ホーム スポーツ 【2026年公式戦の最終成績】76勝を挙げた巨人はなぜ2位だったのか

【2026年公式戦の最終成績】76勝を挙げた巨人はなぜ2位だったのか

長谷川 陸 長谷川 陸 • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
目次

日本野球機構(NPB)が公表した2026年度公式戦の最終記録によると、巨人は143試合を消化し、76勝64敗3分でフィニッシュした。首位の阪神とは2.5ゲーム差。勝率は.543で、3位DeNAには5.0ゲーム差をつけている。

勝率.543は、引き分けを除いた140試合を分母として計算した数値だ。76勝を140試合で割ると約.5429となり、小数第3位を四捨五入して.543になる。

注目したいのは、巨人がシーズンを通じて安定した投手成績を残しながら、首位阪神との直接対決で苦戦した点だ。NPB公式の対戦成績では、阪神戦は8勝16敗1分。優勝争いを左右するカードで負け越したことが、最終順位にも影響した。

【セ・リーグ順位表】巨人の2位はどれほどの成績だった?

野球巨人の結果

2026年のセ・リーグ最終順位を整理すると、阪神が79勝で優勝し、巨人が2位、DeNAが3位となった。巨人は勝ち越しを12とし、リーグ上位の成績を残している。

順位 球団 勝 敗 分 勝率 1位 阪神 79 62 2 .560 2位 巨人 76 64 3 .543 3位 DeNA 71 69 3 .507 4位 広島 61 78 4 .439 5位 ヤクルト 61 80 2 .433 6位 中日 60 81 2 .426

出典:日本野球機構(NPB)2026年度セ・リーグ公式戦最終順位表。

巨人とDeNAの関係も興味深い。レギュラーシーズンの直接対決は巨人が13勝12敗とわずかに勝ち越していた。ところが、CSではDeNAが2連勝している。年間の対戦成績が優位でも、短期決戦で同じ結果になるとは限らないことを示す数字だ。

【2026年シーズン成績を分析】巨人の強みは投手力と機動力

勝敗だけでは、2026年の巨人がどのようなチームだったのかは十分に分からない。NPBのチーム打撃成績とチーム投手成績を確認すると、投手陣の安定感と走塁面の積極性が際立っている。

投手陣はリーグトップクラスの安定感

巨人のチーム防御率は2.80。阪神の2.79に次ぐリーグ2位の数字だった。143試合での総失点は444、自責点は399。大崩れする試合を抑え、シーズンを通して競争力を維持した。

救援陣では、マルティネスが42セーブを記録し、セ・リーグ最多セーブのタイトルを獲得。田中瑛斗も45ホールドポイントでリーグ最多となった。

終盤を任せられる投手と、そこにつなぐ中継ぎ投手の両方が数字を残したことは、76勝という結果を支えた大きな要素だ。

打撃面では得点力の改善が課題

一方、チーム打率は.234。セ・リーグでは4番目に位置する。総得点は486、103本塁打で、打線全体の数字は突出していない。

対照的に、盗塁は99個を記録。セ・リーグ最多の数字であり、長打だけに頼らず、走塁で得点機会をつくる特徴が表れている。

投手陣が2.80という優秀な防御率を残した一方で、攻撃面には改善の余地があった。CSで2試合続けて1得点に終わった結果も踏まえると、短期決戦で得点を生み出す打線の力が、今後の重要な評価ポイントになる。

【CSファーストステージ結果】DeNAに10月10日・11日と連敗

レギュラーシーズン2位の巨人は、2026年10月10日から東京ドームでDeNAとのCSファーストステージに臨んだ。

ファーストステージは3試合制で、先に2勝した球団がファイナルステージへ進出する。巨人は本拠地での2試合を落とし、ファイナルステージ進出を逃した。

第1戦:10月10日 巨人1-2 DeNA

巨人 0勝1敗

第1戦は、両チームが初回に1点ずつを取り合った後、終盤まで追加点が入らない展開となった。

巨人の先発は井上温大、DeNAの先発は東克樹。DeNAの牧秀悟が初回にソロ本塁打を放つと、巨人も初回に泉口友汰の内野ゴロの間に同点に追いついた。

試合を決めたのは9回表。度会隆輝がソロ本塁打を放ち、DeNAが勝ち越した。巨人は6安打を記録したものの、得点は初回の1点だけ。最終的に1対2で敗れた。

責任投手は、DeNAの浜地真澄が勝利投手、巨人のマルティネスが敗戦投手。セーブはS・レイノルズについた。

出典:NPB公式10月10日試合速報、スポーツナビ試合戦評。

第2戦:10月11日 巨人1-4 DeNA

巨人 0勝2敗・敗退

後がなくなった巨人は10月11日、東京ドームで第2戦を戦った。しかし、DeNAが初回から主導権を握った。

先発は巨人が竹丸和幸、DeNAが石田裕太郎。1回表、DeNAの度会がソロ本塁打を放ち、続く攻撃で牧の二塁打、佐野恵太の適時打が生まれた。この回に2点を先制した。

巨人は4回裏、ダルベックのソロ本塁打で1点を返したものの、その後は追加点を奪えなかった。

試合が動いたのは7回と8回。7回には戸柱恭孝の適時打でDeNAが1点を追加し、8回には牧がソロ本塁打を放った。DeNAは9安打4得点、巨人は5安打1得点で試合終了。スコアは1対4だった。

