も受け取りにくくなる可能性がある。必要な連絡先は事前に登録しておきたい。

Androidで迷惑電話をブロックする方法

Androidでは、電話アプリの通話履歴から特定の番号をブロックできる。

  1. 電話アプリを開く。
  2. 通話履歴から拒否したい番号を選択する。
  3. 「ブロック」または「迷惑電話として報告」を選択する。
  4. 画面の案内に従って設定を完了する。

Googleの電話アプリでは、迷惑電話の識別や報告機能も利用できる。ただし、Androidはメーカーや機種によって設定画面が異なるため、実際の表示に合わせて操作する必要がある。

なお、「不明な発信者」のブロックは、非通知や番号を特定できない着信を対象とする場合があり、連絡先に登録していない番号すべてを拒否する機能とは限らない。

携帯電話会社の迷惑電話対策サービスも活用する

端末の設定だけで十分に対応できない場合は、通信会社が提供する迷惑電話対策サービスを検討したい。

  • NTTドコモ:迷惑電話の識別・警告などのセキュリティ対策サービス
  • au:迷惑電話撃退サービスなどの対策
  • ソフトバンク:迷惑電話や不審な着信を対象とするセキュリティサービス
  • 楽天モバイル:迷惑電話・SMS対策サービス

国民生活センターも、携帯電話端末やOSの設定に加えて、携帯電話会社のサービスを利用する方法を案内している。

また、警察庁は「みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ」の取り組みを進めており、国際電話の着信規制が可能な警察庁推奨アプリや防犯アプリの活用も呼びかけている。

サービスによっては有料の場合があるため、申し込み前に対象番号や料金を確認しておきたい。

【プロの結論】知らない海外電話を見分ける判断基準と2026年の詐欺対策

+1から始まる電話番号を見たとき、最も避けたいのは、番号の表示だけで安全性を判断してしまうことだ。

アメリカやカナダに知人がいる人でも、着信の相手が本当に本人とは限らない。逆に、海外との接点がないからといって、すべての国際電話が詐欺というわけでもない。

重要なのは、相手の正当性を別の方法で確認できるかどうかだ。

安全な電話と危険な電話を見分けるポイント
  • 心当たりのある相手:家族や取引先など、連絡を待っていた相手なら別の連絡手段でも本人確認する。
  • 無言電話:相手の身元が分からないため、すぐに通話を終了する。
  • 自動音声:番号入力や折り返しを求められても従わない。
  • 未納料金の請求:契約会社の公式窓口で確認する。
  • 警察官・公的機関を名乗る電話:一度切り、自分で調べた代表番号や警察署の窓口から確認する。
  • 金銭や個人情報の要求:その場では絶対に応じない。
特に注意したい3つの誤解

誤解1:+1ならアメリカからの安全な電話である。

+1は北米電話番号計画の国番号であり、アメリカだけを意味するものではない。また、発信者番号の偽装も確認されているため、番号表示だけで安全性は判断できない。

誤解2:電話に出ただけで高額な国際通話料金が発生する。

日本国内で一般的な携帯電話の着信に応答しただけなら、通常、受信側に通話料金は発生しない。ただし、海外ローミング中は着信料がかかる場合がある。料金面で特に注意したいのは、不審な番号への折り返しだ。

誤解3:一度ブロックすれば同じ詐欺グループからの電話は来なくなる。

相手が別の電話番号を使用すれば、個別番号のブロックだけでは防ぎきれない。端末の迷惑電話対策、通信会社のサービス、固定電話の国際電話着信休止などを組み合わせることが有効だ。

家族で共有しておきたい基本ルール

国際電話を使った詐欺は、年齢を問わず被害に遭う可能性がある。警察庁の統計でも、ニセ警察詐欺は高齢者だけでなく幅広い年代に被害が及んでいる。

家族間では、次のルールを共有しておきたい。

  • 知らない国際電話には出ない。
  • 着信履歴から安易に折り返さない。
  • 自動音声の指示で番号を押さない。
  • 警察や銀行を名乗る相手にも暗証番号を伝えない。
  • お金の話が出たら一度電話を切る。
  • 不安な場合は家族や公的な相談窓口に連絡する。

特に固定電話を利用していて、海外への通話が不要な家庭では、国際電話不取扱受付センターへの申し込みを優先したい。電話を受けてから詐欺かどうか判断するのではなく、危険な着信そのものを減らすことが防犯の基本となる。

【プラス1から始まる電話番号】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:プラス1から始まる電話番号はどこの国ですか?
A1:アメリカやカナダを中心とする北米電話番号計画の国番号です。バハマやジャマイカなど、カリブ海地域の国・地域も+1を使用しています。

Q2:+1から始まる電話はすべて詐欺ですか?
A2:すべてが詐欺ではありません。海外の家族や企業からの正当な電話もあります。ただし、警察庁によると2025年中に特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号だったため、心当たりのない着信には注意が必要です。

Q3:+1の電話に出てしまった場合、料金は発生しますか?
A3:日本国内で一般的な携帯電話の着信を受けただけなら、通常は受信側に通話料はかかりません。ただし、海外ローミング中は着信料金が発生する場合があります。知らない番号への折り返しは避けてください。

Q4:+1の電話で「1」を押してしまった場合はどうすればよいですか?
A4:すぐに通話を終了してください。氏名や生年月日などを伝えてしまった場合は、追加の電話やSMSに注意しましょう。銀行情報や認証コードを伝えた場合は、金融機関や該当サービスにも速やかに連絡してください。

Q5:+1から始まる電話を拒否するにはどうすればよいですか?
A5:固定電話なら国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)で無料の着信休止を申し込めます。携帯電話はiPhone・Androidの着信設定、通信会社の迷惑電話対策サービス、警察庁推奨アプリなどを活用してください。

Q6:国際電話不取扱受付センターは携帯電話でも利用できますか?
A6:同センターの利用休止申請は固定電話が対象です。070・080・090の携帯電話や050のIP電話は対象外となるため、携帯電話会社のサービスや端末側の設定を利用してください。

プラス1から始まる電話番号は、アメリカやカナダなどが共有する北米電話番号計画の国番号だ。ただし、番号表示だけで発信者の身元や電話の安全性を判断することはできない。

警察庁が公表した2025年の統計では、特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号だった。加えて、国民生活センターには、+1からの無言電話や、自動音声で個人情報を聞き出す不審な電話について相談が寄せられている。

2026年に実践したい対策は、次の3つに集約できる。

  • 知らない+1番号には出ない・折り返さない。
  • 電話に出ても個人情報や認証コードを伝えず、すぐに切る。
  • 固定電話は国際電話の着信休止、携帯電話は端末・通信会社の迷惑電話対策を利用する。

固定電話の国際電話着信を止めたい場合は、国際電話不取扱受付センターの0120-210-364が利用できる。不安を感じたり、個人情報や金銭を渡してしまったりした場合は、警察相談専用電話#9110や消費者ホットライン188に相談したい。

知らない海外電話への対応で大切なのは、相手の話に急かされないことだ。番号の見た目や有名企業・警察の名前に惑わされず、一度電話を切って正規の窓口で確認する。この習慣が、国際電話を利用した特殊詐欺から自分と家族を守る確実な第一歩になる。

編集上の重要な補足: 75.5%は2025年中の特殊詐欺に利用された電話番号についての割合であり、+1着信全体の詐欺率ではありません。また、2026年の警察庁統計は集計・分類方法にも変更があるため、年度の異なる数値を単純比較しない構成にしています。

同じカテゴリの記事

桐原 星奈
トレンドリサーチャー 桐原 星奈
プロフィールを見る →

芸能・エンタメ取材歴10年。所属事務所の公式リリース、番組公式サイト、配信サービスの告知を一次情報として照合し、確認できない情報は記事にしません。

おすすめの関連記事