責任投手は、勝利投手が石田裕太郎、敗戦投手が竹丸和幸。レイノルズがセーブを記録した。巨人のダルベックはこの試合でソロ本塁打を放ったが、反撃は1点にとどまった。

NPB公式記録によると、試合時間は3時間1分、入場者数は42,248人。巨人はこの敗戦によってCSファーストステージ敗退が決まった。

CS2試合の結果と責任投手一覧
日付 スコア 巨人の先発 勝利投手 敗戦投手
10月10日 巨人1-2 DeNA 井上温大 浜地真澄 マルティネス
10月11日 巨人1-4 DeNA 竹丸和幸 石田裕太郎 竹丸和幸

2試合の合計スコアは巨人2得点、DeNA6得点。巨人は連日1点しか取れず、投手陣の踏ん張りだけでは勝利につなげられなかった。

【巨人の今日の試合結果・最新情報】2026年11月5日時点では?

2026年11月5日時点で、巨人の2026年レギュラーシーズンは全日程終了している。また、CSファーストステージで10月11日に敗退したため、2026年の一軍公式戦における直近の試合結果は同日のDeNA戦となる。

直近の公式戦結果は、2026年10月11日の巨人1-4 DeNA。 これが巨人の2026年CS最終戦であり、同時に同シーズンの一軍公式戦の最後の試合となった。

試合結果を確認するときの情報源の使い分け

巨人の試合速報や日程・結果を調べる場合は、情報源によって確認できる内容が異なる。

- NPB公式サイト: 最終スコア、イニング別得点、勝敗投手、セーブ、チーム成績などの公式記録を確認するのに適している。
- スポーツナビ: 日程・結果、試合速報、戦評、対戦カードをまとめて確認するのに便利。
- 球団公式サイト: 巨人や対戦相手の試合情報、選手の出場情報などを確認する際に役立つ。

特に、シーズン成績とCS成績を混同しないことが大切だ。NPBの公式戦順位表に記載される76勝64敗3分はレギュラーシーズンの数字であり、CSの2敗を加えた数字ではない。

【巨人の試合結果】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:巨人の2026年シーズン最終成績は何勝何敗ですか?

A1:143試合で76勝64敗3分、勝率.543です。セ・リーグ2位で、首位阪神とは2.5ゲーム差でした。

Q2:巨人は2026年のクライマックスシリーズでDeNAに何対何で負けましたか?

A2:10月10日は1対2、10月11日は1対4で敗れました。2試合連続の敗戦で、ファーストステージ敗退となっています。

Q3:巨人の2026年10月11日の試合結果と敗戦投手は誰ですか?

A3:東京ドームで行われたDeNAとの第2戦は1対4で敗戦。先発の竹丸和幸が敗戦投手となり、DeNAの石田裕太郎が勝利投手、レイノルズがセーブを記録しました。

Q4:巨人の2026年のセ・リーグ順位は何位でしたか?

A4:2位です。阪神が79勝62敗2分で優勝し、巨人は76勝64敗3分で続きました。

Q5:76勝64敗3分なのに、なぜ勝率が.543なのですか?

A5:勝率は引き分けを除いて計算するためです。76勝を76勝と64敗の合計140試合で割ると約.5429となり、表示上は.543になります。

2026年の読売ジャイアンツは、76勝64敗3分、勝率.543でセ・リーグ2位という成績を残した。チーム防御率2.80、マルティネスの42セーブ、田中瑛斗の45ホールドポイントなど、投手陣には高く評価できる数字が並んでいる。

一方で、打率.234という打撃成績や、CSで2試合連続1得点に終わった結果からは、重要な場面で得点を積み重ねる力に課題が残った。

特に注目すべきなのは、レギュラーシーズンでDeNAに13勝12敗と勝ち越しながら、CSでは2連敗した点だ。年間143試合で積み上げる総合力と、短期決戦で必要になる一戦ごとの対応力は別の評価軸である。

巨人の2026年を評価する際には、次の3点を押さえておきたい。

- レギュラーシーズンは76勝64敗3分でセ・リーグ2位。
- 投手力と走塁力は強みだったが、打線の得点力には改善の余地があった。
- CSはDeNAに1対2、1対4で敗れ、ファーストステージで敗退した。

2026年の巨人は、リーグ優勝を争えるだけの投手力を示しながら、最後の短期決戦では打線の課題を残したシーズンだった。次のシーズンに向けては、安定した投手力を維持しながら、接戦で複数得点を奪える攻撃力をどこまで高められるかが、順位をさらに押し上げる鍵になる。

主な記録出典:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦成績、セ・リーグチーム勝敗表・チーム打撃成績・チーム投手成績、2026年10月10日・11日CS公式試合速報。

同じカテゴリの記事

長谷川 陸

放送中アニメと原作漫画を担当。制作委員会の公式発表、出版社の単行本情報、声優事務所プロフィールを一次情報として扱い、話数や期の情報は公式サイトで確認します。

おすすめの関連記事